- 機械製図「ドラトレ」シリーズ
《初心者向け》やさしい図面の書き方 最新JIS製図と図解力完成(セミナー)
2024/12/13(金)10:00~17:00
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03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
「日本は機械製図後進国」
欧米の製造現場では、図面に幾何公差を指示することが一般的です。一方、日本においては、設計者のほとんどが幾何公差を指示せずに図面を作成してきました。
近年、ものづくりのグローバル化が進む中、幾何公差を指示せず海外発注をしたために予期せぬ品質トラブルに見舞われた、という事例が増えています。
本セミナーでは、国際的な取引における失敗をなくし、安定した品質を確保するための幾何公差を理解して図面に指示するスキルを伝授します。さらに幾何公差を利用してコストダウンにつなげる可能性を示唆します。
「製造業に携わる技術者全員に」
機械設計の業務において
・この寸法公差が使われている根拠はなんだろうか?
・どうしてこの幾何公差が使われているのだろうか?
・会社の中に幾何公差を正確に教えてくれる人がいない
・いまさら聞けない
と感じているのではないでしょうか。
本セミナーを受講することで、幾何公差が多用された機械図面に対する抵抗がなくなります。
Ⅰ.幾何公差はなぜ必要なのか
1.世界との取引き、そのときの図面の信頼性を向上する
2.コスト削減と品質向上のためにできること
Ⅱ.幾何公差の概要
1.寸法公差と幾何公差の「独立の原則」
2.かくれた普通幾何公差を知る
Ⅲ.幾何公差の定義と解釈、使い方(JIS、ISOの解説)および検査方法
1.データム、記入枠、公差域、形態への指示方法など
2.形状公差(真直度、平面度、真円度など)の解説
3.姿勢公差(平行度、直角度、傾斜度など)の解説
4.位置公差(位置度、同心度、同軸度など)の解説
5.振れ公差(円周振れ、全振れ)の解説
Ⅳ.寸法と幾何公差の特別な関係
1.包絡の条件「マルE対米図面」、演習問題
2.JIS、ISO、ASMEの関係および具体的な違いについて
3.コストダウンに効いてくる最大実態公差方式「マルM」演習問題
Ⅴ.幾何公差を使うときのチェックポイント
Ⅵ.公差値の理論的計算方法(公差設計、公差解析)の基礎演習問題
・製造業(設計、生産技術、製造、品質管理)の技術者
・新入社員または幾何公差になじみのない技術者
・幾何公差の多用された機械図面でも抵抗なく読めるようになります。
・設計者の意図を正確に伝える、または読み取ることができるようになります。
・機械図面に対して、世界中どこでも同じ解釈で仕事ができるようになります。
※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
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