高電圧・プラズマ技術の基礎と農業・食品への活用事例【提携セミナー】

　　セミナー　　食品　　高電圧・プラズマ技術の基礎と農業・食品への活用事例【提携セミナー】

開催日時	未定
担当講師	高木浩一氏
開催場所	未定
定員	-
受講費	未定

・プラズマや高電界を農業・食品に活かすには！？

・キノコの収量アップ、植物の生育促進… その仕組みも解説

高電圧・プラズマ技術の基礎と

農業・食品への活用事例

【提携セミナー】

主催：株式会社情報機構

▼好評の声、続々！（過去の同講師セミナー受講後のアンケートより）
「動画を含めた分かりやすい資料で、聞きやすかったです」（プラズマ研究開発）
「大変興味深い内容でした。ありがとうございました」（医療機器開発）
「全体的に参考になった。大変有益だった」（開発）
「大変有益でした。また後日メールにて先生に質問をさせて頂きます」（営業・新規分野開拓）
「農業水産分野への応用が特に興味深かった」（絶縁技術）

■講師より／本セミナーの解説ポイント
高電界・プラズマを農業・食品分野へ利用する際に必要となるスキルについて講義します。ここで農業・食品に利用する効果は、1.静電気力（クーロン力）、2.プラズマ化学反応、3.電界分布の周波数制御です。これらの効果を利用して、農業分野では、収穫前段階の発芽制御、生育環境制御、結実促進（キノコ増収など）、収穫後段階の鮮度保持や混載輸送などへの活用を紹介し、そこで必要となる基礎的な知識について講義します。食品産業では、チルドおよび凍結保存時の品質劣化防止、有用成分抽出、たんぱく質の構造変化を経た酵素活性などの制御について述べます。また、これらの電源をどのように構成すべきかについても解説します。
※オンライン講義のスタイルですが、PowerPointの画面共有だけでなく、ボードへの板書の画面もお示ししつつ進めていきます。出来るだけ臨場感のあるセミナーにしていきたいと思います。

■受講対象者は？

電気、高電圧、放電プラズマ等の技術領域に従事している方々
それらの新たな用途展開・応用分野を模索している方々
農業・食品関連業界の方で、当該技術の利活用を検討したい方々など

■受講して得られる情報は？

電気、高電圧、放電プラズマの基礎知識
最適な高電圧電源の選定方法
高電圧・プラズマの各分野への応用事例

担当講師

岩手大学理工学部電気電子通信コース　教授博士（工学）高木浩一氏

セミナープログラム（予定）

1. 高電圧・プラズマとは何か～発生原理や状態・現象～
1.1 高電圧現象とは？
1.2 プラズマの発生と状態とは？

2. 適切な高電圧電源の設計や選定のために
2.1 交流高電圧の発生とその用途
2.2 直流高電圧の発生とその用途
2.3 パルス高電圧の発生とその用途

3. 高電圧・プラズマの産業界での利用
3.1 静電気・コロナ放電の発生とその産業利用
3.2 グロー放電の発生とその産業利用
3.3 アーク放電の発生とその産業利用

4. 高電圧・プラズマの農業への利用・研究事例
4.1 植物の生育促進への利用とその生理
・窒素同化を通した生育促進
・土壌病原菌の不活性化を通した生育改善
・アレロパシー（自家中毒）物質の分解を通した生育改善
4.2 結実・キノコ収量改善への利用とその植物生理
・パルス電界を用いたキノコ子実体形成促進
4.3 混載輸送への利用とその原理
・静電気を利用した空中浮遊菌捕集を通じた青果物鮮度保持
・誘電体バリア放電による植物ホルモン分解を通じた青果物鮮度保持

5. 高電圧・プラズマの食品分野への利用・研究事例
5.1 凍結保存での利用
・交流電界を用いた氷結晶成長制御
5.2 酵素活性制御の原理とその利用
・タンパク質の立体構造変化による酵素失活
・膜タンパクの構造変化に伴う細胞膜透過性の改変
5.3 電気穿孔の原理とその利用
・青果物からの有用成分抽出
・食品乾燥の効率改善
・パルス電界殺菌

＜質疑応答＞
＊ご質問を歓迎しております。「Q＆A」に是非投稿をお願いします。セミナー中、随時受け付けております。どんなことでも結構ですので遠慮なくお寄せくださいませ。
＊またお話できる方は、口頭質問も可能です。適宜その方のマイクを解放します。
＊セミナー後の講師へのメール質問も可能です。（量や内容次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ）