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コーティング膜および機能性材料の付着・密着性評価と剥離対策(セミナー)
2024/11/29(金)13:00-16:30
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 渡邊 正 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
●光学薄膜分野のプロフェッショナルとして自立するための切欠を得ていただくことを目的に、
基本を押さえたうえで、ステップアップを目指します。
≪プロフェッショナルへの手掛かりを掴む為に≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
本講座は、光学薄膜に関わって1~3年程度の方を対象に、光学薄膜分野のプロフェッショナルとして自立するための切欠を得ていただくことを目的に、基本を押さえたうえで、ステップアップにおいて引っ掛かりやすい(理解しにくい)技術項目について解説します。
多くの技術分野において、若手エンジニアと自立したエンジニアとの大きい違いは「物事を大局的かつシンプルに捉える力」と「誤差やばらつきへの理解度」にあります。このことは光学薄膜分野においても同じです。光学薄膜エンジニアとしての自立に向けては、まずは正しく現象の物理的なイメージを持ちながら現象を大局的かつシンプルに捉えたうえで、誤差やばらつきが何処で発生するのかを知ることが大切だと思います。(判ってしまえば簡単な話ばかりですが、十分に理解できていない方が思いのほか多いのが実際だと思います。)
本講座では、事象をシンプルに、また数式は極力使わずに、物理的イメージを捉えていただけるよう説明を行います。そのうえで、誤差やばらつきの要因とその抑制方法について説明を加えることで、ステップアップへの手掛かりとしていただこうと思います。(光学膜の設計を製造プロセスに落とし込む方式の説明では、関係を示す数式を若干用いますが、これも高校卒業程度の数学への理解があれば問題ありません。)
本講座が皆様のステップアップの切欠となり、ひいては光学薄膜分野の発展への一助となれば幸いです。
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
◆必要な予備知識など
◆講演中のキーワード
光学膜厚、現場力の向上
株式会社導波技術研究所 代表取締役 渡邊正 氏
■ご略歴:
1993年3月 東京大学 物理工学科 卒業
1995年3月 東京大学大学院 工学系研究科物理工学 修士課程 修了
1995年4月~2023年9月 オリンパス株式会社
広く光学薄膜の開発に従事、中でも顕微鏡向け光学薄膜の生産技術開発および設計業務に長く注力し、成果を得た。
ほか、医療用部品関連のプロジェクトリーダー、通信関連部材の開発などにも従事
2023年10月~ 現職((株)導波技術研究所 代表取締役)
■ご専門および得意な分野・研究:
電磁波(電波、光)の伝搬、干渉を利用した技術
特に以下の2技術分野を専門として業務を推進
・光学薄膜
・フレキシブル導波管
■本テーマ関連学協会でのご活動:
光学薄膜研究会 運営委員(2022年度)
光とレーザーの科学技術フェア(2023年11月)光学薄膜セミナー講師
1.イントロダクション
・構造色
・薄膜干渉=なぜ色づくのか?
2.屈折率と光学膜厚
・屈折率
・光学膜厚
・屈折率、光学膜厚の波長依存性
・膜構成の表現方法
3.単層膜の振る舞い
・単層反射防止膜
・単層反射増加膜
4.反射防止膜の設計
5.多層膜フィルターの設計
6.製造方法と膜質
・代表的な製造方法
・膜質に影響する要素(真空蒸着を例にとって)
・成膜装置の基本的な構成と動作
・膜の構造/組成と屈折率の変動
・膜厚の制御方式
7.成膜プロセスの作成方法
・成膜プロセスで設定するパラメータ
・膜厚監視上の屈折率と基板上の屈折率
・ツーリングファクター
8.膜特性の安定化
・膜質の安定化
・ツーリングファクターの安定化
・蒸発源の安定化
・イオン源の安定化
・膜応力と外観
・光学膜厚監視系の仕組みと動作
・光学膜厚監視の安定化要件
9.光学特性の評価
・分光測定の基本
・分光測定器を構成する機器
・使用および管理上の注意点
10.関連知識
11.まとめ
未定
未定
未定
●録音・録画行為は固くお断り致します。
※配布資料等について
●配布資料は、印刷物を1部郵送、または資料データのダウンロードいずれかで調整中です。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
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