アイデアの可視化で磨く機械設計力増強のデッサン基礎講座(セミナー)

デッサン

アイデアの可視化で磨く機械設計力増強のデッサン基礎講座(セミナー)

開催日時 2026/3/13(金)10:00~16:00
担当講師

伊藤 精二 講師

開催場所

日本アイアール 本社セミナールーム(秋葉原駅徒歩3分他)

定員 16名
受講費 49,500円(税込)

 

アイデアの可視化で磨く

機械設計力増強のデッサン基礎講座

 

《AIと共存し、創造と提案力を引き出す、視覚化コミュニケーションテクニック》

 


 

講座概要

製造業のバリューチェーンにおける製品開発・設計プロセスでは、商品企画から量産に至るまで、実体のない企画案を具体的な製品へと昇華させる過程で、上流から下流へ正確に情報を伝える「ものづくりのコミュニケーション」が欠かせません。その各段階で行われる製品情報の定義・伝達・共有・議論において、“絵”や“図”は極めて重要な役割を果たします。

 

企画段階の製品イメージから機械設計の構想案を創出し、議論し、熟成させていく際に、より具体的で現実性・実現性を判断しやすい デッサン画によるコミュニケーション が可能となれば、成果物の完成度向上と開発の効率化が期待できます。機械設計者がデザイナーのようにアイデアを視覚的に表現できるデッサン力を身につければ、上流の企画提案・議論への参画能力が高まり、また創造的な設計力の強化にもつながります。さらにその力は、下流の詳細設計・図面作成・製造工程においても、高い完成度の設計情報発信に寄与します。

急速にAI が進化する時代において、AIとは異なる創造的設計を担うには、「意志」と「情報」を込めたAIと同等以上のアイデアを表現できる力が不可欠です。

 

本講座では、企画構想から詳細設計、製作までのプロセスで特に重要な「三次元イメージを二次元で表現する方法」について体系的に理解します。投影図の基本をはじめ、構想段階の検討や議論で多用される立体図の描画スキル、さらに新規設計やアイデア創出に役立つ“リアルなポンチ絵”や“デッサン画”の描画技能までを総合的に習得します。

 

 

《その他の補足説明(演習の内容など)》

講義前半で、二次元情報から立体図を描く基本的な斜投影図等角投影図および穴などの機械的要素、特徴、遠近法などを含む外形・構図の描画法の基礎を、後半にデッサンの基礎をそれぞれ実習により体得します。

 

 

 

担当講師

伊藤 精二 講師

 

 

セミナープログラム(予定)

1. 目 的
1・1 ものづくり・設計プロセスの中でのコミュニケーションの核となる「絵」、「図」の重要性
1・2 各プロセスで創出される成果物である 「絵」、「図」 の種類の役割
1・3 生成AI が描く、デッサン画の実力

 

2. 立体の表現手法
2・1 投影法と立体画法
・投影法の分類
・立体図の描画手法
2・2 立体図の描画実習
・ポンチ絵
・斜投影図
・等角投影図

 

3. デッサンの描画実習
・ 描画手順と方法
・ デッサン実習

 

 

期待される効果

< 習得知識・習得技術 >

  • 観察力の向上 / 物体の形状把握、正確な構造の理解力、実現可能な設計形状の構成力。
  • アイデア・発送の可視化技術の向上 / 頭の中の抽象的なアイデアの迅速なスケッチ力、設計完成度向上の高速化。
  • 可視化・コミュニケーション能力の向上 / チームやクライアントとの意思疎通を円滑化、設計意図の効果的・効率的伝達・訴求技術の向上。
  • 創造力の研鑽 / 3D-CADなどの複雑操作の介在なく、発想の直観的に表現による、新しいアイデアやインスピレーションを誘発する、独創的な設計案創出力の向上。
  • 描写・表現技術力の向上 / 陰影や遠近法などの基礎技術、立体感や質感の表現能力。
    ※多忙な日常業務において、これらのスキル向上は困難ですが、設計者としての総合的な能力を高めるだけでなく、プロジェクト全体の質と効率向上にも繋がります。

 

< 目的・ゴール >

  • 独自の視点を反映する技術を習得する / デッサンを通じて、自分の考えや解釈を具体的に表現し、設計に個性を加えることができる。
  • 感情や意図の伝達する / 線や陰影、構図を活用して、設計に込めた感情や意図を視覚的に表現することができる。
  • アイデアを具現化する / 抽象的なアイデアを具体的な形で描き出すスキルを有し、設計プロセスでの創造性を発揮することができる。
  • 自己理解の深化する / デッサンを通じて自身の意志を探求し、自分の考えや感情を形にする事で、より明確な成果物の訴求・提案ができる。
  • 自由な発想の促進 / 鉛筆と紙というシンプルな道具で、自身の手によるスケッチで、頭の中の抽象的な概念が具体化でき、柔軟な思考を展開することができる。
  • 多様なアイデアの創出 / アイデアのリアルな視覚化の繰り返しにより、新しいインスピレーションを呼び起こし、創造的な解決策を見つけることができる。
  • 空間認識と俯瞰力の強化 / 観察と描画の繰り返しにより、設計対象の空間的な位置関係や全体像を把握することができる。

 

主な受講対象者

  •  機械設計技術者
  •  機械設計チームリーダー、マネージャー
  •  機械設計補助、機械図面作成技術者
  •  商品企画メンバー

 

公開セミナーの次回開催予定

  • 開催日時:2026/3/13 (金) 10:00~16:00
  • 開催場所:日本アイアール㈱本社セミナールーム

(※日本アイアールへのアクセスはこちら)

  • 定 員 :16名
  • 受講料 :49,500円/1名(税込)

【複数名受講割引あり】

同一企業様から複数名同時にお申し込み頂くと、人数に応じて下記割引が適用されます。
[2名様⇒20%、3名様⇒30%、4名様⇒40%、5名様以上⇒50% の割引となります]

 

※伊藤講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。

 

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

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