ゴム材料のトライボロジー入門講座 (情報機構)【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 前川覚 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
〇トライボロジーの基礎理論をマスターしたいという方はご参加ください。
ゴム材料のトライボロジー入門講座
《これだけは知っておくべき基礎知識を最短距離で徹底解説》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
◆ はじめに
タイヤ、シール、ワイパー、シューズなどゴム材料が用いられるトライボロジー機械要素は数多くあります。一般的に、「トライボロジーの問題は複雑でよくわからない」「設計は熟練者の経験に依存する」といった声がよく聞かれます。しかしながら、トライボロジーの基礎理論をしっかりと理解して、これまでに蓄積された基礎理論をうまく適用すれば、行き当たりばったりではない筋の通った摩擦面設計も可能です。本セミナーでは、手っ取り早くゴムのトライボロジーの基礎理論をマスターしたいという方を対象に、「これだけは知っておくべき基礎知識」を最短距離で簡潔に提案します。
◆ ご講演中のキーワード
ゴム材料、摩擦、摩耗、摩擦振動、スティックスリップ
◆ 受講対象者
- これからゴム材料のトライボロジーを学ぶ方
- 業務に活かすため手っ取り早くゴムのトライボロジーの知識を得たい方
- ゴムの摩擦面に発生する異音や振動の発生に困っている方
- 本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
◆ 必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど
- この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。(基本から丁寧に説明します)
◆ 本セミナーで習得できること
- ゴム材料のトライボロジーの基礎知識
- ゴム材料の低摩擦化・高摩擦化技術
- ゴム材料の摩擦振動(スティックスリップ)のメカニズムとその防止法
担当講師
名古屋工業大学 工学研究科 准教授 前川覚 氏
セミナープログラム(予定)
I.はじめに
1. トライボロジーの全体像
2.トライボロジーの理論で解決できること,解決できないこと
II.トライボロジーの基礎知識
1. トライボロジーの定義
2. 表面の形状と接触
3. 見かけの接触面積と真実接触面積
4. アモントン・クーロンの摩擦の法則
5. 摩擦の3形態(境界潤滑,混合潤滑,流体潤滑)
6. トライボロジーの役割と課題
※ トライボロジーの要点を簡潔に説明します。ゴム材料はもちろんのこと,金属材料のトライボロジー設計に対しても有用な知見を得ることが可能です.
III. ゴム材料のトライボロジーの基礎知識
1. ゴムのトライボロジーの特徴と摩擦メカニズムの分類
2. 凝着摩擦
3. ヒステリシス摩擦
4. 転がり摩擦
5. 流体摩擦(流体潤滑理論)
6. 摩耗
※ 第II章で説明する一般的なトライボロジーの基礎知識をベースにして,ゴム材料のトライボロジーの特徴について詳しく解説します.基礎理論をしっかりと押さえることで,次章で説明する応用技術のメカニズムを正しく理解することが可能になります.
IIII. 高摩擦化技術・低摩擦化技術
1. 乾燥摩擦を制御する
2. 流体潤滑を制御する
3. 摩擦振動・摩擦音を制御する
4. 摩耗を制御する
※ 応用技術として,ゴムの摩擦摩耗を制御するための基本的な考え方とその応用事例について紹介します.
IV. 近年の研究事例
※ CAE技術を活用したゴムのトライボロジー設計(有限要素法解析に基づく摺動面設計に関する研究動向)について紹介します.
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
については、こちらをご参照ください
受講料
未定
配布資料
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
備考
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。