アルカリ水電解技術の基礎と開発動向・展望【提携セミナー】

アルカリ水電解技術の基礎と開発動向・展望【提携セミナー】

開催日時 2024/5/20(月) 13:00~17:00
担当講師

辻 悦司 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)

2050年カーボンニュートラルの実現へ向けて注目されている

「水素」のさまざまな製造法から、水電解の原理などをわかりやすく解説!

特にアルカリ水電解に必要な各要素技術の開発状況や課題、国内外の動向について紹介します!

 

アルカリ水電解技術の基礎と開発動向・展望

 

◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

2050年カーボンニュートラルの実現へ向けて「水素」が注目されている。

 

しかし、現状、水素のほとんどは天然ガスや褐炭などの化石資源から製造されており、製造過程で二酸化炭素を排出している。一方、風力や太陽光などの再生可能エネルギー由来の電気を用いた水電解はカーボンフリーな水素製造技術であり、中でもアルカリ水電解は20世紀初頭から工業的に稼働している。

 

本講演では、始めに水素が注目される理由や水素のさまざまな製造法について解説する。本題である水電解については、原理や基礎的な熱力学、電気化学をわかりやすく解説し、これらを理解したうえで特にアルカリ水電解に必要な各要素技術の開発状況や課題、国内外の動向ついて紹介する。要素技術の中でも重要となるアノードにフォーカスし、遷移元素から成る複合酸化物およびその超微粒子化触媒の開発動向など、最近の講演者の研究内容も示しながら紹介する。

 

◆習得できる知識

  • 水素製造法に関する基礎知識
  • 水電解に関する基礎知識
  • 水電解に関する国内外の開発動向と課題
  • 水電解用アノードの開発課題と最新動向
  • 水電解を例に熱力学、電気化学の基礎知識

 

◆受講対象

  • 水素関連事業に興味のある方
  • 水電解によるグリーン水素生成に興味のある方
  • 水電解における要素技術、特に電極材料(触媒)に興味のある方
  • 無機セラミックス材料に興味のある方
  • 熱力学、電気化学を中心に基礎的なところを勉強したい方

 

◆必要な前提知識

この分野に興味のある方なら特に予備知識は必要ないが、
高校卒業レベルの化学の知識を有していることが望ましい。

 

◆キーワード

水電解,水素,再生可能エネルギー,アルカリ水電解,触媒,セミナー,講演,研修

 

担当講師

鳥取大学 工学部 准教授 博士(理学)
辻 悦司 氏

 

【ご専門】
電気化学、光電気化学、触媒化学

【ご学歴】
2011年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程物質創成専攻 修了 博士(理学)

【ご職歴】
2008年4月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2011年4月 北海道大学大学院工学研究院物質化学部門 助教
2015年10月 鳥取大学工学部化学バイオ系学科 講師
2018年12月 鳥取大学工学部化学バイオ系学科 准教授
現在に至る

【受賞歴】
2016年3月 電気化学会 進歩賞(佐野賞)
2019年3月 電気化学会 論文賞
2022年3月 中国電力技術研究財団 研究奨励賞

 

セミナープログラム(予定)

1. 水素社会の実現に向けて
1-1. なぜ「水素」なのか
1-2. 水素の利用
(1)エネルギー源および化学原料としての水素
(2)エネルギー貯蔵技術としての電池との比較
(3)今後の水素市場
1-3. 水素の製造方法
(1)水電解
(2)化石資源からの製造
(3)工業プロセスからの副生
(4)バイオマスからの製造
(5)光水分解

 

2. 水電解
2-1. 原理
(1)水分解の熱力学
(2)水電解の電気化学
(3)電解電圧の理想と現実(過電圧について)
(4)効率
(5)性能向上に向けて
2-2. 水電解の種類と特徴
(1)アルカリ水電解
(2)固体高分子形水電解
(3)高温水蒸気電解
2-3. アルカリ水電解
(1)アルカリ水電解の歴史
(2)国内の動向
(3)国外の動向(欧州を中心に)
(4)各要素技術の概略
(5)実用化に向けた課題(コストを中心に)
(6)アルカリ水電解アノードの開発

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年05月20日(月) 13:00~17:00

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から

  • 1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
  • 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
    49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

◆特典

受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売