超臨界CO2利用技術入門セミナー【提携セミナー】

CCS、CCUSの技術開発動向

超臨界CO2利用技術入門セミナー【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/2/14(火)10:00-17:00 
担当講師

内田 博久 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンライン:見逃し視聴なし】 48,400円
【オンライン:見逃し視聴あり】 53,900円

○環境負荷低減、脱有機溶媒化などで改めて注目の超臨界CO2技術をやさしく解説。

○特性や測定・計算法等の基礎から装置の設計・製作、幅広い分野への応用(多くの実例含む)まで。

○過去の受講者評価はトップクラス。人気の金沢大 内田教授の講座を久々に開講致します!

 

超臨界CO2利用技術入門セミナー

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

本講座では,これから超臨界CO2を利用した技術を始めようとする技術者・研究者を対象に,超臨界CO2に関する基礎事項(溶媒特性やその測定法・計算法など),必要な装置の設計・製作から応用技術の最新動向に至るまで解説する.本講座では,初心者が超臨界CO2の基礎的知識,装置,応用技術といった超臨界CO2を利用した技術を始める際に必要不可欠な基礎的な知識が得られることを狙いとしている.

 

◆受講後、習得できること

  • 工業化に必要となる超臨界CO2に関する基礎知識
  • 超臨界CO2+固体溶質系の基礎知識
  • 超臨界CO2を利用した装置設計・製作技術
  • 超臨界CO2を利用した応用技術の概要と現状
    など

 

◆受講対象者

超臨界CO2に関する研究や技術を始めたばかり,もしくはこれから始めようと考えている研究者・技術者・学生から数年の研究経験を経た研究者・技術者まで

 

◆必要な予備知識など

大学レベルの一般化学の知識がある方でしたら受講可能です.
講義中に,大学レベルの物理化学(熱力学,平衡物性,非平衡物性)や化学工学(伝熱論,物質移動論,抽出,吸着,晶析,乾燥などの単位操作学)の知識を必要とする箇所も有りますが,物理化学や化学工学を習得していない方にも,出来るだけ分かりやすく説明しますので,高度な予備知識は要しません.

 

担当講師

国立大学法人 金沢大学 理工研究域
フロンティア工学系 教授・化学工学分野長(学類コア長,大学院プログラム長)
内田 博久 先生

 

セミナープログラム(予定)

1.はじめに

 

2.超臨界CO2の基礎事項
2.1 超臨界CO2とは
2.2 超臨界CO2研究の歴史と現状
2.3 超臨界CO2のミクロ物性
1)超臨界CO2の溶媒構造
2)CO2の溶媒構造と色の関係
2.4 超臨界CO2のマクロ物性

 

3.超臨界CO2の物性
3.1 平衡物性
1)状態図(pT関係・pvT関係)
2)エンタルピー
3)エントロピー
4)熱容量
5)音速
3.2 輸送物性
1)粘度
2)熱伝導度
3)自己拡散係数

 

4.超臨界CO2+固体溶質系の物性
4.1 平衡物性
1)CO2+固体溶質系の相平衡
2)超臨界CO2に対する固体溶質の溶解度(CO2+溶質系の固気平衡)
3)超臨界CO2に対する固体溶質の溶解度への共溶媒(エントレーナ)効果
4)超臨界CO2に対する固体溶質の溶解度の測定方法
5)超臨界CO2に対する固体溶質の溶解度の計算方法(経験式,半経験式,状態方程式,機械学習による推算等)
4.2 輸送物性
1)超臨界CO2中の固体溶質の相互拡散係数
2)超臨界CO2+固体溶質系の粘度・熱伝導度

 

5.超臨界CO2を利用した技術で用いる装置-装置の構成とその製作-
5.1 実験装置の種類
5.2 超臨界流体系の一般的な実験装置
5.3 実験装置の要素(高圧ポンプ,配管・継手,バルブ,容器,圧力計,温度計等)
5.4 実際の実験装置例
5.5 関連法規(高圧ガス保安法)

 

6.超臨界CO2を利用した応用技術の紹介
6.1 分離精製技術
1)分離精製媒体としての超臨界CO2の特徴
2)超臨界CO2抽出(原理と実用化例)
3)超臨界相吸着分離(原理と応用例)
4)逆行析出(晶析)分離法(原理と応用例)
5)超臨界CO2洗浄(精密機械の洗浄,クリーニングなど)(原理と実用化例)
6.2 材料製造技術
1)材料製造媒体としての超臨界CO2の特徴
2)超臨界CO2を利用した材料製造技術の種類と原理
(急速膨張法,緩速膨張法,貧溶媒晶析法,超臨界CO2利用微細化法,
超臨界エマルション抽出法,超臨界流体堆積法等)
3)応用例(多くの実用化例を交えて)
3-1)薬物・食品・化粧品への応用(薬物・食品・化粧品のナノ粒子創製)
3-2)エレクトロニクスへの応用(有機半導体薄膜,金属薄膜,めっき技術)
3-3)高分子分野への応用(エマルション分散相微粒化,高分子発泡技術,高分子成形加工,有機物の含浸)
3-4)繊維分野への応用(高分子・繊維・有機物の表面加工・改質・有機物の含浸,塗装など)-
6.3 エネルギー媒体としての超臨界CO2利用技術
1)ヒートポンプ媒体としての利用(原理と実用例-エコキュート)
2)発電技術(原理)
6.4 その他の応用技術
1)分析(超臨界流体クロマトグラフィー)(原理と実用例)
2)超臨界CO2乾燥(原理と実用例)
3)超臨界CO2染色(原理と実用例-ColorDry)
4)超臨界CO2基板処理(原理と応用例)
5)超臨界CO2殺菌(原理と実用例)
6)殺菌剤の木材への含浸(原理と実用例)

 

7.おわりに
7.1 超臨界CO2を利用した技術の現状と今後の展望
7.2 超臨界CO2利用のストラテジー
7.3 材料創製に対する超臨界CO2利用のこれまでと今後のストラテジー
7.4 超臨界CO2を利用したモノづくりの意義
7.5 超臨界CO2技術をより深く勉強するための参考書

 

8.おわりに

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年2月14日(火) 10:00-17:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンライン:見逃し視聴なし】 1名48,400円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき37,400円

 

【オンライン:見逃し視聴あり】 1名53,900円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき42,900円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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