バイオマス材料におけるLCAの考え方、計算と表示法【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023年8月4日(金)13:00~16:45 |
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担当講師 | 志摩 賢二 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 49,500円(税込) |
☆ 原料がバイオマスになるとLCA評価の何が変わるのかを解説!!
☆ エクセルを用いたマスバランスの取り方、評価事例を解説!?
バイオマス材料におけるLCAの考え方、計算と表示法
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
化学品の環境負荷を下げる技術としてバイオマスの活用が注目されている。非枯渇の再生可能資源である点、及び、カーボンニュートラルな材料であるという点がある反面、土地や水、そして肥料などを大量に必要とする。これらの影響を定量的に評価し、議論するためのツールがLCAである。今回はバイオ技術へのLCAの実務、及びその課題について紹介する。さらにバイオマスを用いる際の実際的な注意点についても触れる。また密接に関連する考え方として、自然資本の概念があり、それに関する情報開示やマネジメントの考え方も公開されている(TNFD)ので、これらについても紹介する。
脱炭素の観点から、今後経済性、環境性の高いバイオベース製品製造プロセスの社会実装が求められている。有望なプロセスの選択には、シミュレーションを通した技術経済性評価(製造コスト、LCAを基にしたGHG排出量の評価)が有効な手段である。シミュレーションの収束には、各単位操作のマスバランス評価が必要であり、論文、特許情報を活用することが確度の高い結果が得られる。本講座は、バイオベース製品製造プロセスの技術経済性評価法について、その効果、エクセルを用いたマスバランスの取り方、評価事例を解説する。
習得できる知識
- バイオマスを原料とする場合の課題、特に事業上の注意点
- 実際にバイオ関係のCFP評価する場合の注意点
- 事業戦略を考える上で必要な情報のマッピングの考え方
- 論文、特許情報を基にしたエクセルによるマスバランスのとり方
- バイオベース製品製造プロセスの技術経済性評価法(製造コスト、GHG排出量の評価法)
担当講師
【第1部】(株)三菱ケミカルリサーチ 調査コンサルティング部門 志摩賢二 氏
【第2部】産業技術総合研究所 機能化学研究部門 花岡寿明 氏
セミナープログラム(予定)
(13:00~15:00)
【第1部】バイオマスを原料とした製品のLCAとその考え方
(株)三菱ケミカルリサーチ 調査コンサルティング部門 志摩賢二 氏
1.なぜバイオマスなのか、バイオマスを原料とする場合の利点と課題
2.LCA、及びCFPの概論
3.バイオマスを原料とした場合の化学品のCFP評価について
4.自然資本など関連する考え方と事業評価への応用
【質疑応答】
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(15:15~16:45)
【第2部】バイオベース製品製造プロセスの技術経済性評価 ―特許・論文情報の活用とLCAへの応用―
産業技術総合研究所 機能化学研究部門 花岡寿明
1.プロセスの技術経済性評価法
1.1 シミュレーション方法
1.2 製造コスト算出法
1.3 環境性評価
1.4 LCAの基礎
2.プロセス評価事例
2.1 バイオブタジエン合成プロセス
・複数の提案プロセスとシミュレーションによる比較
・競合プロセスとの比較とプロセスの改善
・開発すべき単位操作の目標設定
・単位操作の開発例
2.2 バイオコハク酸製造プロセス
・製造コスト算出
・環境性評価
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年8月4日(金)13:00~16:45
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき49,500円(消費税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。