アンモニアボランを用いた水素発生技術【提携セミナー】

グリーン水素の低コスト化

アンモニアボランを用いた水素発生技術【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

中川 鉄水 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

水素利用技術の基礎からわかりやすく解説。

アンモニアボランの特徴・利用方法、課題まで、最近の成果をご紹介します。

 

アンモニアボランを用いた水素発生技術

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

 

燃料電池の普及拡大が進む中、水素貯蔵技術は高圧水素がファーストチョイスとなっている。しかし高圧水素は重量・体積水素密度の点で不十分であるため、高密度水素貯蔵材料の台頭が期待されている。しかしながら現状は、定置式を除き移動体用においては高圧タンクを凌駕する水素貯蔵材料は現れていない。

 

アンモニアボラン(NH3BH3)は最大20質量%、148 kg H2/m3という液体水素以上の高密度で水素を貯蔵できるため、米国DOEによって車載用水素源の目的で2000年台前半~2010年台後半まで研究されてきた。日本においても上記プロジェクトの流れを汲み、「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」において分散型FC電源用の水素源としてアンモニアボランを市場投入するための研究開発を行っている。

 

本セミナーでは水素利用技術の基礎知識と、アンモニアボランの特徴・利用方法(水素貯蔵以外も含む)、課題とその解決方法、および最近の成果を解説する。

 

◆受講対象者

水素エネルギーに関心のある人・企業、燃料電池関連、電力会社、ガス会社、化成品の会社など。
※半導体関係など窒化ホウ素(アンモニアボランが窒化ホウ素の原料)を扱う人、錯体や有機化学を使う人(還元剤として利用できるため)もできれば参加してもらいたいです。

 

◆必要な予備知識など

中学・高校程度の化学に関する知識(反応式や化学式が出るため)

 

◆受講後、習得できること

  • 水素の基礎知識(取り扱い方、危険性、エネルギー利用における特性など)
  • 水素貯蔵材料の基礎と利用例
  • アンモニアボランの基礎知識と最先端の技術

 

担当講師

国立大学法人 琉球大学
理学部海洋自然科学科化学系 博士(学術)

中川 鉄水 氏

 

セミナープログラム(予定)

1.水素エネルギーの基礎知識
1) 水素のエネルギー利用における特性
2) 水素の安全性

 

2.水素利用技術
1) 水素製造
a) 製造法の種類
b) 水の電気分解
c) 光触媒
d) バイオマス
e) 副生水素
2) 水素貯蔵
a) 高圧水素
b) 液体水素
c) 水素貯蔵材料(吸着、化学物質など)
3) 水素利用
a) 燃焼
b) 燃料電池(種類と利用例)

 

3.アンモニアボランについて
1) 製造技術
a) 主な合成法の種類
b) スケールアップ技術
c) 新規合成法
2) 水素放出技術
a) 加水分解・加アルコール分解
b) 熱分解
3) 水素再充填技術
a) 加水分解
b) 熱分解
4) 燃料電池への水素供給システムと未来の利用方法

 

4.まとめ

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売