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環境技術
農業における高濃度CO2の利用と事例《トリジェネレーション技術としても注目》
温室ハウス内でのCO2濃度を高めた農作物栽培のニュースを最近耳にします。 地球温暖化対策の必要性が高まる中で、この動きをどう捉えたらよいでしょうか。 1.CO2濃度を高めた農作物栽培 生物の教科書には光合成 …
水素キャリア用の有機ハイドライド|メチルシクロヘキサン以外はどうなのか?
資源エネルギー庁は水素を次世代燃料と位置づけ、大規模水素サプライチェーン構築の構想を2022年1月に発表しています1)。 以前のコラム「水素を効率的に輸送する方法は?《水素キャリアの比較》」においても、水素 …
医薬・バイオ・食品
生分解性プラスチックの生分解速度《鍵を握る加水分解》
本稿では生分解性プラスチックの基本的事項と今後の動向について解説します。 1.生分解性プラスチックの生分解速度 「生分解性プラスチック」と聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。 使 …
潤滑油のマテリアルリサイクル《欧州/米国/日本の状況》
各種製品のリサイクルの中でもプラスチックのリサイクルは広く浸透しています。 プラスチックのリサイクルは以下の三種類に区分されます。 a)マテリアルリサイクル(材料として再利用) b)ケミカルリサイクル(分解 …
微細藻類とは?特徴、研究の歴史と技術課題など要点解説!
原油価格高騰や地球温暖化により、微細藻類(読み方:びさいそうるい、英語:Microalgae or microphytes)に関する研究が再燃しています。 「微細藻類」とは、「植物プランクトン」とも呼ばれ、 …
3分でわかる技術のキホン
3分でわかる e-gasとは?メタネーションの基礎から解説
1.e-gasとは? 「e-gas」とは、二酸化炭素CO2と再エネ由来の水素H2から製造される合成メタンで、「e-fuel」と同様にCO2を資源化して利用するCCUSの手段の一つです(図1)。(※「e-fu …
バイオマスからのブタジエン生産:直接合成の飛躍的進展
現在多くの化学品は石油等の化石原料から生産されていますが、化石原料に依存せずにバイオマス等の再生可能原料から化学品を生産する技術の確立がますます重要になりつつあります。 本稿では化学品の代表例として、合成ゴ …
3分でわかる イオン交換膜の原理(仕組み)・種類・用途
膜分離技術は、精製したい溶液を分離膜に通して、圧力差などを駆動力として膜ろ過を行う分離方法です。 以前に掲載したコラム「分離膜(濾過膜)の種類と用途」の回では、圧力差を駆動力とする分離膜と分離技術についてご …
3分でわかる 合成燃料e-fuelとは?合成方法や課題を解説
1.e-fuelとは 「e-fuel(イーフューエル)」とは、二酸化炭素CO2と再エネ由来の水素H2から製造される合成燃料のことです。CO2を資源化して利用する「CCUS」の手段の一つです(図1)。 e-f …
企業の環境活動におけるPDCAサイクルですべきこと
国際標準規格ISO14001でも定義され、企業や組織において行われている環境マネジメントシステム(EMS、Environment Management System)の活動においては、継続的な改善活動が求め …
3分でわかる 燃料アンモニアの基礎知識
2020年10月の臨時国会で「2050年カーボンニュートラル」が宣言され、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし、脱炭素社会の実現を目指すことが表明されました。 「カーボンニュートラル」とは …
リグニンから高純度モノマーの生産は不可能か?微生物の力を活用した検討例
環境意識の高まりの中で、化学品の原料として、石油等の化石原料に代えてバイオマスを利用する動きが進行中です。中でも木質バイオマスは膨大な資源量を有するため、原料源として有力視されています。 図1は代表例として …
3分でわかる 水素の貯蔵方法と貯蔵材料
水素は、脱炭素社会でのエネルギーキャリアとして期待されていますが、その貯蔵にはまだ課題があります。 水素を効率良く、安全に貯蔵する手段として期待されている水素貯蔵材料の概要を解説します。 1.水素の性質 水 …
化学分野でのマイクロ波利用が実用化?ケミカルリサイクルへの利用が突破口か
化学分野でのマイクロ波利用に関して、その実用化の可能性が出てきました。 これまでの検討の経緯を振り返ると共に、今後の可能性を考察します。 1.化学分野でのマイクロ波利用の検討 マイクロ波は可視光や赤外線と同 …
《解体性接着に新潮流?》解体時の素材ダメージを回避する注目の技術とは
1.複合材のリサイクルと解体性接着技術 今あらゆる分野でリサイクルが求められています。 リサイクルは、対象によって技術的な難易度に差があります。 特に難しいのが複合材のリサイクルです。素材Aと素材Bとの接合 …
3分でわかる技術の超キホン 水処理は一体何をしている?
「水処理」という言葉は、まず水道水のことを思い出す方が多いかもしれません。 実は水道水以外にも、工業用水など様々な水処理が存在します。 水を使用目的にあわせた水質にするための、または、周辺環境に影響を与えな …
金属
《開発競争激化》リチウムイオン電池の金属リサイクル
電気自動車へのシフトが進行する中で、今後の二次電池の主役とされるリチウムイオン電池(Lithium Ion Battery = LIB)市場が図1に示すように急拡大しています1)。この傾向は今後も続くと予想 …
3分でわかる 分離膜(濾過膜)の種類・方式と用途 [MF膜/UF膜/RO膜/NF膜]
膜分離技術は、精製する溶液を、圧力差などを駆動力として、分離膜を通して膜ろ過を行う分離方法です。 圧力差を駆動力とする分離膜は、孔の大きさによって以下の4種類があります。 1.精密ろ過膜(Micro Fil …
バイオリファイナリー立ち上げに向けた課題とは?
1.バイオリファイナリーとは? 「バイオリファイナリー」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか? リファイナリー(製油所)が原油から各種燃料や原料を生産する石油会社の工場を指すのに対して、バイオリフ …
廃プラスチックリサイクルの課題《SDGsと3Rから考える》
1.廃プラスチックリサイクルの課題 国連気候変動サミットや世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)といった諸外国の代表者が集まる場で、気候変動・環境汚染対策に関する議論が盛んに行われています。 地球規模の気 …
水素を効率的に輸送する方法は?《水素キャリアの比較》
水素は、使用時に二酸化炭素CO2を排出しないため、クリーンな次世代エネルギーと期待されていますが、課題も抱えています。 まず、水素製造時にCO2を排出したのでは意味がありません。則ちCO2フリーの水素を製造 …
Roll To Roll 実務者セミナー in秋葉原[塗工可能な膜厚と速度のザックリ見積スキル編]
開催日時 2025/6/19(木) 13:00~17:00
LTspiceで学ぶ電子部品の基本特性とSPICEの使いこなし(セミナー)
開催日時 2025/4/2(水)10:00~17:00
《初心者向け》やさしい図面の書き方 最新JIS製図と図解力完成(セミナー)
開催日時 2025/4/21(月)10:00~17:00
エンジニアが押さえておくべき無線通信技術の基礎《イメージでつかむ3時間速習マスター》(セミナー)
開催日時 2025/4/7(月)13:30~16:30
治験に関わるベンダーの要件調査と監査《GCPシステム監査の応用、適合性調査と監査事例》(セミナー)
開催日時 【会場受講,LIVE配信】2025/5/13(火) 13:00-16:30 【アーカイブ配信】5/15-5/28
はじめての化学物質法規制・基礎講座(セミナー)
開催日時 【LIVE配信】2025/5/29(木)13:00-16:30,【アーカイブ配信】6/2~6/16
導入・活用事例
テキスト/教材の制作・販売