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化学
不斉有機分子触媒とは?初心者向けにわかりやすく解説
2021年度ノーベル化学賞の受賞対象になった不斉有機分子触媒は、僅か21年前にList、MacMillan両博士が、それぞれ独立かつ独自に行った実験が出発点となりました。 既に多くの専門的な解説がありますが …
《工業触媒の基礎③》触媒研究のパラダイムシフト?ケミカルリサイクル/燃料電池/人工光合成など
世界は喫緊の技術課題を抱えています。 なかでもエネルギー問題やケミカルリサイクルなどは触媒技術の活躍場と考えられています。 ここでは工業触媒研究の時系列的変遷を概観し、大学等を中心として進められている触媒技 …
《工業触媒の基礎②》触媒の反応機構/反応速度の向上原理|工業化プロセスの基本
触媒は「不均一系触媒」と「均一系触媒」に大別されますが、どのようにして反応を促進するのでしょうか。 その作用機構を一般論として説明することは難しく、それぞれの触媒ごと、反応ごとに異なります。 ここでは代表的 …
《工業触媒の基礎①》触媒の役割、分類、用途、生産規模等をわかりやすく解説
豊かな生活にとって、化学製品は欠くことができない存在です。 触媒の発見と利用によって、これら製品が安価で豊富に供給されるようになりました。 この連載では、3回に分けて工業触媒の産業上の成果と触媒の基礎技術を …
技術のキホン
3分でわかる技術の超キホン 難燃剤の種類と作用機構
プラスチックやゴムなどの有機材料は軽量性・加工性に優れますが、可燃性であり、物質によっては簡単に延焼してしまいます。 延焼防止のため、こうした有機材料には難燃剤が欠かせません。 難燃剤には有機系/無機系など …
3分でわかる技術の超キホン アクリレートとメタクリレートの違いとは?
アクリレートとメタクリレートは共に代表的な重合性モノマーです。 特許の明細書等においては「(メタ)アクリレート」という表記がしばしばみられ、両者はまとめて扱われることが多いようです。 ポリメタクリル酸メチル …
3分でわかる技術の超キホン e-gasとは?メタネーションの基礎からやさしく解説
1.e-gasとは? 「e-gas」とは、二酸化炭素CO2と再エネ由来の水素H2から製造される合成メタンで、「e-fuel」と同様にCO2を資源化して利用するCCUSの手段の一つです(図1)。(※「e-fu …
環境技術
バイオマスからのブタジエン生産:直接合成の飛躍的進展
現在多くの化学品は石油等の化石原料から生産されていますが、化石原料に依存せずにバイオマス等の再生可能原料から化学品を生産する技術の確立がますます重要になりつつあります。 本稿では化学品の代表例として、合成ゴ …
クリックケミストリーって何?代表的な反応や適用事例などを解説
1.概念「Click Chemistry(クリックケミストリー)」 有機化学における新規概念の創製に関する論文は、2001年に化学雑誌「Angew. Chem. Int. Ed.」1)で発表されました。その …
化学反応における超音波の利用《課題と検討事例》
難分解性物質の分解に超音波照射が効果的であるとの報告をしばしば耳にします。 そもそも超音波照射にはどんな特徴があるのでしょうか。 超音波を化学反応に利用した際に、何が期待できるのでしょうか。 1.超音波とそ …
【展示会情報】JACLaS EXPO-臨床検査機器・試薬・システム展示会
《主催者サイトより》 日本最大の臨床検査分野の展示会 最新の臨床検査機器・試薬・システムを一同に見ることが可能
化学分野でのマイクロ波利用が実用化?ケミカルリサイクルへの利用が突破口か
化学分野でのマイクロ波利用に関して、その実用化の可能性が出てきました。 これまでの検討の経緯を振り返ると共に、今後の可能性を考察します。 1.化学分野でのマイクロ波利用の検討 マイクロ波は可視光や赤外線と同 …
3分でわかる技術の超キホン LiAlH4 (水素化アルミニウムリチウム) 還元反応と医薬品
LiAlH4(水素化アルミニウムリチウム、LAH)は、有機合成反応ではアルデヒドやケトンの還元反応に用いられる非常に強力な還元剤です。 実験室ではよく使われる還元剤ですが、医薬品の製造にもよく用いられていま …
医薬・バイオ・食品
「マイクロリアクター」ってなに? ダウンサイジングによるメリット等をやさしく解説
フロー合成とマイクロリアクターに関する前回のコラム(「フロー合成が基礎から分かる!」)では、フロー合成の前提知識を解説するとともに、製薬業界でフロー合成が注目される理由についてご紹介しました。 今回は後編と …
《初心者向け》フロー合成が基礎から分かる!医薬品製造で注目される理由とは
「フロー合成」「マイクロリアクター」って何? フロー合成とマイクロリアクターについて、初心者、文系の方にもわかるように説明してみたいと思います。 まず、この2つの言葉の意味についてみてみましょう。 1.フロ …
3分でわかる技術の超キホン マンニッヒ (Mannich) 反応と医薬品
Mannich反応は、炭素-炭素結合の形成としても、また、β-アミノケトンの合成法としても重要な反応であり、多くの医薬品の合成にもよく使われています。 今回は、Mannich反応に関連する化学反応や医薬品を …
3分でわかる技術の超キホン シランカップリング剤とは?反応・機能・添加方法など要点解説
1.シランカップリング剤とは? 「シランカップリング剤」は、Si(ケイ素、シラン)を含む化合物のうち、有機化合物と反応する部位、無機化合物と反応する部位の双方を有する化合物の総称です。 ガラス繊維強化プラス …
3分でわかる技術の超キホン パラジウム炭素(Pd-C)触媒反応と医薬品
パラジウム炭素(Pd-C)触媒は、有機合成反応に多く使用されている触媒のひとつです。 乾くと発火しやすいなど取り扱いに注意を要するものの、均一系触媒に比べて安価で、パラジウムのリサイクル方法が確立されている …
3分でわかる技術の超キホン ワンポット合成(One-pot synthesis)とは?
1.ワンポット合成法(one-pot synthesis)とは? 「ワンポット合成法」(one-pot synthesis)とは、反応物を一気にあるいは順次に反応容器に入れて、複数のステップを連続的に反応さ …
3分でわかる技術の超キホン Beckmann転位反応と医薬品
Beckmann(ベックマン)転位反応は、アミド結合やラクタム構造を持つ化合物の合成に多く用いられている反応で、転位を伴う反応機構は化学反応としても興味深いものといえます。 また、シクロヘキサンオキシムから …
3分でわかる技術の超キホン バイヤー・ビリガー酸化反応とその利用例(医薬品/天然物)
バイヤー・ビリガー(Baeyer-Villiger)酸化反応は、「バイヤー・ビリガー転移反応」とも呼ばれます。 これは、炭素-炭素結合が切断され、炭素置換基が転移することによってエステルが生成する反応で、炭 …
HPLCを使いこなす基礎技術(セミナー)
開催日時 2024/1/17(水)13:30~16:30
初心者向け やさしい図面の書き方《Level 0》最新JIS製図と図解力完成(セミナー)
開催日時 【24年1月期】2024/1/19(金)10:00~17:00
やさしい図面の書き方 寸法公差編《Level1》(セミナー)
開催日時 1月期:2024/1/26(金)10:00~17:00
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開催日時 2023/12/4(月)10:00~17:00
薄膜技術の高度化と素材・デバイスへの応用の最新動向(セミナー)
開催日時 2023/12/5(火)10:00~16:00
導入・活用事例
テキスト/教材の制作・販売