<国内外における>プラスチックリサイクル・資源循環の現状・動向と今後の方向性【提携セミナー】

サーキュラーエコノミー_日本の現状

<国内外における>プラスチックリサイクル・資源循環の現状・動向と今後の方向性【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/9/6(水) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
担当講師

中谷 隼 氏

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん 4階第2特別講習室

定員 -
受講費 41,800円(税込)

★リサイクルや代替素材等の取り組みの中には、実効性に疑問符が付くものも?!

 日本と欧州で基本姿勢が異なる/評価法が複雑かつ多様で確立していない 等々、

 急速に対応が求められているにもかかわらずその理解が容易ではない、プラスチック

リサイクル・資源循環にかかわる正しい理解と対策に向けた考え方・方向性を身に付ける!

 

<国内外における>

プラスチックリサイクル・資源循環

現状・動向今後の方向性

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

欧州サーキュラーエコノミー(循環経済)や海洋プラスチック問題を契機としたプラスチック問題への関心の高まりを背景として、日本では今年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行され、国際的にはプラスチック汚染に関する条約の政府間交渉が進行している。

 

一方で、2050年カーボンニュートラルの宣言を契機として、あらゆる産業において脱炭素化は喫緊の課題となっており、プラスチックを生産または利用する産業も例外ではない。プラスチック資源循環促進法には「2050年にカーボンニュートラルを実現するために必要不可欠な循環経済への移行を戦略的に進める」と明記されており、プラスチック資源循環の議論において、今や脱炭素社会の関わりは避けて通れなくなっている。

 

このような状況をふまえ、バイオプラスチックを含む代替素材への転換や、高度選別や化学産業によるケミカルリサイクルなど新たな資源循環技術の開発や実装も進んでいるが、実施されている取り組みの中には、海洋プラスチックの削減や脱炭素化に対する実効性に疑問符が付くものも見られる。また、資源循環による環境負荷の削減効果の評価方法は複雑かつ多様であり、その理解は必ずしも容易ではない。

 

本セミナーでは、欧州及び日本におけるプラスチック戦略や資源循環の現状やプラスチック資源循環促進法もふまえ、脱炭素社会および循環経済の実現に向けたプラスチックのリサイクル技術の動向について紹介する。さらに、ライフサイクルアセスメント(LCA)の視点からプラスチック資源循環の取り組みが環境負荷・脱炭素にどれくらい貢献できるのか、その評価方法および評価事例について解説し、今後のプラスチック対策の方向性について考える。

 

◆ 受講対象:

プラスチック問題への対応に困っている企業の方、自社の脱炭素やプラスチック資源循環に向けた対策や、その有効性について考えたい方、中長期的なプラスチック資源循環の戦略について考えたい企業の方など

 

◆ 受講後、習得できること:

プラスチック資源循環の基礎知識、プラスチック資源循環促進法のポイント、プラスチックのリサイクル技術の開発および実装の動向、ライフサイクルアセスメント(LCA)に基づいた脱炭素とプラスチック資源循環の考え方 など

 

担当講師

東京大学 都市工学専攻 准教授 博士(工学)  中谷 隼 氏

 

セミナープログラム(予定)

1. プラスチックに関わる近年の動向

1)海洋プラスチック問題

2)欧州サーキュラーエコノミーの現状

a) サーキュラーエコノミーの原理

b) プラスチックのサーキュラーエコノミー

3)プラスチック汚染に関する条約の政府間交渉(INC)

4)欧州と日本のプラスチック戦略

a) 欧州プラスチック戦略

b) 日本のプラスチック資源循環戦略

c) 欧州と日本のプラスチック戦略の比較

5)バイオプラスチックの導入

a)バイオプラスチックの定義と種類

b)海洋生分解性プラスチック

c)バイオプラスチックの生産能力

 

2. プラスチック資源循環促進法の概要

1)資源循環促進法の基本的方向

2)資源循環促進法の役割分担

3)プラスチック使用製品の設計指針

4)使い捨てプラスチックの削減

 

3.プラスチック資源循環の現状

1)プラスチックの物質フロー

2)ペットボトルの回収・リサイクルフロー

3)プラスチック製容器包装の回収・リサイクルフロー

4)プラスチックの回収対象

a) 製品プラスチックの回収事例

b) 容器包装プラスチックの自主回収

5)プラスチックのリサイクル率

6)欧州のプラスチック資源循環の現状

a) 欧州における廃プラスチックの回収・リサイクルフロー

b) 欧州各国のリサイクル率

c)国際的なリサイクルの定義

 

4. プラスチックのリサイクル技術の動向

1)プラスチックのリサイクル技術の分類

2)ペットボトルのリサイクル技術

3)プラスチック製容器包装のリサイクル技術

4)ケミカルリサイクルの最新動向

a) モノマー化によるケミカルリサイクル

b) 石油・化学産業におけるケミカルリサイクル

c) ケミカルリサイクルとマスバランス方式

 

5. プラスチック資源循環による環境負荷・脱炭素効果の評価方法

1)ライフサイクルアセスメント(LCA)の枠組み

2)LCAによるプラスチックリサイクルの評価方法と具体例

a) リサイクルのLCAの考え方

b) ペットボトルリサイクルのLCA

c) 容器包装リサイクルのLCA

3)欧州のサーキュラーフットプリント式

4)LCAによるバイオプラスチックの脱炭素効果の算定方法と具体例

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年9月6日(水) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。

 

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん 4階第2特別講習室

 

受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)

*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

備考

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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