医薬品の多様性を考慮した外観目視検査における要求品質の明確化と異物低減対策の具体的ポイント【付録:Q&A集付き】
【Live配信受講】2023/12/8(金) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信受講】 2023/12/19(火) 配信開始予定(視聴期間:12/19~1/10)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2023/12/19(火) 10:30~16:30 |
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担当講師 | 矢島 良彦 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 44,000円 (本体価格:40,000円) |
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
異物対策を進める上で、現場のゴミ・異物の見える化が核のなり、非常に重要だということをベースに講座を進めます。
「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにして行きます。
「クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。」
「クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。」
こうした声を多く聞く様になりました。これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法・数値管理方法を述べて参ります。また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて管理手法・対策手法を明らかにして参ります。
本セミナーでは、現場に戻り即、役立つ情報・技術・管理手法等を分かり易くご説明致します。ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは 終了後メールにてお寄せください。多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。
◆習得できる知識
(1)クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方方法)
(2)ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理法
(3)防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法 等
(4)ゴミ・異物対策を進める上での静電気対策の考え方
(5)その他(クリーン化技術全般に渡る知識、事例紹介)
◆受講対象
(1)クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアや新人の方
(2)クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人の方
(3)これから異物対策に携わる管理・監督者の方
(4)ゴミ・異物不良でお困りの方
◆必要な予備知識
(1)この講義を受講のために、事前知識や準備は必要ありません。
(2)初心者・新人の皆さんにも理解できる様、資料にも工夫しております。
(3)実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説致します。
(4)現在抱える課題・疑問等あれば、事前もしくは当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます。
◆キーワード
クリーンルーム,クリーン化,静電気,ゴミ,異物,塵,埃,対策,研修,講座,講習会,セミナー
ザッツ ブレイン 代表 クリーン化技術コンサルタント 矢島 良彦 氏
1.『ゴミ・異物不良の本質』を知るとは・・・
1-1 ゴミ・異物不良は永遠の課題?
1-2 何故?ゴミ・異物不良は、『難題』になるのか。
1-3 本質を知る必要性とは・・・
1-4 ゴミ・異物とは何か。どんなものか。
1-5 ゴミ・異物は、どこから来るのか。
1-6 自分(達)が関与する製品が、不良となる異物とは・・・
1-7 生産工程における異物の挙動・振る舞い
1-8 物質による挙動の違い
1-9 現場は、異物だらけ
1-10 感性を磨く必要性
1-11 ゴミ・異物の事例/ゴミ・異物不良の事例:写真
1-12 見える化の必要性
1-13 見える化の仕組みとは
1-14 見える化機器のご紹介 等
2.クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理
2-1 クリーン化における清掃は技術として捉えよう
2-2 この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。
2-3 クリーンルームの清掃の目的と意義
2-4 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?
2-5 生産環境における清浄化対象箇所
2-6 清掃はいつやるのが良いのか? 始業時?終業時?昼休み前後?
2-7 クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する
2-8 クリーンルームの占有状態と言う捉え
2-9 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系
2-10 「見える化機器」の活用法
2-11 なぜ、見える化が必要なのか
2-12 気流の可視化も重要:浮遊異物は気流によって運ばれる。
2-13 クリーンルームの清掃方法
(1)清掃作業員の適正化も大切
(2)清掃方法の分類と方法:その1 日常/定期/特別と言う捉え
(3)清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる.etc
(4)清掃の手順はどうするのか。
(5)清掃資材の汚れ状態も確認しよう
(6)清掃用具類のあり方
(7)清掃方法の効果と比較
(8)静電気による粒子付着に対する清掃POINT
(9)粘着マットの剥がし方にも注意を!等
3.防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策
3-1 なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。
3-2 防塵衣の適正化に取組む各メーカー
3-3 人間の動作と発塵量
3-4 クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は?
3-5 皮膚からの発塵の抑制の考え方
3-6 防塵衣に求められる性能
3-7 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。
3-8 防塵衣の性能を発揮するには?
3-9 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。
3-10 動作発塵評価3事例ご紹介
3-11 ポンピング発塵データご紹介
3-12 評価環境と機器類とは
3-13 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニング
3-14 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え
(1)身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介
(2)クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ
(3)粗大粒子と言う捉え
(4)クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。
(5)自工程で不良につながる異物粒径を知ろう
(6)粗大粒子による影響が大きい異物不良
(7)粗大粒子が原因となった不良事例3点
(8)JISによる粒子の分類と定義
(9)微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違い
(10)気中パーティクルカウンターの特性
(11)パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう
(12)ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1kgと綿1kgどっちが重い?)
(13)粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。
(14)粗大粒子は見える化出来る!
(15)粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法
(16)ISO-14644シリーズのご紹介
(17)ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格
(18)ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要、等
4.クリーン化・異物対策における静電気対策
4-0 なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
4-1 電気とは・・・(動電気/静電気)
4-2 静電気の基本(静電気の発生と静電気要因不良)
4-3 静電気対策方法:考え方
4-4 イオナイザーの種類と特性:選択ミスは不良につながる。
4-5 除電のメカニズム
4-6 イオナイザー使用時の注意点
4-7 作業環境(湿度)と静電気の発生
4-8 静電気対策は、費用が掛かる?
4-9 静電気対策事例:良い事例/悪い事例:対策方法事例紹介
4-10 後戻りしない対策のあり方
<質疑応答>
2023年12月19日(火) 10:30~16:30
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 44,000円 (本体価格:40,000円)
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