《仕事で交流回路を初めて扱う人のために》

社会人のための電気の基礎と演習

～交流編～

講座概要

高校では受験物理や受験数学を選択しなかったが、社会人になってからどうしても三相交流を扱う必要がでてきた――
理系を専門としているが、就職したら、配属先が専門外の電気系の知識を必要としていた――

・・・・・・社会人になってから文系から理系に転ずることになった方や、電気系の商材を扱う会社の営業職の方は、交流について学校で学んでいないため、社会人になってから習得される必要がでてきます。

また、専攻は理系であっても、機械やソフトウェアなど電気系以外の分野の方であれば、装置の動作を考えるときに必ず必要になる電気の知識を身につけておけば、それに対応した適切な設計や保守、製造が行えるようになります。

もちろん、人材配置の合理化や業務の複雑化によって、電気との分野複合的な内容の仕事にも対応できるようにご自分の知識の幅を広げておく必要があります。

本講座は、ある程度計算に関する知識はあるものの、就職してから初めて交流技術やPLC／シーケンサ―に触れる方を対象として、その根底にある基礎知識を習得することを目標としています。
中学、普通科高校数IIB程度の基礎的な計算知識があることを前提としています。

担当講師

山本 敏博 講師

セミナープログラム（予定）

1. 基礎知識の復習
i. 主な専門用語
ii. 長音の扱い
iii. 主な基本単位
iv. 主な基本法則とオームの法則、フレミングの法則、キルヒホッフの法則

2. 交流電源
i. 交流とは
ii. 直流と交流
iii. 単相交流と三相交流
iv. 三相モーターの接続
v. 交流電圧・電流・周波数
vi. 位相
vii. 交流電力・力率

3. 複素数の基礎
i. 複素数とは
ii. 複素数の基本公式
iii. 複素数演習

4. インピーダンス
i. インピーダンスの複素表記
ii. インピーダンスの合成
iii. インピーダンスの合成実習

5. リレーの基礎
i. リレーとは
ii. リレーの種類
iii. リレーの構造
iv. メカニカル・半導体リレーのメリットとデメリット
v. リレー使用上の注意
vi. 接点インターフェースについて

6. テスターの基礎
i. テスターとは
ii. 使用上の注意事項・使い方
iii. テスター使用の実演

標準実施時間：６時間＋休憩１時間

主な受講対象者

• 普通科高校文系卒業程度の理科の知識、数学の知識があり、機械やソフトウェアの仕事に携わっている、あるいは携わる予定で、電気の基礎知識を身につけたい方
• 普通科高校理系で物理の電磁気学、数学の複素数平面は習得したが、社会人になって三相交流含む電気系の業務で再度復習する必要ができた方
• 工業高校で習得した交流回路の知識を復習したい方
• 大学や専門学校で電気以外の理系分野を専攻しており、社会人になって必要に駆られて初めて交流の知識を学ぶ方
• 機械・ソフトウェア関係の仕事を行っているが、業務で電気系の知識を学ぶ必要がある方
• 電検三種の受験の準備として、基礎知識の復習を行いたい方
• 社会人のための電気の基礎と演習～基礎知識編～を受講済みの方

セミナー参加時の持ち物

当セミナーでは以下のものが必要です。必ず持参してください。

• 筆記用具
• (必要に応じて)電卓

公開セミナーの次回開催予定

・開催日時：未定

・開催場所：日本アイアール㈱　本社会議室（四谷三丁目駅徒歩６分他）またはZoomによるオンライン実施

[※日本アイアールへのアクセスはこちら]

・定員　　：オンライン無制限（会場受講は上限3名）

・受講料　：36,000円/1名（税別）

（※筆記用具と電卓をお持ちください。）

　※開催2週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。

※開催の場合は、開催１週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。

※山本講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。

お申し込み方法

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