リチウムイオン電池,全固体電池に関わる研究者・技術者の労働安全衛生,法規制動向,作業安全管理【提携セミナー】

リチウムイオン電池 安全

リチウムイオン電池,全固体電池に関わる研究者・技術者の労働安全衛生,法規制動向,作業安全管理【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/9/5(木)10:00~17:00
担当講師

菅原 秀一 氏
小林 恭一 氏
松本 孝文 氏
阿知波 敬 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 1名につき66,000円(税込)

★電池工場での爆発事故 ,電池実験での薬品ヤケド ,全固体電池の硫化水素ガス対策など

★実験,試験,製造,貯蔵保管,輸送輸出,各シチュエーションでの人的リスクとその対策


リチウムイオン電池,全固体電池に関わる

研究者・技術者の労働安全衛生,

法規制動向,作業安全管理

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

最近のEVやリチウムイオン電池への、広範囲な業種の参入に伴い、自ら電池材料を扱い、研究開発を行うケースが、増えたことがこの種の問題の背景にあろう。 研究段階は最終的な製品の、化学物質の構成を選択する場でもある。この段階でグローバルな物質規制を認識しておくことは、リサイクル等も含めた製品の総合評価にも有用であろう。 講演は国内外の法規など、あまり面白くない内容であるが、事前のリスク対応で済めば、重大なハザードの処置よりも有益になるため,その現状から対応までを広く学ぶ。

 

 

 

 

習得できる知識

・リチウムイオン電池・全固体電池に関わる研究者や作業員の労働安全衛生とヒューマンエラーの事例
・リチウムイオン蓄電池と消防法
・リチウムイオン蓄電池(LIB)の保管に関する法改正の解説
・低露点環境下での硫化物系全固体電池の試作・評価・分析技術と作業時の安全対策について

 

 

担当講師

【第1部】泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏
【第2部】特定非営利活動法人日本防火技術者協会 理事 博士(工学)  小林 恭一 氏
【第3部】三和建設(株) 執行役員 大阪本店次長兼リソウコブランドマネージャー 松本 孝文 氏
【第4部】(株)コベルコ科研 技術本部 EV・電池ソリューションセンター EV・電池解析技術室 マーケティング・ソリューショングループ 博士(工学) 阿知波 敬 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:00~14:00 ※途中休憩を挟みます】
第1部 リチウムイオン電池・全固体電池に関わる研究者や作業員の労働安全衛生とヒューマンエラーの事例紹介

●講師 泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏

 

1.はじめにー蓄電池産業への異業種からの参入-
1.1 電池材料メーカー、電池メーカー...EV生産..リサイクル
1.2 業種毎の化学物質規制とコンプライアンス
1.3 相互補完、出来ること出来ないこと

 

2.基本は、毒物及び劇物取締法と消防法
2.1 化学物質安全性の基礎知識
2.2 医薬用外毒物、劇物
2.3 危険物(消防法)は可燃物

 

3.リスク対応、労働安全衛生法と化学物質規制
3.1 労安法の指定化学物質と安全性衛生委員会
3.2 開発ラボから生産への移行
3.3 汚染三法(国内、土壌/大気/水質)との関係

 

4.GHS PRTR REACHなどグローバル規制
4.1 化審法とREACHの既存化学物質リスト
4.2 PRTRの対象と対象外
4.3 REACHどこまでカバーしているのか

 

5.SDS安全データシートの情報
5.1 SDS、発行する立場と受け取る立場の相違
5.2 研究段階のSDSと製品のSDS

 

6.研究/生産/販売...リサイクルの連系
6.1 全体の流れ、自主と法定の区別
6.2 蓄電池デバイスの特殊性

 

7.電池に関するヒューマンエラーの事例紹介
7.1 危険物の付着や「やけど」などの怪我の事例
7.2 実験室での「火災」,「器具の破裂」の事例
7.3 輸送や貯蔵におけるトラブル事例

 

8.まとめ

 

【質疑応答】

 

 

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【14:10~14:40】
第2部 リチウムイオン蓄電池と消防法

●講師 特定非営利活動法人日本防火技術者協会 理事 博士(工学)  小林 恭一 氏

 

1.リチウムイオン蓄電池と消防法
1.1 リチウムイオン蓄電池の電解液と消防法の危険物規制
1.2 リチウムイオン蓄電池特有の火災危険
1.3 消防法の特例適用の変遷
1.4 EV車生産工場における特例適用の限界と新しい規制の方向
1.5 EV車の普及が進んだ場合の新たな危険性と対策のあり方

 

2.まとめ

【質疑応答】

 

 

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【14:50~15:50】
第3部 リチウムイオン蓄電池(LIB)の保管に関する法改正の解説

●講師 三和建設(株) 執行役員 大阪本店次長兼リソウコブランドマネージャー 松本 孝文 氏

 

1.会社案内・実績・自己紹介

 

2.急速拡大するLIB市場

 

3.危険物倉庫は増えないのか

 

4.LIB保管に関する法改正
4.1 建物に関する法改正
4.2 消火設備に関する法改正
4.3 保管方法に関する法改正

 

5.消防庁検討会の最新情報

 

6.まとめ

 

【質疑応答】

 

 

----------------

【16:00~17:00】
第4部 低露点環境下での硫化物系全固体電池の試作・評価・分析技術と作業時の安全対策について

●講師 (株)コベルコ科研 技術本部 EV・電池ソリューションセンター
EV・電池解析技術室 マーケティング・ソリューショングループ 博士(工学) 阿知波 敬 氏

 

1.全固体電池開発の課題
1.1 全固体電池とは
1.2 全固体電池の開発の課題

 

2.低露点環境下での硫化物系全固体池の試作や分析・評価
2.1 全固体電池の試作・評価における環境制御の重要性
2.2 硫化物系全固体池の試作・評価における作業時の安全対策
2.3 低露点環境下での全固体電池の試作事例
2.4 低露点環境下での全固体電池材料の評価事例

 

3.コベルコ科研における全固体電池評価技術
3.1 電極構造・プロセスの最適化へのソリューション
3.2 電池特性制御・管理の最適化へのソリューション
3.3 全固体電池の安全性向上へのソリューション

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/9/5(木)10:00~17:00

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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