高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術
【Live配信】 2024/4/24(水) 13:00~16:30 , 【アーカイブ配信】 2024/5/10(金) まで受付(視聴期間:5/10~5/23)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 吉村 公男 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
《電子線・ガンマ線・イオンビームによる分解・架橋・グラフト重合反応とその応用》
《X線・中性子による構造・機能解析》
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
◎量子ビームの種類・性質等の基礎から、物質の相互作用、有機・高分子材料への照射効果、応用、構造・機能解析手法までを詳しく解説。
◎EB硬化技術、二次電池・燃料電池用材料の創製、高分子電解質膜の構造・機能解析など、機能性材料開発への応用方法とその事例。
一般的に機能性高分子材料の作製は、合成手順が多段階に渡り、精製操作も煩雑になりがちです。また、膜などの形状に成形する段階においても、膜厚の再現性の問題や、機能性を決める高次構造(会合状態)制御の困難さなど、様々な要因により所望の物性が発現しないことが多くあります。
本セミナーでは、量子ビームの種類・原理などの基礎から、電子・ガンマ・イオンビームを利用した分解・架橋・グラフト重合反応の機能性材料開発への応用方法とその事例、放射線グラフト重合技術、X線や中性子を用いた高次構造解析手法について解説します。
得られる知識
受講対象
量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所 主幹研究員 博士(工学) 吉村 公男 氏
専門:放射線化学、高分子化学、構造有機化学、有機ケイ素化学
2009年 日本原子力研究開発機構 博士研究員(電子線、ガンマ線、イオンビームを用いた材料開発を担当)
2011年 日本原子力研究開発機構 特定課題推進員(電子線、ガンマ線、イオンビームを用いた電解質膜開発を担当)
2016年~ 量子科学技術研究開発機構(QST) 研究員(電解質材料の合成と評価、中性子ビームを利用した構造解析を担当)
第1部:量子ビームの基礎
1.量子ビーム(放射線)の基礎
1.1 量子ビームについて(種類、性質)
1.2 量子ビームのエネルギー・強度
1.3 量子ビームの発生技術
2.量子ビームと物質の相互作用
2.1 電磁波(X線、ガンマ線)との相互作用
2.2 荷電粒子(電子線、イオン線)との相互作用
2.3 中性子との相互作用
3.有機・高分子材料への照射効果
3.1 高分子の放射線化学の特徴
3.2 量子ビームによる高分子の反応
第2部:量子ビームの利用
4.電子・ガンマ線の利用
4.1 量子ビームの産業利用について
4.2 電子線:架橋反応を利用した電子線(EB)硬化技術
4.3 ガンマ線:グラフト重合による二次電池、燃料電池用材料の創製
5.イオンビームの利用
5.1 イオンビームの発生装置について
5.2 イオン飛跡のエッチングによる穿孔形成
5.3 イオン飛跡へのグラフト重合による電解質材料の作製
6.X線・中性子による構造・機能解析
6.1 小角散乱解析について
6.2 有機・高分子機能材料の多層(階層)構造の解析
6.3 高分子電解質膜の構造・機能解析への応用
□質疑応答□
未定
未定
未定
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催者サイトのマイページよりダウンロード可となります。
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。