機械図面の書き方（eラーニング）

機械図面は、単にモノの出来上がりを示しただけのものではなく、そのモノが役割を果たすためにどのような性質を持つべきか、またそのためにどのように作られるべきかも示された、モノにとってのDNAといえます。

図面の読み方の基本については、Tech e-Lの別講座「機械図面の読み方」で学べますが、書き方（描き方）についてはさらに知らなければならないルールが満載です。これらのルールの把握と習得には、慣れが必要なことも含めて、少なくとも数年の実務経験が必要ともいわれています。

本教材は、そのような高度な知識と努力の必要な製図に関しても、できる限り短時間で知識面の習得の見通しが立てられるように、製図に必要な知識を俯瞰する構成としています。
最新版JIS製図にも対応済みとなっています。

本講座の狙い

• 機械設計をする上で必要となる、製図の基本的な知識を身につけていたくことを目標に、各種表示の基本ルールや公差、加工記号の基礎知識、最後に検図とは何を目的にどのように行うものであるかを解説します。

想定受講者

• 製造業の設計・開発など、機械図面を自分で作成する部門に勤務される新入社員、若手技術者の方
• 作図に込められた意図を理解したいCADオペレーター、トレーサーの方

• 図面の基礎
• 図形の表し方
• 寸法の表示
• 穴とねじの表示
• 寸法公差とはめ合い
• 幾何公差
• 表面性状
• 溶接記号
• 機械要素