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プロセス技術の問題解決の基礎《問題解決型QCストーリー・なぜなぜ分析等による問題解決ワーク》
【LIVE配信】2024/9/6(金)10:00~16:00
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新QC七つ道具は、間接部門を含めて全社的に品質管理をすべきであるという考え(TQC)をベースとしており、製造業での業務に限らず様々な場面で活用できる意思決定ツールです。
新QC七つ道具は、以下の7つの技法からなります。
一つずつみていきましょう。
このページでは、マトリックス図法について紹介します。
マトリックス図法とは、一言で表すと「系統図法をさらにわかりやすく」する手法ということができます。
系統図法を横展開して繰り返していき、四次五次まで進めていくと大量の解決手段、方策が出てきて、どの案を優先採用すべきか整理が難しくなります。それをまとめるのがマトリックス図法です。
系統図法で出てきた手段・方策の重みづけ評価を行い、方策を実施する際の役割分担を明確にすることで、課題解決のための行動を有効に進めることができる効果が期待できます。
マトリック図には、その形からL型、T型、X型、Y型、C型の5種類があります。
ここでは、L型を例に説明したいと思います。
ランクは、効果・実現性を記号による2~3段階で評価した結果をもとに点数付けします。
L型マトリックスにまとめることにより、一つ一つの方策を複数の要素から比較検討評価することができます。
L型マトリックス図は、模式的には下図のようになります。
系統図法で抽出した手段・方策を、L型マトリックス図に展開して効果、実現性、などを比較評価し、役割分担を明確にすることで、優先順位と課題解決への具体的な筋道を明確にしていくイメージがご理解いただけると思います。
ぜひマトリックス図法を活用して、より効果的な製品開発や品質管理活動に役立ててください。
(アイアール技術者教育研究所 S・Y)