F2FとB2B、その他よく出る略語

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B2B,”B to B"の使い方

メールなどに用いられる短縮語「F2F」は、‘Face to Face’を短縮し‘直接対面の’を意味します。
一方、「B2B」は状況により意味が異なります

今回はよく出る略語について説明します。

 

ビジネス編

一般的なビジネス用語として、「B2B」は”Business to Business”で「企業対企業」のビジネス、「B2C」は”Business to Consumer”で「企業対消費者」のビジネスのことです。
これらは業界・業種を問わず、ビジネスの様々な場面で日常的に使われている意味ですよね。

 

自動車業界編

さて、自動車の技術として、前走行車を自動で安全に追尾する制御(ACC、Adaptive Cruise Control)があります。
ACCでの「x2y」は、xが追尾する方で、yが追尾される方を表します。すなわち、「B2B」は「バイク対バイク」、「C2C」は「車両対車両」、そして「B2C」は「バイク対車両」を表します。

追尾走行のみならず、他の制御のために、走行状況情報などについて車両(二輪車)間で交信を行う場合にも「B2B」や「C2C」を用いますが、その他の情報を得るため不特定外部インフラ(交通センターなど)と交信を行う場合は、「C2x」や「B2x」と呼びます。

 

コミュニケーション編

IT関係で「M2M」というと”Machine to Machine”で、機械同士が自律的に直接コミュニケーションすることを意味します。
一方、人同士が(パソコンを通じて)コミュニケーションすることを「H2H」”Human to Human”と呼びます。

 

その他よく出る略語編

現在、短縮語や略語が氾濫しており、同一の略語でも上記のように別の言葉の略語を表している場合もありますので、略語が使用されている状況に注意が必要です。
以下は、分野は異なりますが、技術者が出会うであろういくつかの略語をピックアップしてみました。

  • FAQ: “frequently asked question”, よくある質問と答え
  • asap: “as soon as possible”, できるだけ早く
  • tbd: “to be decided”, 決定必要、後日決定
  • FYI: “for your information”
  • w/, w/o: with, without
  • Mtg: meeting
  • Mgr: manager
  • e.g.: exempli gratia (ラテン語), 例えば
  • i.e.: id est(ラテン語), すなわち
  • CS: “customer satisfaction”, 顧客満足
  • UX: “user experience”, ユーザーが、製品の利用を通じて得る経験、ユーザーの製品感覚
  • SOP: “start of production”, 量産開始
  • OEM: “original equipment manufacturer”, 相手先ブランドによる供給
    (※消費者に対して、ブランドを持つ完成品メーカーを「OEM先」、部品供給を行うサプライヤを「OEM元」と呼びます)

 
(アイアール技術者教育研究所 H・N)
 

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