ゾル-ゲル法のメカニズム,製膜の進め方,応用,膜物性評価【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 福井 俊巳 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★膜形成過程と反応メカニズム,用いる装置や成膜条件の最適化,膜性能の評価法
★量産性,再現性の確保 , ゾルゲル膜のクラックや気泡,剥離,欠陥の予防法まで
ゾル-ゲル法のメカニズム,製膜の進め方,応用,膜物性評価
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
ゾルゲル法による薄膜作製に用いるコーティング溶液の調製法, その溶液から作製した薄膜の微構造の特徴,その薄膜の応用例について説明する。 また,その溶液を用いた様々な機能性薄膜やナノ材料の作製,その応用についても説明する。
習得できる知識
- ゾル-ゲル法の反応メカニズム, 薄膜形成技術とその応用
- ゾル-ゲル法による有機-無機 ポリマーハイブリッドの合成指針と最近の応用例
- ゾルゲル法によるセラミックス薄膜 およびナノ材料の作製と評価
担当講師
【第1部】(株)KRI 取締役執行役員 構造制御材料研究部 部長 博士(工学) 福井 俊巳 氏
【第2部】京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻 教授 博士(工学) 田中 一生 氏
【第3部】岐阜大学 工学部 化学・生命工学科 教授 博士(工学) 伴 隆幸 氏
セミナープログラム(予定)
第1部 ゾル-ゲル法の反応メカニズム, 薄膜形成技術とその応用
●講師 (株)KRI 取締役執行役員 構造制御材料研究部 部長 博士(工学) 福井 俊巳 氏
1.ゾル-ゲル法の基礎
1.1 ゾル-ゲル法の基礎知識
(1)ゾル-ゲル法の基本的な工程
(2)ゾル-ゲル法の適用範囲
(3)出発原料と加水分解・重合反応
1.2. 反応メカニズムと加水分解・重合制御
(1)ゾル-ゲル反応制御の考え方
(2)ゾルーゲル過程,合成ゾルの評価方法
2.ゾル-ゲル法による膜形成
2.1 ゾル-ゲル法の膜形成方法
2.2 ゾル-ゲル法による膜構造制御
(1)前駆体構造の微細構造に与える影響
(2)有機無機ハイブリッド技術の応用による微細孔導入と結晶化挙動に与える影響
(3)フッ素導入前駆体を用いた固液相分離による微細構造制御
3.ゾル-ゲル法の機能性薄膜形成への応用
3.1 光学薄膜の形成
(1)低屈折率膜
(2)高屈折率膜
3.2 誘電体膜の形成
3.3 光触媒膜の形成
(1)塗布法によるチタニア膜の形成
(2)結晶性アナターゼ膜の低温形成
【質疑応答】
第2部 ゾル-ゲル法による有機-無機 ポリマーハイブリッドの合成指針と最近の応用例
●講師 京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻 教授 博士(工学) 田中 一生 氏
1.これまでの研究例
- 歴史
- 最近の応用例
2.材料設計指針
相分離を起こさない官能基選択
3.合成法
- ゾル-ゲル法
- 電子レンジによる作成時間短縮
4.同定法
- 分光スペクトルの解析法
- 電子顕微鏡
5.応用例
5.1 汎用性高分子の耐熱性向上
- 合成例
- 物性
5.2 機能材料としての応用例
- 共役系高分子のハイブリッド化
- 色素含有ハイブリッド材料
- 刺激応答性ハイブリッド材料
- フォトパターニング
- マイクロ波感応熱源としての応用
【質疑応答】
第3部 ゾルゲル法によるセラミックス薄膜 およびナノ材料の作製と評価
●講師 岐阜大学 工学部 化学・生命工学科 教授 博士(工学) 伴 隆幸 氏
1.ゾルゲル法によるセラミックス薄膜作製の基礎
2.コーティング溶液の調製法
2.1 安定なコーティング溶液を調製するための有機添加剤
2.2 コーティング溶液の安定化剤の添加効果と溶存金属種の分子構造
3. ゾルゲル法で作製したセラミックス薄膜の物性
4.コロイド水溶液をコーティング溶液として用いた薄膜作製
4.1 水系コーティング溶液の調製法
4.2 コロイド水溶液を用いて均一な薄膜を作製するための工夫
5.ゾルゲル法による薄膜作製技術を応用した様々なナノ材料合成
5.1 ゼオライト薄膜
5.2 金属酸ナノシート
5.3 金属酸化物ナノ粒子
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。