半導体製造におけるCO2排出量の算定と見える化【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 柴原 尚希 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★原材料調達、生産工程、使用工程...半導体のCFP算定の特徴とは!
★ライフサイクルフロー全体における二酸化炭素排出源と削減のポイント!
半導体製造におけるCO2排出量の算定と見える化
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
- 製造業におけるインベントリ分析の進め方
- CO2排出量 (スコープ1,2,3)算定の基礎を学ぶ
- 半導体製造におけるCO2排出量 (Scope3) の見える化と算定方法
習得できる知識
LCAに基づくCFP算定のステップ、スコープ1の算定対象範囲と算定方法、スコープ2の算定対象範囲と算定方法、Scope3の算定対象範囲と算定方法、カーボンプライジング、自社計算システムの開発、半導体のCFP算定の特徴、半導体のライフサイクルフロー全体における削減ポイントなど
担当講師
【第1部】中部大学 工学部 都市建設工学科 准教授 柴原 尚希 氏
【第2部】Believe Technology(株) 代表取締役 渡邊 信太郎 氏
【第3部】(株)ゼロボード 事業開発本部 ソリューション開発室 脱炭素エキスパート 野底 琢 氏
セミナープログラム(予定)
【第1部】製造業におけるインベントリ分析の進め方
中部大学 工学部 都市建設工学科 准教授 柴原 尚希 氏
【講演趣旨】
2023年3月、経済産業省によりカーボンフットプリントのガイドラインを公開され、個別の製品・サービスだけでなく、企業における事業活動全体のCO2排出量の定量化や開示が求められています。本セミナーでは、CO2排出量計算やLCAの考え方の基礎から気になるポイントまで解説し、皆さんに親しみを持ってもらうことを目指します。特に、カーボンフットプリントやScope3の計算にとって重要なインベントリ分析の考え方を学びます。さらに、データベース・ソフトウェアの選択・利用方法、排出量計算やLCAの結果の活用方法、複数製品への排出量の割当方法や輸送の取り扱いなど、実践上のポイントについても解説します。
【講演項目】
1.CO2排出量計算/LCAの基礎
1-1.これからの環境経営におけるLCAの活用:国際標準規格、歴史、活動
1-2.CO2排出量計算手法概論:カーボンフットプリント、Scope3、削減貢献量 など
2.CO2排出量計算/LCAの実務
2-1.データベース・ソフトウェアの利用と考え方
2-2.自社計算システムの開発
2-3.組織評価としてのLCA活用方法
2-4.カーボンプライジング など
3.実践上のポイント/適用事例
3-1.同一工場複数製品へ排出量を割り当てるには
3-2.輸送に関する環境負荷の算定方法
3-3.再生材を自ら再利用する場合のLCA実施手法
3-4.他の製品で再生材を利用する場合のLCA実施手法
3-5.再生可能エネルギーを使った場合のLCA
3-6.適用事例:プラスチック、包装材料、鉄鋼製品、塗装工程、乗用車 など
【質疑応答】
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【第2部】CO2排出量 (スコープ1,2,3)算定の基礎を学ぶ
Believe Technology(株) 代表取締役 渡邊 信太郎 氏
【講演趣旨】
近年の脱炭素に関する関心の高まりにより、自社のカーボンニュートラルに取り組む企業が増えております。中でも、CO2排出量(スコープ1,2,3)の可視化は、削減目標や削減策を検討する上で不可欠な作業であり、カーボンニュートラル達成に向けての第一歩となります。今回大企業から中小企業まで業種、業態問わず幅広くCO2排出量(スコープ1,2,3)算定支援を行なうBelieve Technologyが排出量算定の基礎をご説明いたします。
【講演項目】
1.事前知識について
1-1.GHGプロトコルについて
1-2.具体的な算定の手順について
1-3.排出原単位DBの種類とその特徴について
1-4.削減証書について
2.スコープ1、2算定対象範囲と計算方法
2-1.スコープ1(自社の直接排出)とは
2-2.スコープ1の算定対象範囲と算定方法
2-3.スコープ2(電気、熱の使用に伴う間接排出)とは
2-4.スコープ2の算定対象範囲と算定方法
3.スコープ3算定対象範囲と計算方法
3-1.スコープ3(スコープ1、2以外の間接排出)とは
3-2.カテゴリ1(購入した製品・サービス)について
3-3.カテゴリ4&9(輸送配送【上流・下流】)について
3-4.カテゴリ5&12(自社由来・販売した製品の廃棄物)について
3-5.カテゴリ11(販売した製品の使用)について
3-6.カテゴリ2(資本財)について
3-7.カテゴリ3(燃料及びエネルギー活動【上流】)について
3-8.カテゴリ6&7(出張・雇用者の通勤)について
3-9.カテゴリ10(販売した製品の加工)
3-10.カテゴリ8&13(リース資産【上流・下流】)について
3-11.カテゴリ14&15(フランチャイズ・投資)について
【質疑応答】
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【第3部】半導体製造におけるCO2排出量 (Scope3) の見える化と算定方法
(株)ゼロボード 事業開発本部 ソリューション開発室 脱炭素エキスパート 野底 琢 氏
【講演趣旨】
ICT化が推進する中で、半導体需要は堅調な伸びを見せる中、半導体産業が地球温暖化に及ぼす影響を可視化し、事業成長と脱炭素の両立(デカップリング)を達成する必要があります。本講演では、半導体のLCAの算定方法を説明し、ゼロボード社としての半導体に関する算定実績をモデルケースに、半導体のライフサイクルフロー全体における排出量の発生ポイントや削減ポイントについて、講演申し上げます。
【講演項目】
1.挨拶
2.半導体産業の状況
3.国際的な脱炭素化の潮流
4.半導体産業における脱炭素化の動向
5.半導体に関するCFP算定のガイドライン、ルール
6.LCAに基づくCFP算定のステップ論について(一般論)
6-1.算定方針設計
6-2.データ収集
6-3.排出量算定
7.半導体のCFP算定の特徴
7-1.原材料調達の観点
7-2.生産工程の観点
7-3.使用工程の観点
8.半導体のライフサイクルフロー全体における排出源
9.半導体のライフサイクルフロー全体における削減ポイント
10.zeroboardの紹介
11.まとめ
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。