メールコミュニケーションの特徴とトラブルを防ぐポイント《社会人のコミュ力UP講座⑤》
今回は、コミュニケーションスキルの応用編の2回目として、業務(仕事)におけるメールでのコミュニケーションについて考えます。
メールによるコミュニケーションの特徴
メールは、インターネットの登場以来、間接的なコミュニケーションの主役となっています。
だからこそ、メールの失敗は大きな痛手になるかもしれません。
メールでのコミュニケーションには以下のようなメリット・デメリットがあります。
こうしたメールの特徴(特にデメリット)を知り、予測できるトラブルは回避しましょう!
では、トラブルを起こしうるメールとはどのようなものでしょうか?
悪い例から見ていきましょう。
業務メールの書き方(悪い例・良い例)
悪い例①:回答が面倒なメール
悪い例②:情報不足なメール
逆に、どのようなメールが望ましいのでしょうか。
相手への配慮にたち、適切な作法にのっとった、良い例を見てみましょう。
良い例(望ましいメールの文面)
「悪い例」のような理不尽なメールを受け取ってしまったら、思わず、感情をぶつける返信をしたくなるかもしれません。
でも、メールは後々まで残るもの。禍根も残しかねません。
ここでは、トラブルを避けて対応する方法を一つご紹介します。
メールでのトラブルを回避するコツ
至急対応が必要ではないメールの場合は、
[感情込みで下書き ⇒ 寝かす ⇒ 共感型に修正]
という流れを意識するだけで、トラブルが生じる可能性を下げることができます。
ぜひ試してみましょう!
次回は、会議でのファシリテーションについてとり上げます。
(アイアール技術者教育研究所 H・N)
- 第1回: なぜ重要?仕事におけるコミュニケーション能力
- 第2回: 職場で良い人間関係を築けるコミュニケーションのポイント
- 第3回: 共感によるコミュニケーション「ラポール」とは?ラポール形成の基本と実践
- 第4回: 職場でのコミュニケーションスキル応用編|よくある場面での対応のコツ
- 第5回: メールコミュニケーションの特徴とトラブルを防ぐポイント
- 第6回: 会議におけるファシリテーションのコツ