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2024/10/23(水)13:00~17:00
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03-6206-4966
開催日時 | 2024/12/12(木)14:30-16:30 |
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担当講師 | |
開催場所 | 日本アイアール㈱本社セミナールーム(秋葉原駅徒歩3分他) またはZoomによるオンライン受講 |
定員 | 会場受講は6名 |
受講費 | 29,700円(税込) |
安全管理業務が初めての方にも安心!
2時間で危険物取扱所の防爆施設における静電気事故防止の勘所がわかる!
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多量の可燃性液体や粉体を取り扱う危険物取扱所では、静電気放電による爆発・火災の危険があります。
日本では、近年の火災総件数は年間およそ40,000~50,000件で、そのうち静電気放電が着火源と推定される火災は0.07%程度です。
しかし、危険物取扱施設での火災の原因に限定してみると、静電気を原因とするものがおよそ17.0%にものぼるのです。
ここで問題なのは、危険物取扱施設では、当然防爆仕様等の静電気対策が実施されているはずにもかかわらず、実に2割近くもの火災の原因が静電気である、ということです。
したがって、危険物取扱施設の防爆施設では、静電気について熟知し、正確な対策を施したうえで、それら対策が正しく機能するように作業することが求められます。
本セミナーにおいては、まず静電気そのものに対する理解を深めるため、静電気の基礎について説明します。
次に、防爆施設における静電気障害(静電気によって起こるトラブル)について説明します。
そして、防爆施設における静電気対策として、
1)静電気による帯電量と帯電性(帯電し易さ)の測定方法と評価指標(目安)
2)実例に基づいて、防爆施設の各工程における静電気対策の方法
について述べます。
本セミナーでは、受講者が静電気に対して初めて学習する場合でも、防爆施設で正しい静電気対策を実施できるように配慮して説明します。
1.はじめに
2.静電気の基礎
2.1 動電気と静電気
2.2 物質は電気エネルギーを持つ
2.3 静電気はこうして現れる
(1)静電気発生
(2)静電気発生機構
(3)発生の原因
(4)静電誘導
(5)帯電列
3.静電気帯電の実態
4.防爆施設における静電気対策
5.防爆施設における静電気対策
5.1 帯電量、帯電性を評価するための主な物理量
5.2 測定装置及び測定方法
5.3 静電気対策と評価指標(目安)
(1)導体の帯電防止
(2)作業者の帯電防止
(3)作業床の導電化
(4)不導体の帯電防止
5.4 防爆施設の各工程における静電気対策
(1)作業者、移動タンク及び台車
(2) 溶解槽等の固定タンク
(3) アセトン洗浄槽、溶剤バット
(4)溶剤の移し替え、充填、小分け
(5)粉体の小分け
(6) ポリタンク、ポリロート等の不導体
(7)絶縁された導体
5.5 防爆型無発塵イオナイザー
5.6 非認定 簡易内圧防爆型無発塵イオナイザー
5.7 防爆型無発塵イオナイザーの実施例
6.おわりに
質疑応答
標準実施時間 2時間
鈴木政典講師の静電気学会著作賞受賞書籍『クリーンルームにおける静電気対策』(日刊工業新聞社)をプレゼントいたします。
2024年度の開催予定
2024年12月12日(木)14:30~16:30
2025年3月6日(木)14:30~16:30
(※日本アイアールへのアクセスはこちら)
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