QMS適合性調査(EO滅菌、放射線滅菌、バイオバーデン測定)とケーススタディによる問題点解決【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
もっと見る開催日時 | 2023/7/25(火)10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。 |
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担当講師 | 山口 透 氏 |
開催場所 | 【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室 |
定員 | - |
受講費 | 47,300円 |
★医療機器の滅菌関連(EO滅菌、放射線滅菌、バイオバーデン測定)の
QMS適合性調査における重要な指摘事項・推奨事項についての対応方法・
是正方法をケーススタディを交えて解説!
★年々厳しくなる医療機器滅菌規制に正しく対応するために!
QMS適合性調査(EO滅菌、放射線滅菌、バイオバーデン測定)と
ケーススタディによる問題点解決
≪医療機器の滅菌に関するQMS適合性調査における指摘事項、推奨事項の解説と対応について~
(ISO11135:2014、ISO11137~1:2006 Amd2:2018、ISO11137~2:2013、ISO11737~1:2018対応)≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
医薬品医療機器等法(薬機法)施行に伴い、新QMS省令が導入されました。QMS適合性調査は、QMS省令に適合し適正な品質の製品が製造される品質システムを調査します。特に、滅菌関連の規制は年々厳しくなっており、薬事規制を遵守し、規格基準を正しく解釈し運用することが求められています。
本セミナーは、講師がコンサルタント業務として、PMDA、第三者認証機関のQMS適合性調査に同席または指摘事項対応の中で得た情報の中から、重要な指摘事項、推奨事項についての対応方法、是正方法について解説します。またケーススタディとして、規格をどのように解釈したら良いかについて考えて行きたいと思います。本セミナーが、今後の製品滅菌保証の向上に参考になれば幸いです。
◆受講後、習得できること
- 医療機器の品質システムを正しく理解し、管理するための知識の習得
- 指摘事項に関する適切な対応および今後の指摘事項の予防、低減
- ISO規格の正しい理解、解釈
◆講演中のキーワード
QMS適合性調査、医療機器、EO滅菌、放射線滅菌、バイオバーデン試験
◆本テーマ関連法規・ガイドラインなど
- ISO11135:2014
- ISO11137-1:2006 Amd2:2018
- ISO11137-2:2013
- ISO11737-1:2018
担当講師
四季サイエンスラボラトリー 代表 山口透 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
■プロフィール
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社にて医薬品、医療機器、医薬部外品、化粧品の開発(微生物関連、試験開発及びEO滅菌バリデーション)、品質保証、薬事業務に従事。
2001年より住重アテックス株式会社にて、電子線による改質、滅菌技術の研究開発、及び医薬品・医療機器等の電子線滅菌導入に係る滅菌条件設定、微生物、理化学受託試験を担当。
2015年退職後、コンサルタント業(滅菌、微生物管理、放射線改質)開始、現在に至る。
元ISO TC198 WG8国内検討委員、元ISO TC85 WG3 国内検討委員、元各JIS化検討委員、日本防菌防黴学会、高分子学会会員。
■著書
・「新GMP微生物試験法」(株)じほう
・「食・健康の高安全化」サイエンス&テクノロジー(株)
・「微生物管理実務と最新試験法」(株)情報機構
・「バリデーション全集」(株)情報機構
・「医療機器の滅菌関連試験実務とトラブル解決」(株)情報機構
・「ゲル化・増粘剤の使い方、選び方事例集」(株)技術情報協会
・「滅菌バリデーションと関連試験」(株)情報機構
セミナープログラム(予定)
1.EO滅菌
1-1.日常滅菌における積載過多
1-2.製品ファミリー設定の根拠(PCD滅菌抵抗性評価)が不明確
1-3.積載ワーストの定義(上限、下限)がされていない
1-4.EO濃度計算に圧力が換算されていない
1-5.滅菌条件:製品温度上限、下限の設定根拠がない
1-6.滅菌条件管理項目の基準設定の根拠が不明確
1-7.積載方法、パターンの設定根拠とワーストケースが考慮されていない
1-8.積載の混載時ワーストケースの根拠が不明確
1-9.購入BIの管理方法(保管温度、保管湿度、使用期限)が不十分、培地培養条件が規定されていない
1-10.BIの適格性(購買データ、BIとバイオバーデンの抵抗性比較)が検証されていない
1-11.バリデーションの積載負荷(ダミー)およびPCDの繰り返し使用制限が設定されていない
1-12.加湿工程に使用する蒸気の品質試験が規定されていない
1-13.BIの無菌試験における適用規格と培養条件が不明確、校正が未実施
1-14.再確認(リクオリフィケーション)の間隔設定の根拠がない
1-15.出荷の判定基準が不適切、再滅菌の記録がない
1-16.滅菌外部委託時の責任関係が不明確
2.放射線滅菌
2-1.滅菌線量設定、定期監査時の陽性発生手順が不明確
2-2.Vdmax法の検定線量照射試験におけるバイオバーデン数値が過大評価になっている
2-3.製品ファミリー設定の根拠が不明確
2-4.最大許容線量設定の根拠が不明確
2-5.OQの検証項目が十分でない
2-6.製品の変更に関して変更管理がされていない
2-7.滅菌外部委託時の責任関係が不明確
3.バイオバーデン測定
3-1.バイオバーデン測定未実施、または回数が不足している
3-2.適格性試験が未実施
3-3.バイオバーデンの取出しが妥当でない
3-4.培地、培養方法の妥当性が確認できない
3-5.同定試験の妥当性が確認できない、実施回数が少ない
3-6.バイオバーデン変更管理が不明確
3-7.過大、過小評価になっている(検出限界、ストレス、測定法)
3-8.管理水準設定の根拠が不明確、管理水準を超えた場合の措置が文書化されていない
3-9.回収率測定法不適切(繰り返し法)
3-10.未検出の取り扱いに検出限界を考慮していない
4.ケーススタディ
4-1.EO滅菌工程の同等性(複数滅菌器、複数プレコン、複数エアレーション)
4-2.パラメトリックリリース実施要件(EO滅菌)
4-3.定期再確認不適合時の製品無菌性保証の考え方(EO滅菌、放射線滅菌)
4-4.製品SALの考え方(EO滅菌)
4-5.EO滅菌の原理と製品設計(滅菌対象と滅菌困難な構造と対策)
4-6.EO低湿度滅菌条件の課題
4-7.EO滅菌工程の改善(製品温度分の均一化、滅菌時間低減、EO残留物低減)
4-8.ガスバリア、嫌気包装の滅菌(EO滅菌、放射線滅菌)
4-9.線量測定の不確かさと線量分布評価、表面管理線量設定(放射線滅菌)
4-10.滅菌条件のワーストケース(最大値)と最大許容線量の違いについて(放射線滅菌)
4-11.製品の安定性/耐久性における材質劣化評価について(放射線滅菌)
4-12.バイオバーデンスパイクの原因調査と管理方法(バイオバーデン測定)
4-13.バイオバーデン測定法が適切でない(細菌/真菌別々測定、芽胞接種後の乾燥、回収ストレスの影響)
<終了後、質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年7月25日(火) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
開催場所
【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室
受講料
1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
※新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
お申し込み方法
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