リボソームによるRNA情報変換機構とmRNA創薬への応用【提携セミナー】

ウイルスの変異と免疫測定法

リボソームによるRNA情報変換機構とmRNA創薬への応用【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

稲田 利文 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定
★リボソームはRNA創薬の鍵となる!

 

リボソームによるRNA情報変換機構と

mRNA創薬への応用

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

機能欠損タンパク質の合成はタンパク質恒常性の破綻につながり、さらに不良タンパク質の蓄積やオルガネラの損傷、シグナル伝達経路撹乱など、広範な細胞機能障害を引き起こす。最近の翻訳品質管理の分子機構の解析から、異常翻訳の分子実体が衝突リボソームであり、翻訳品質管理機構RQCを引き起こすことが示された。衝突リボソームは特異的ユビキチン化修飾の基質となり、サブユニット乖離後に異常タンパク質の分解を引き起こす。翻訳品質管理機構の生理機能の理解も進み、タンパク質恒常性の破綻に起因する疾患発症の理解の分子基盤となることが明確になってきている。

 

本講座では、リボソームコドン配列から情報を正確に抽出し、正しいタンパク質を合成する翻訳反応のハブとしてのリボソーム機能の実体解明の現状を紹介します。

また、リボソームによるRNA情報変換機構を基盤としたRNA創薬の可能性について紹介します。

 

◆受講後、習得できること

・mRNAからタンパク質を合成する過程に関する最新の研究成果を学ぶことができます。
・目的に応じてmRNAから合成されるタンパク質量を変化させる基本が学べます。
・翻訳を任意の箇所で一時停滞させ、発現量やmRNA量を改変する原理が学べます。
・mRNAの安定性を決定する要因について学べます。
・翻訳品質管理機構を基盤とした創薬の方向性を知ることができます。

 

 

担当講師

東京大学医科学研究所 教授 博士(理学) 稲田 利文 先生

 

セミナープログラム(予定)

1.自己紹介

 

2.翻訳の正確性を保障する品質管理の最新研究
2.1 mRNAの産生経路と品質管理による分解
2.2 翻訳の正確性を保障する品質管理の概略
2.3 翻訳停滞によるタンパク質とmRNAの分解機構
2.4 機能欠損したリボソームを排除する仕組みとリボソーム病
2.5 コドン情報をmRNAの安定性へと変換する方法

 

3.品質管理と創薬基盤
3.1 ナンセンス変異に起因する遺伝病の治療法
3.2 ナンセンス変異を持つ異常mRNAに対する品質管理とがん治療
3.3 化合物による翻訳停滞の誘導と発現抑制
3.4 人工mRNA由来のタンパク質合成を制御する方法

 

(質疑応答)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

 

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