間違いだらけの「デザインレビュー」その本質と進め方【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2021/11/25(木)10:30~16:30 |
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担当講師 | 寺倉 修 氏 |
開催場所 | 【Zoomを使ったLIVE配信セミナー】 |
定員 | - |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
☆限られた時間で設計検討不足や検討抜けに気づくために!
DRの種類とタイミング、議論すべき項目と内容、
運営と水平展開など、豊富な実施事例を踏まえ詳説する!
間違いだらけの「デザインレビュー」
その本質と進め方
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
今や製造業は100年に一度の変革期を迎えたと言われています。IoTやAI(人工知能)の急速な進化と普及は、モノづくりが新たな段階に入りつつあるように感じられます。とはいえ製造業の基本は競合メーカーに対し「優位性」を保ち続けること、且つお客様の「信頼」を得ることにあります。これは普遍的に取り組まねばならない課題であり、それに相応しい設計段階の取り組みをせねばなりません。その取り組みは、「優位性」を保つための「先行開発段階」と、そのアウトプットを受けお客様の「信頼」を得るための「量産設計段階」から構成されます。その中で、本日の研修は、量産設計段階の取り組みを高め、伸ばす役割を担っている「デザインレビュー」を取り上げます。
量産設計段階のデザインレビューは、お客様の信頼を得る図面を後工程に流すまでの活動、すなわち、設計プロセスに組み込まれた体系的な活動と捉えます。そのため、お客様のニーズや、それを踏まえた機能、性能、コストといった「設計目標値」とその「対応方法」、「詳細設計」、「安全設計」、「品質評価」など、設計段階の全ての開発課題を対象とします。つまり、デザインレビューの取り組みは、図面のレベルに大きく影響し、設計段階でのアウトプットを左右するのです。いわば、設計力とデザインレビューは表裏一体の関係。ここに、デザインレビューの重要性があります。
本研修では、「設計力とデザインレビューはどのような関係にあるのか」、「設計プロセス(手順)の中でデザインレビューはどのように行われるのか」、「デザインレビューでは何を議論するのか」、「デザインレビューでは何を準備するのか」などについて、具体的に取り上げて解説していきます。
◆受講対象・レベル
- 設計、品質、生産技術などに関係する、担当者から管理者まで
◆必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
◆習得できる知識
- デザインレビューの設計プロセスの中での位置づけ。
- デザインレビューの実践に則した種類とタイミング。
- 節目のデザインレビューの実践できる実施要領。
- 最も重要な出図前のデザインレビューの実際の事例。
- 個別デザインレビューの種類とタイミング、及び具体的な実施要領。
担当講師
(株)ワールドテック 代表取締役 寺倉 修 氏
セミナープログラム(予定)
1.品質への設計の役割は大きい
1-1 あってはならない重至命故障
1-2 品質不具合の多くは設計に起因する
1-3 品質不具合の未然防止とは
・過去の失敗経験を今の仕事に活かすことのむずかしさ
2.7つの設計力
~設計者が身に付けるべき7つの設計力とその中でのデザインレビューの位置づけを解説~
2-1 設計の役割はお客様の思いを具現化する手段を見える化すること
2-2 7つの設計力が設計段階の品質120%を決定する
・100万個造っても1個でも不具合を出さないための取り組み
2-3 7つの設計力の前提条件
2-4 設計者が身に付けるべき7つの素養
・設計の手順/技術知見やノウハウ/設計ツール/人と組織/判断基準/
議論[デザインレビュー]・審議/設計風土・土壌
3.設計者が乗り越えねばならない普遍的な課題
~設計に起因する不具合が、いつまでたってもなぜなくならないのかを解説~
3-1 設計にあいまいということはない
・イレギュラーはない、理論に基づくイレギュラーがあるのみ
3-2 設計の本質的且つ普遍的な課題
・INPUT×要素、要素×要素、要素×ストレスの交互作用を全て知り尽くしているか、
設計でもれなくコントロールできているか
4.デザインレビューの役割
~デザインレビューは、設計力の活動結果への気づきの場であることを解説~
4-1 デザインレビューは討論、議論、混同してはいけない審議、決裁
・検討抜けや検討不十分な取り組みへの気づきの場であり、
上司承認の場と区別が出来ているか
4-2 デザインレビューを定義づけると
・総智、総力の設計力活動で設計自工程を完結する
4-3 定義から見えるデザインレビューの基本的な仕組み
・限られた時間と場所で設計力の活動を行う仕組みであること
5.デザインレビューの使い分け
~デザインレビューは設計プロセスに組み込まれた体系的な活動であることを解説~
5-1 開発設計の流れにおける使い分け
・設計活動の節目及び節目内の要素作業別の結果を対象とする
5-2 デザインレビューの階層構造
・階層別V字モデルそれぞれにDRは存在する
6.節目デザインレビューの具体的な実施要領
~節目デザインレビューを実施するための具体的なマニュアルついて解説~
6-1 設計プロセスにおける使い分け
・設計プロセスは3つのグループから構成され、DRは第3グループに入る
6-2 新製品管理ランクとデザインレビュー
・類似・次期型・次世代製品・革新的製品と
新規性が大になるに従い、DRの対象は増加する
6-3 管理ランクと節目デザインレビュー
6-4 節目デザインレビューと個別検討会
・節目DRと個別検討会の効果的な組み合わせ
6-4 節目デザインレビューのメンバー構成
・横断的な要素技術を議論するには
6-5 節目デザインレビューに準備するもの
・設計、品質、生産技術、生産の立場で
「構想設計段階」のDRで必要十分な準備するものとは
「詳細設計段階」のDRで必要十分な準備するものとは
「生産準備段階」のDRで必要十分な準備するものとは
6-6 横展開
・得られた知見は設計基準などの製品固有の
基準類、失敗事例集など横断的な知見集へ反映する
7.節目デザインレビューの中でも最も重要な出図前のデザインレビュー
~詳細設計デザインレビューで議論すべき設計項目とそのまとめ方を解説~
7-1 システム概要
7-2 製品動向
7-3 開発大日程
7-4 次期型コンセプト
7-5 設計目標値
7-6 構想設計
7-7 開発課題と対応策
7-8 詳細設計
7-9 安全設計
7-10 信頼得評価結果
7-11 目標達成状況
8.個別設計検討会
~主な個別設計検討会(DR)についてポイントを解説~
8-1 過去トラ検討会
8-2 DFM検討会
8-3 設計検証検討会
8-4 DRBFM検討会
8-5 特殊特性検討会
8-6 専門分野検討会
8-7 仕入先DR
9.デザインレビューを支える設計リーダ
~デザインレビューの効果は設計リーダに大きく依存することを解説~
9-1 人材育成
9-2 設計リーダのありよう
10.デザインレビューをDRする
・デザインレビュー自体を継続的に改善する
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2021年11月25日(木) 10:30~16:30
開催場所
【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名49,500円(税込)に割引になります。
・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
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