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技術のキホン
3分でわかる技術の超キホン 微細藻類とは?特長や研究課題など要点解説
原油価格高騰や地球温暖化により、微細藻類(Microalgae or microphytes)に関する研究が再燃しています。 「微細藻類」とは、「植物プランクトン」とも呼ばれ、大きさが1mmから1μm程度の …
3分でわかる技術の超キホン e-gasとは?メタネーションの基礎からやさしく解説
1.e-gasとは? 「e-gas」とは、二酸化炭素CO2と再エネ由来の水素H2から製造される合成メタンで、「e-fuel」と同様にCO2を資源化して利用するCCUSの手段の一つです(図1)。(※「e-fu …
環境技術
バイオマスからのブタジエン生産:直接合成の飛躍的進展
現在多くの化学品は石油等の化石原料から生産されていますが、化石原料に依存せずにバイオマス等の再生可能原料から化学品を生産する技術の確立がますます重要になりつつあります。 本稿では化学品の代表例として、合成ゴ …
3分でわかる技術の超キホン イオン交換膜の基礎知識|原理 (仕組み)・種類・用途など
膜分離技術は、精製したい溶液を分離膜に通して、圧力差などを駆動力として膜ろ過を行う分離方法です。 以前に掲載したコラム「分離膜(濾過膜)の種類と用途」の回では、圧力差を駆動力とする分離膜と分離技術についてご …
3分でわかる技術の超キホン 合成燃料e-fuelとは?合成方法や課題など要点解説
1.e-fuelとは 「e-fuel(イーフューエル)」とは、二酸化炭素CO2と再エネ由来の水素H2から製造される合成燃料のことです。CO2を資源化して利用する「CCUS」の手段の一つです(図1)。 e-f …
企業の環境活動におけるPDCAサイクルですべきこと
国際標準規格ISO14001でも定義され、企業や組織において行われている環境マネジメントシステム(EMS、Environment Management System)の活動においては、継続的な改善活動が求め …
3分でわかる技術の超キホン 燃料アンモニアの基礎知識
2020年10月の臨時国会で「2050年カーボンニュートラル」が宣言され、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし、脱炭素社会の実現を目指すことが表明されました。 「カーボンニュートラル」とは …
リグニンから高純度モノマーの生産は不可能か?微生物の力を活用した検討例
環境意識の高まりの中で、化学品の原料として、石油等の化石原料に代えてバイオマスを利用する動きが進行中です。中でも木質バイオマスは膨大な資源量を有するため、原料源として有力視されています。 図1は代表例として …
3分でわかる技術の超キホン 水素の貯蔵方法と貯蔵材料
水素は、脱炭素社会でのエネルギーキャリアとして期待されていますが、その貯蔵にはまだ課題があります。 水素を効率良く、安全に貯蔵する手段として期待されている水素貯蔵材料の概要を解説します。 1.水素の性質 水 …
化学分野でのマイクロ波利用が実用化?ケミカルリサイクルへの利用が突破口か
化学分野でのマイクロ波利用に関して、その実用化の可能性が出てきました。 これまでの検討の経緯を振り返ると共に、今後の可能性を考察します。 1.化学分野でのマイクロ波利用の検討 マイクロ波は可視光や赤外線と同 …
《解体性接着に新潮流?》解体時の素材ダメージを回避する注目の技術とは
1.複合材のリサイクルと解体性接着技術 今あらゆる分野でリサイクルが求められています。 リサイクルは、対象によって技術的な難易度に差があります。 特に難しいのが複合材のリサイクルです。素材Aと素材Bとの接合 …
3分でわかる技術の超キホン 水処理は一体何をしている?
「水処理」という言葉は、まず水道水のことを思い出す方が多いかもしれません。 実は水道水以外にも、工業用水など様々な水処理が存在します。 水を使用目的にあわせた水質にするための、または、周辺環境に影響を与えな …
金属
《開発競争激化》リチウムイオン電池の金属リサイクル
電気自動車へのシフトが進行する中で、今後の二次電池の主役とされるリチウムイオン電池(Lithium Ion Battery = LIB)市場が図1に示すように急拡大しています1)。この傾向は今後も続くと予想 …
3分でわかる技術の超キホン 分離膜 (濾過膜) の種類と用途
膜分離技術は、精製する溶液を、圧力差などを駆動力として、分離膜を通して膜ろ過を行う分離方法です。 圧力差を駆動力とする分離膜は、孔の大きさによって以下の4種類があります。 1.精密ろ過膜(Micro Fil …
バイオリファイナリー立ち上げに向けた課題とは?
1.バイオリファイナリーとは? 「バイオリファイナリー」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか? リファイナリー(製油所)が原油から各種燃料や原料を生産する石油会社の工場を指すのに対して、バイオリフ …
廃プラスチックリサイクルの課題《SDGsと3Rから考える》
1.廃プラスチックリサイクルの課題 国連気候変動サミットや世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)といった諸外国の代表者が集まる場で、気候変動・環境汚染対策に関する議論が盛んに行われています。 地球規模の気 …
水素を効率的に輸送する方法は?《水素キャリアの比較》
水素は、使用時に二酸化炭素CO2を排出しないため、クリーンな次世代エネルギーと期待されていますが、課題も抱えています。 まず、水素製造時にCO2を排出したのでは意味がありません。則ちCO2フリーの水素を製造 …
次世代のコンクリートリサイクルとは?|CO2排出量の大幅削減に繋がる注目技術
セメント産業は二酸化炭素(CO2)排出が多い産業とされています。 同産業からのCO2排出は2019年度で日本の総排出量の約4%を占めています1)。 世界的にみても5-6%の水準です2)。 セメントはコンクリ …
自動車・輸送機器
環境配慮設計の切り口・着眼点を整理!
環境配慮設計(DfE、Design for Environment)という言葉は、企業による環境マネージメント活動が盛んになり始めたころからよく使われるようになりましたが、昨今のSDGs(エスディージーズ、 …
廃プラスチックの処理状況と3つのリサイクル方法
1.世界のプラスチック生産量及び廃棄量 まず、世界のプラスチック生産量及び廃棄量を簡単に見てみましょう。 2019年11月の環境省 環境再生・資源循環局の報告によると、プラスチック生産量と廃棄量は増大してい …
プラスチックのマイナス面について課題と対応を速習解説|バイオプラスチック生産の実情とは
プラスチックが現在の私たちの生活に必要不可欠な便利な素材であることは言うまでもありません。 しかし、プラスチックの持つマイナス面が地球を、そして私たちの環境を蝕んでいるのも事実です。 1.プラスチックのマイ …
不具合未然防止の基本と実務への適用《事例で学ぶ FMEA/FTA/DRBFMの効果的な使い方》(セミナー)
開催日時 2024/12/3(火)9:30~16:30
《事例で学ぶ》リチウムイオン電池の課題解決と関連ビジネスの成功パターン(セミナー)
開催日時 2024/11/28(木)13:00~17:00
コーティング膜および機能性材料の付着・密着性評価と剥離対策(セミナー)
開催日時 2024/11/29(金)13:00-16:30
やさしい図面の書き方 図面情報編(セミナー)
開催日時 【会場受講・LIVE配信受講】2024/11/29(金)10:00-17:00 【アーカイブ受講】12/3~12/16
LTspiceで学ぶ電子部品の基本特性とSPICEの使いこなし(セミナー)
開催日時 2024/12/5(木)10:00~16:00
機械材料の選定の基礎(セミナー)
開催日時 2024/12/5(木) 10:00-16:30
磁気センサの設計手法および効果的活用法(セミナー)
開催日時 未定
導入・活用事例
テキスト/教材の制作・販売