承認製品がない外科領域での癒着防止材のアンメット・メディカル・ニーズと材料開発【提携セミナー】

癒着防止材のアンメット・メディカル・ニーズ

承認製品がない外科領域での癒着防止材のアンメット・メディカル・ニーズと材料開発【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/4/5(水)10:30~15:30
担当講師

岡野 高之 氏
多田 薫 氏
田口 哲志 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 55,000円(税込)

★ 耳鼻咽喉科、整形外科での癒着の病態、問題点、予防、理想的な製剤!

 

承認製品がない外科領域での

癒着防止材の

アンメット・メディカル・ニーズと材料開発

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

  • 耳鼻咽喉科領域での癒着トラブル事例と癒着防止策
  • 整形外科領域における癒着の問題点、癒着の予防策について
  • 癒着防止機能を有する外科用接着材料の開発

 

 

習得できる知識

  • 中耳における癒着の病態と治療
  • 鼻副鼻腔における癒着の病態と治療
  • 声帯の癒着の病態と治療
  • 癒着に関わる、耳鼻咽喉科領域での最近の進歩
  • 末梢神経の癒着の治療方針と臨床上の問題点
  • 腱組織の癒着の治療方針と臨床上の問題点
  • in situゲルタイプ外科用接着剤の癒着防止機能

 

 

担当講師

【第1部】京都大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 講師 岡野 高之 氏

【第2部】金沢大学医薬保健学域 保健学類 作業療法学専攻 教授 多田 薫 氏

【第3部】国立研究開発法人物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点 ポリマー・バイオ分野 バイオポリマーグループ グループリーダー 田口 哲志 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:30~12:00】

【第1部】 耳鼻咽喉科領域での癒着トラブル事例と癒着防止策用

京都大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 講師 岡野 高之 氏

専門分野:耳鼻咽喉科学

 

【講座概要】

中耳、鼻副鼻腔、声帯など、本来体腔を形成しているべき構造が、外傷、手術、炎症など何らかの原因で生じた癒着により体腔が消失することで、器官の機能が損なわれることが問題となる。癒着により難聴、嗅覚障害や鼻閉、嗄声などが生じ、生活の質が大きく低下する。治療としては一般に手術による癒着の解除が行われているが、その成績は必ずしも良好ではないため、癒着を予防する治療法の開発が切に望まれている。

 

【講演内容】

 

1.中耳における癒着の病態と治療

  • 癒着性中耳炎における癒着の病態と、現在の治療方針や臨床上の問題点についてお話します

 

2.鼻副鼻腔における癒着の病態と治療

  • 鼻副鼻腔における癒着の病態と、現在の治療方針や臨床上の問題点についてお話します

 

3.声帯の癒着の病態と治療

  • 声帯における癒着の病態と、現在の治療方針や臨床上の問題点についてお話します

 

4.癒着に関わる、耳鼻咽喉科領域での最近の進歩

  • 近年の耳鼻咽喉科領域における癒着に関わる基礎研究や臨床的知見についてお話します

 


【12:45~13:45】

【第2部】 整形外科領域における癒着の問題点、癒着の予防策について

金沢大学医薬保健学域 保健学類 作業療法学専攻 教授 多田 薫 氏

専門分野:手外科、末梢神経

 

【講座概要】

癒着は外傷や外科的処置に伴う組織損傷の炎症治癒過程において生じる。整形外科領域においては末梢神経や腱組織の癒着が臨床上問題となることが多い。これらに対する治療として神経剥離術や腱剥離術が行われているが、その成績は必ずしも良好ではないため、癒着の発生を予防する方法が切に望まれている。

 

【講演内容】

 

1.末梢神経の癒着

  • 症例を提示し、現在の治療方針と臨床上の問題点についてお話します

 

2.腱組織の癒着

  • 症例を提示し、現在の治療方針と臨床上の問題点についてお話します

 

3.癒着に関する基礎研究

  • 過去の基礎研究や、当科で行っている基礎研究についてお話します

 

4.臨床応用が望まれる製剤について

  • 既存の製剤や理想的な製剤についてお話します

 


【14:00~15:30】

【第3部】 癒着防止機能を有する外科用接着材料の開発

国立研究開発法人物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点 ポリマー・バイオ分野 バイオポリマーグループ グループリーダー 田口哲志 氏

専門分野:医用高分子材料、バイオマテリアル

 

【講座主旨】

外科手術後においては、創部と周辺組織・臓器との間で癒着が高頻度に生じるため、創部に適用する生体材料には「単独」で、①硬化時において接着して創部を閉鎖する「生体接着能」を有し、②硬化後には周辺組織・臓器と接着しない「癒着防止能」を有するという相反する機能が求められる。本講演では、湿潤環境にある生体組織に接着し、接着後は癒着防止能を有する外科用接着材料について紹介する。

 

【講演内容】

 

1.外科用接着剤・癒着防止剤の現状と課題

2.in situゲルタイプ外科用接着剤の設計と軟組織接着機能

3.in situゲルタイプ外科用接着剤の癒着防止機能

4.組織接着性粒子の設計と組織接着機能

5.組織接着性粒子の癒着防止機能

6.今後の展望

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023/4/5(水)10:30~15:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き)

〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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