微細藻類における産業開発・ビジネス実例 徹底解説セミナー【提携セミナー】
微細藻類における産業開発・ビジネス実例 徹底解説セミナー【提携セミナー】
開催日時 | 2024/10/18(金)13:00-17:00 |
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担当講師 | 出村 幹英 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円 |
★微細藻類の学問的な基本情報から、
企業における微細藻類ビジネスの要点・実例までを1日に詰め込んだ、
情報量満載のセミナーです!
★第一部解説ポイント:有効成分別の産業利用可能性、
大量培養/大量生産に向けた装置・培養方法・培地条件の最適化、
培養~有効成分の抽出/精製まで一通りの流れ
★第二部解説ポイント:藻類ビジネスの全体像、
講師企業における藻類ビジネスの実例、プレイヤーとして必要な戦略 など
微細藻類における産業開発・ビジネス実例
徹底解説セミナー
<第一部>微細藻類の基本情報と大量培養技術
<第二部>企業における微細藻類ビジネス実例
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
<第一部:出村氏>
「藻類オイルが石油の代わりになる?!」というキャッチコピーとともに2005年頃から微細藻類の認知度は少しずつ上がってきた。今またカーボンニュートラルというキーワードとともに再びメディアに登場する回数が増えている。微細藻類は植物や海藻と同様に光合成を行って大気中の二酸化炭素で自分の体を作るため、燃やしたとしても二酸化炭素の増加に影響しない。また、地球全体における二酸化炭素固定能力は、陸上植物と同等とされている。さらに、近年では、微細藻類に医薬品やサプリメントとして有効な成分が含まれていることが次々と明らかになってきた。本講演では、微細藻類、および藻類バイオマスについて生物学的視点から解説するとともに、燃料用途の現状、食品としての可能性を含め、新しいカーボンニュートラルな生物資源としての微細藻類を紹介したい。さらに、将来の産業利用を見据えた大量培養に必要な技術、培養条件などのポイントについても講師の経験を交えながら深堀して解説する。
<第二部:福田氏>
昨今、藻類ビジネスは改めて盛り上がりを見せている。これはカーボンサーキュラーやSAFの文脈で語られる事が多いが、その実態は藻類ビジネス関係者以外には理解しにくいものである。
本セミナーでは、実際の藻類ビジネスを例にあげながら、藻類ビジネスのプレイヤーと、ビジネスとして成り立たせるための要点をご紹介しつつ、微細藻類ビジネスの今後の展望を説明する。
◆受講後、習得できること
・微細藻類そのものについての知識
・微細藻類バイオマスの多種多様な利用可能性
・微細藻類の大量培養に必要な知見
・微細藻類産業の将来像についてのヒント
・藻類ビジネスの概観を知る事ができる
・藻類ビジネスのプレイヤーを知る事ができる
・藻類ビジネスの具体事例を知る事ができる
◆講演中のキーワード
微細藻類、バイオマス、カーボンニュートラル、タンパク質クライシス、生物資源、高付加価値脂肪酸、生物多様性、大量培養、産業排水、資源循環、濃縮、抽出、藻類ビジネス、SAF、微細藻類、CO2、新素材
担当講師
佐賀大学 海洋エネルギー研究所 および リージョナル・イノベーションセンター
准教授 出村 幹英 氏
株式会社ガルデリア 事業開発部 取締役
事業開発担当執行役員 福田雅和 氏
セミナープログラム(予定)
【第一部:13:00~15:30(途中休憩/質疑含む) 出村幹英 氏】
微細藻類の基本情報・有効成分とその利用可能性・大量培養に必要な技術開発
Ⅰ 微細藻類の基本情報(微細藻類と地球環境・地球規模課題との関係)
・微細藻類とは
・微細藻類のCO2固定量
・「微細藻類バイオマス」とは?
・温暖化、食糧問題、排水問題
Ⅱ 微細藻類バイオマスの有効成分と成分に応じた産業利用の可能性
※微細藻類の主な種類(シアノバクテリア、スピルリナ、クロレラ、ヘマトコッカス、ユーグレナ 等)の特徴や商品例なども含めて解説する。
1.タンパク質
・タンパク質クライシスにおける微細藻類への注目
2.脂質
・「藻類オイル」の正体
・高付加価値脂肪酸(DHA, EPA,α-リノレン酸など)
・色素(フィコビリン、アスタキサンチンなど)
・燃料化の将来(ジェット燃料の可能性)
3.その他有効成分
・バイオプラスチックの可能性
・医薬品利用の可能性
・飼料、肥料用途
Ⅲ 微細藻類の大量培養技術・生産へ向けて
1.目的に沿った種類の選定
・藻類バイオマス生産の全体像、工程
・「培養株」とは何か?
・バイオマス生産性と商業化
2.培養方法別のメリットデメリット、培養条件の最適化
・最適な培養装置の選定、コスト
・培養方法-従属栄養(光なしの培養)・独立栄養(光ありの培養)
・培地の成分
・産業排水を利用した培養
・光、温度、栄養塩との関係
・培養システムの構築
3.効率的な濃縮・収穫方法
・遠心分離機
・膜ろ過技術
・凝集剤利用
4.有効成分の抽出と精製
・抽出技術のポイント
・有機溶剤抽出、超臨界二酸化炭素抽出
・残渣利用
5.まとめ
・大量培養の難しさ
・産業化への課題
【第二部:15:40~17:00(質疑含む) 福田雅和 氏】
企業における実例・微細藻類をビジネスとして成り立たせるための要点
1.会社紹介
1) 硫酸酸性温泉紅藻ガルディエリア
a) 生息環境
b) 藻類としての特徴
2) ガルディエリアの用途
a) 貴金属リサイクル
b) 食品・化粧品
2.藻類ビジネスの全体像
1) 藻類ビジネスのプレイヤー
a) 市場カテゴリ
b) 業界マップ
2) 藻類の培養バリエーション
a) 独立栄養
b) 従属栄養
3) 勝ち筋と負け筋
a) 培養コスト
b) 用途と付加価値
3.当社事例
1) プレイヤーとしての立ち位置
2) 培養方法
3) 用途と付加価値
4.微細藻類ビジネス今後の展望
1) 生産効率
2) ニーズ
3) 社会環境
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024年10月18日(金) 13:00-17:00
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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