リアルワールドデータ(RWD)を活用した臨床試験デザインの最適化【提携セミナー】

リアルワールドデータ(RWD)を活用した臨床試験デザインの最適化セミナー

リアルワールドデータ(RWD)を活用した臨床試験デザインの最適化【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/9/14(水)10:30~16:00
担当講師

二宮 英樹 氏
田中 司朗 氏
宮脇 敦士 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★ 医師/医療統計家が考えるRWDの臨床試験への活用法は!?
★ RWD解析課題の交絡因子の扱い方を丁寧に解説!!


リアルワールドデータ(RWD)を活用した

臨床試験デザインの最適化

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

・リアルワールドエビデンスを実現するために −リアルワールドデータを専門とする企業の視点から−
・統計的視点でみたリアルワールドエビデンスの可能性と限界  ー有効性・安全性・費用対効果の事例から得られた教訓―
・データベース研究の内的妥当性を高めるための方法論と実用例

 

 

習得できる知識

・RWDの詳細や具体的な活用法
・RWDを臨床開発へ応用する際のコンセプトと、取り得る選択肢
・ケーススタディ:有効性・安全性・費用対効果の事例から得られる教訓

 

 

担当講師

【はじめに】株式会社データック 二宮 英樹 氏
【第1部】京都大学大学院 医学研究科 臨床統計学 特定教授 田中 司朗 氏
【第2部】東京大学大学院 医学系研究科 特任助教 宮脇 敦士 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

(10:30~11:00)
【はじめに】

リアルワールドエビデンスを実現するために −リアルワールドデータを専門とする企業の視点から−

【講座主旨】
欧米各国でRWEの活用が進む中、日本でも当局・アカデミア・企業での検討・活用が進みつつあります。その過程で見えてきた課題を整理し、紹介します。業界の背景や製薬企業の置かれている状況を知ることで、田中先生・宮脇先生の講演から得られる学びが深くなることを狙いとします。

 

【講座内容】
1.日本でリアルワールドエビデンスが進まない理由
・データベースの未成熟
・統計・疫学人材不足
・当局と企業の連携
・当局はリアルワールドエビデンスの出口を約束するのか?

 

2.リアルワールドエビデンスの評価の課題
・エビデンスを比較、統合しづらい
・レビュアーの評価の負担

 

3.リアルワールドエビデンスの評価が難しい原因
・研究デザインや解析手法の多様さ(RCTとの比較において)
・reproducibilityとtransparency

 

4.製薬企業として出来ること
・戦略で組織を動かす
・臨床、アカデミア、当局との連携

 

(11:00~13:00)
【第1部】統計的視点でみたリアルワールドエビデンスの可能性と限界 ―有効性・安全性・費用対効果の事例から得られた教訓―

【講座主旨】
2018年にFDAがリアルワールドエビデンス(RWE)プログラムを公表して以来、RWEを積極的に取り入れた承認事例が増えています。日本の臨床開発でも、アンメットニーズの特定、治験のプロトコール作成・実施可能性調査、ヒストリカルコントロールとしてデータベースが利用されてきました。RWEを効果的に活用するためには、どのような状況下で有効性・安全性・費用対効果の根拠を得ることが困難かを把握し、RWEで解決できる問題とできない問題を見極めることが大切です。本講座では、RWEの可能性と限界について、生物統計家の立場から解説します。後半では、データック代表取締役で脳神経外科医の二宮英樹氏と対談し、今後の展望を探ります。

 

【講座内容】
1.ケーススタディ1. CAR-T細胞療法の有効性・費用対効果
1.1.CAR-T細胞療法製剤の承認事例
1.1.1.ヒストリカルコントロール
1.1.2.承認審査における論点
1.2.費用対効果評価の事例
1.2.1.「分析の枠組み」の重要性
1.2.2.生存曲線の外挿
1.2.3.費用対効果のモデル分析

 

2.ケーススタディ2. 骨粗鬆症治療薬の稀な副作用
2.1.顎骨壊死/非定型大腿骨骨折
2.2.特定使用成績調査、データベース研究、臨床試験の対比
2.3.データベース研究の論点
2.3.1.コントロールの妥当性
2.3.2.アウトカムの妥当性

 

3.対談
3.1.生物統計家の視点でRWEをどうみるか
3.2.医師の視点でRWEをどうみるか

 

【質疑応答】

—————————————————————
(14:00~16:00)
【第2部】データベース研究の内的妥当性を高めるための方法論と実用例

【講座主旨】
RWD含めた観察研究では、交絡を取り除き、内的妥当性をいかに確保するかが課題となる。特に観察のできない因子やデータの限界による交絡の残存をいかに取り除くかという命題は常に付きまとう。本講演ではそのような限界をどのように最小化していくか、標準・発展的な方法と研究のデザインの工夫の紹介を事例とともに行うことで論じていく。最後にRWD研究で内的妥当性を追い求める意義について皆さんと考えたいと思っている。

 

【講座内容】
1.標準的な交絡調整
・限定
・統計学的調整
・マッチング・プロペンシティスコアマッチング
・事例紹介

 

2.準実験デザイン(RCTに近い環境を見出す)
・操作変数法
・差分の差法
・回帰不連続デザイン
・事例紹介

 

3.自然実験(“自然に”起こったランダム化を追い求める)
・事例紹介

 

4.RWDとRCT
・事例紹介

 

5.RWD研究で内的妥当性を追い求める意義について
・−Datack二宮氏との対談

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/9/14(水)10:30~16:00

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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