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環境技術
最も水素を利用している産業は?製油所に期待される新たな役割とは
日本国内で販売されている水素の量は、2021年で約2.4億Nm3とされています1)。 しかし、これよりはるかに大量の水素が国内で利用されています。 これはどういうことでしょうか? 1.水素の利用 その実態と …
波長変換による光合成促進の技術動向
光合成促進技術の開発は、CO2濃度低減という環境保護に加え、農業への応用による食糧増産の面でも重要です。本稿では波長変換による光合成促進について解説します。 1.光合成に有効な波長とは? 光合成に活用される …
自動車・輸送機器
e-fuel車の優位性と課題は?FCEV・水素エンジン車などとの比較で考える
今回のコラムでは、e-fuel車(Electrofuels:イーフューエル、再エネ利用の合成燃料)の特徴や課題について、他の環境対応車と比較しながら考えてみたいと思います。 ※「e-fuel」の基礎知識につ …
医薬・バイオ・食品
熱硬化性のバイオプラスチックとその開発事例
プラスチックが「熱可塑性」と「熱硬化性」とに大別されるのはご存じだと思います。 では、バイオプラスチックの分野ではどうなのでしょうか? 1.バイオプラスチックの分類 図1は、2021年に日本政 …
金属
水素吸蔵合金の特徴と課題は?低コスト化の可能性を秘めた新規な水素吸蔵合金とは
水素吸蔵合金は1990年代に研究開発が活発になった材料です。その後、他の水素貯蔵・輸送技術の検討が進みましたが、水素吸蔵合金は現在どんな状況にあるのでしょうか? 1.水素吸蔵合金の研究開発 図 …
ブルーカーボンとは?増産に向けた日本の有望技術を紹介
皆さんは「グリーンカーボン」と「ブルーカーボン」の違いが瞬時にお分かりになりますでしょうか。 紛らわしいことにカーボンだけではなく、水素にもグリーンとブルーの区分があります。 表1はこれらの定義を対比してま …
《ゴムの再生法》架橋点の選択的切断法と可逆的な架橋構造にする方法
本稿ではゴムの再生法について解説します。 燃料として利用するサーマルリサイクルとは異なり、ゴムとして再生利用する技術に関するものです。 1.ゴムにおける架橋反応 ゴムの特徴である弾性は、柔軟な …
農業における高濃度CO2の利用と事例《トリジェネレーション技術としても注目》
温室ハウス内でのCO2濃度を高めた農作物栽培のニュースを最近耳にします。 地球温暖化対策の必要性が高まる中で、この動きをどう捉えたらよいでしょうか。 1.CO2濃度を高めた農作物栽培 生物の教科書には光合成 …
水素キャリア用の有機ハイドライド|メチルシクロヘキサン以外はどうなのか?
資源エネルギー庁は水素を次世代燃料と位置づけ、大規模水素サプライチェーン構築の構想を2022年1月に発表しています1)。 以前のコラム「水素を効率的に輸送する方法は?《水素キャリアの比較》」においても、水素 …
生分解性プラスチックの生分解速度《鍵を握る加水分解》
本稿では生分解性プラスチックの基本的事項と今後の動向について解説します。 1.生分解性プラスチックの生分解速度 「生分解性プラスチック」と聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。 使 …
潤滑油のマテリアルリサイクル《欧州/米国/日本の状況》
各種製品のリサイクルの中でもプラスチックのリサイクルは広く浸透しています。 プラスチックのリサイクルは以下の三種類に区分されます。 a)マテリアルリサイクル(材料として再利用) b)ケミカルリサイクル(分解 …
技術のキホン
3分でわかる技術の超キホン 微細藻類とは?特長や研究課題など要点解説
原油価格高騰や地球温暖化により、微細藻類(Microalgae or microphytes)に関する研究が再燃しています。 「微細藻類」とは、「植物プランクトン」とも呼ばれ、大きさが1mmから1μm程度の …
3分でわかる技術の超キホン e-gasとは?メタネーションの基礎からやさしく解説
1.e-gasとは? 「e-gas」とは、二酸化炭素CO2と再エネ由来の水素H2から製造される合成メタンで、「e-fuel」と同様にCO2を資源化して利用するCCUSの手段の一つです(図1)。(※「e-fu …
バイオマスからのブタジエン生産:直接合成の飛躍的進展
現在多くの化学品は石油等の化石原料から生産されていますが、化石原料に依存せずにバイオマス等の再生可能原料から化学品を生産する技術の確立がますます重要になりつつあります。 本稿では化学品の代表例として、合成ゴ …
3分でわかる技術の超キホン イオン交換膜の基礎知識|原理 (仕組み)・種類・用途など
膜分離技術は、精製したい溶液を分離膜に通して、圧力差などを駆動力として膜ろ過を行う分離方法です。 以前に掲載したコラム「分離膜(濾過膜)の種類と用途」の回では、圧力差を駆動力とする分離膜と分離技術についてご …
3分でわかる技術の超キホン 合成燃料e-fuelとは?合成方法や課題など要点解説
1.e-fuelとは 「e-fuel(イーフューエル)」とは、二酸化炭素CO2と再エネ由来の水素H2から製造される合成燃料のことです。CO2を資源化して利用する「CCUS」の手段の一つです(図1)。 e-f …
企業の環境活動におけるPDCAサイクルですべきこと
国際標準規格ISO14001でも定義され、企業や組織において行われている環境マネジメントシステム(EMS、Environment Management System)の活動においては、継続的な改善活動が求め …
3分でわかる技術の超キホン 燃料アンモニアの基礎知識
2020年10月の臨時国会で「2050年カーボンニュートラル」が宣言され、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし、脱炭素社会の実現を目指すことが表明されました。 「カーボンニュートラル」とは …
リグニンから高純度モノマーの生産は不可能か?微生物の力を活用した検討例
環境意識の高まりの中で、化学品の原料として、石油等の化石原料に代えてバイオマスを利用する動きが進行中です。中でも木質バイオマスは膨大な資源量を有するため、原料源として有力視されています。 図1は代表例として …
3分でわかる技術の超キホン 水素の貯蔵方法と貯蔵材料
水素は、脱炭素社会でのエネルギーキャリアとして期待されていますが、その貯蔵にはまだ課題があります。 水素を効率良く、安全に貯蔵する手段として期待されている水素貯蔵材料の概要を解説します。 1.水素の性質 水 …
化学分野でのマイクロ波利用が実用化?ケミカルリサイクルへの利用が突破口か
化学分野でのマイクロ波利用に関して、その実用化の可能性が出てきました。 これまでの検討の経緯を振り返ると共に、今後の可能性を考察します。 1.化学分野でのマイクロ波利用の検討 マイクロ波は可視光や赤外線と同 …
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開催日時 2023/10/4(水)14:00~16:00
接着接合入門《基礎知識から信頼性評価および耐久性について》(セミナー)
開催日時 2023/11/10(金)10:00-16:00
応力・ひずみの基礎とCAEを用いた応力集中解析および強度評価(セミナー)
開催日時 2023/10/19(木)10:30~16:30
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開催日時 【10月期】2023/10/27(金)10:00~17:00
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開催日時 【10月期】2023/10/26(木)10:00~17:00, 【2月期】2024/2/7(水)10:00~17:00
クリーンルームにおける静電気対策(セミナー)
開催日時 2023/10/6(金)13:00~17:00
導入・活用事例
テキスト/教材の制作・販売