労働安全コンサルタント筆記試験専門科目(機械安全)受験準備セミナー【全2回+個人教授オプション】
2024年度受験対応【5~6月期】2024/5/17(金)・2024/6/11(火)9:00~17:00
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労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタントは、厚生労働大臣が認めた労働安全・労働衛生のスペシャリストとして、労働者の安全衛生水準の向上のため、事業場の診断・指導を行う国家資格(士業)です。
厚生労働大臣が指定したコンサルタント試験機関※が実施する試験に合格し、登録機関に登録することで、労働安全コンサルタントとして活動することができます。
[※引用:厚生労働省のサイトより]
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/newpage_04164.html
1.次の試験の区分ごとに行われる筆記試験及び口述試験に合格し登録すること。
(1)機械 (2)電気 (3)化学 (4)土木 (5)建築
上記試験の区分の(1)~(5)のうち、いずれか一つを受験できます。
2.受験資格
(1)大学又は専門学校の理系を卒業後5年以上所定の安全の実務経験を有するもの
(2)短大又は高等専門学校の理系を卒業後7年以上所定の安全の実務経験を有するもの
(3)(1)及び(2)に掲げる者と同等以上の能力を有すると認められる者で、厚生労働省令で定めるもの(例として、技術士試験合格者、第1種電気主任技術者、1級土木施工管理技士及び1級建築施工管理技士)
《筆記試験》
《口述試験》(計15分間)
一定の資格又は経験により筆記試験の全部又は一部を免除されることがあります。
例えば、
は、産業安全関係法令の筆記試験が免除されます。
[※引用:公益財団法人 安全衛生技術試験協会]
https://exam.or.jp/exmn/H_shikakuanzen.htm
3年程度。試験は年1回しか実施されません。
機械部門の技術士です。現在は建設業で監理技術者の仕事をしています。建設業界では「機械器具設置業」の監理技術者が不足しています。理由は、この監理技術者の資格要件として、技術士(機械部門)であることが求められますが、その絶対数が少ないからです。
しかし、技術士だから仕事ができるかというと、そうではありません。技術士(機械部門)は建設業の知識と経験が乏しく、監理技術者の職務を遂行するには能力不足となります。そこで、労働安全コンサルタントの資格を取得して、不足部分を補いました。労働安全コンサルタントは、建設業に関する知識と労働安全に関する法令に精通しているため、建設業界のニーズにマッチするのです。
工業分野では、技術士の次に難しい資格です。
技術士資格を持っている方でも、本気で勉強しないと取得できません。
偏差値でいえば、
技術士は70、労働安全コンサルタントは63。
どちらも難関の部類です。
独学で勉強しました。はじめに、労働安全コンサルタント試験に特化したサイトから、受験用のテキストと過去問題集を購入し、後から、法令集も購入しました。
テキストと問題集の中でわからないことがあれば、ほとんどWebで調べ、自分用の参考書を作りました。まずはテキストを少しずつ理解しながら、該当する範囲の過去問をやり、採点します。10年分の過去問を8回ほど解いて、正答率が9割程度になったところで受験しました。(技術士資格保有のため機械の専門科目は免除)口頭試験は想定問答集をつくり、頭に入れました。
労働安全コンサルタントのコミュニティーに参加して、自営でコンサル業を行い、経験を積まないと実入りはありません。私の場合、受験で得た知識が、建設業の仕事に非常に役立っています。
取得目的を明確にしておかないと、失敗します。
私は、受験申込から合格発表までの約9ヵ月でした。
労働安全コンサルタントの資格情報・試験情報を掲載している主なサイトをご紹介します。
試験対策の情報収集等にご活用ください。
(※本ページ作成当時の情報です。現在の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。)
労働安全コンサルタント試験は、難関資格の一つです。
しっかりと準備したうえで試験に臨みましょう。