国内外におけるCFRPリサイクルと具体的活用の提案【提携セミナー】

CFRPリサイクル

国内外におけるCFRPリサイクルと具体的活用の提案【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/9/25(月) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
担当講師

藤井 透 氏

開催場所

【会場受講】[東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)1階B会議室

定員 -
受講費 41,800円(税込)

CFRP/CFRTPの廃材や、その他の廃棄炭素繊維をどのように活用すべきか?

リサイクル炭素繊維で何ができるか?最新の事例紹介とともにわかりやすく解説します。

 

国内外におけるCFRPリサイクルと具体的活用の提案

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

■はじめに

炭素繊維のリサイクルに数式は不要である。技術的には大きな壁はない。総合システムの問題である。いかに「効率的に、安価に製造するか」、実はビジネスの世界でもある。事業としてCFリサイクルを見る、あるいはCF-PMCを回収することも重要な課題であり、5年以内に世界からCFおよびCF-PMC廃材を「かき集める」時代が来る。そのようなことを考えると、商社マンですらこの問題を理解、将来を展望する必要性は高いが、最大の課題は【わが国でRCF事業は成り立つか?】である。

 

現在、RCF(リサイクル炭素繊維)の原料の安定供給が保証されない状況では、RCF事業の立ち上げ、初期の段階での出口(需要)確保が課題となっている。この辺りの議論は重要で、まさにRCFを事業として考えようとしている部署の技術者には、本講座は必須と言える。ポストコロナで、産業の回復を願う中国にとってEV事業と組み合わせたRCF事業は重要な新産業と位置付けられる。上記、【わが国でRCF事業は成り立つか?】と対比させ、今後のRCF事業についても占いたい。

 

 本セミナーに参加して修得できること

1.炭素繊維強化高分子系複合材料(CFRP/CFRTP)の活用と、それに伴う廃材、その他の廃棄炭素繊維
2.廃棄CF-PMCからどのようにしてCFを回収するか
3.これまで、大規模に実施されたCF回収の実証実験について
4.リサイクルカーボン繊維の活用と問題点
5.中国の今後と開発への勢い & 世界の趨勢
6.リサイクルカーボン繊維を上手く使いこなそう.夢ではなく,2,3年後を見て,何ができるか,考えよう!

 

担当講師

自動車用動力伝技術研究組合 専務理事 工学博士 藤井 透 氏
神奈川大学 工学研究所 客員教授
同志社大学 名誉教授

 

セミナープログラム(予定)

1.炭素繊維とは
  1) 製造法と必要エネルギー
  2) 世界の炭素繊維製造と今後の動向
  3) 炭素繊維の活用→炭素繊維強化高分子系複合材料(CFRPおよびCFRTP)
    ・意外な活用
    ・リサイクルなくしてCFはLCA的には×

 

2.種々のリサイクル炭素繊維(RCF)
  1) 繊維端材
  2) B格品?
  3) 世界の炭素繊維端材

 

3.廃棄CFRPから炭素繊維を回収する
  1) これまでの技術開発
  2) いろいろな炭素繊維回収法
  3) 一押しの炭素繊維回収法
  4) 熱可塑性樹脂を使ったCFRTPからも炭素繊維を回収すべし!

 

4.リサイクル炭素繊維、どのように活用する?
  1) 回収された炭素繊維の形態
    ・長~い炭素繊維は回収できない
  2) 炭素繊維の性能毎、弁別回収できるか?
    ・炭素繊維、こんなに沢山種類があった!
  3) リサイクル炭素繊維の性能?とそれを論じる必要性?
  4) 階層的活用
    ・ちょい長いRCF、短いRCF、もっと短いRCF、粉みたいなRCF、そして粉
    ・炭素繊維リサイクル現場でも廃材がでる!

 

5.わが国では廃棄CFRPは取り合いに!
  1) CF廃材は市中に出回らず
  2) 廃棄CFRPの出どころ
  3) 世界から集める?
  4) 回収システムを構築する

 

6.炭素繊維フィーバー
    ・ここでも、あそこでも炭素繊維(各地の取り組み)
    ・リサイクル炭素繊維は置き去り?

 

7.リサイクル炭素繊維、未来を占う
   1) 世界的規模での回収、活用システムの構築
   2) 中国、恐れるに足る! CFリサイクル、絶対日本は負ける!

 

8.リサイクル炭素繊維で何ができるか,何を為すべきか!
    ・大規模事業と中小規模事業
    ・ベンチャーは可能か
    ・炭素固定の観点から見た廃棄CFの活用

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年9月25日(月) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。

 

開催場所

[東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)1階B会議室

 

受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

備考

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売