高分子ゲル材料の設計・構造制御および機能化

ゲルの合成法・構造・機能発現のメカニズムや高機能ゲルの設計指針について詳述！

【提携セミナー】

主催：株式会社R&D支援センター

◆セミナー趣旨

高分子ゲルは網目構造を構成する高分子に由来する固体的性質と、内部に含まれる水などの流体に基づく液体的性質を併せ持つ独特な材料である。この構造的特徴によりゲルはさまざまな機能を発現できることから、多様な分野での応用が期待される。

本講演では、主に合成化学の視点からゲルの合成法と構造の特徴、機能発現のメカニズムを概説し、高機能ゲルの設計指針について述べる。

◆習得できる知識

1) 高分子ゲルの合成手法と構造の特徴
2) 高分子ゲルが発現するさまざまな機能
3) 高分子ゲルの構造と機能の相関の理解
4) 高分子ゲルの高機能化に向けた設計指針

◆キーワード

ゲル,合成,構造,制御,高強度化,機能化,自己修復,刺激応答,振動,WEB,セミナー

担当講師

滋賀県立大学 工学部 材料科学科 講師・博士（工学） 伊田 翔平 氏

（略歴）
2011年3月 京都大学大学院工学研究科
高分子化学専攻 博士後期課程修了・博士（工学）取得
2011年4月 滋賀県立大学工学部 材料科学科 助教
2019年4月 滋賀県立大学工学部 材料科学科 講師（現職）
（学会活動）
高分子学会高分子ゲル研究会運営委員（2014年4月〜現在）
（主な受賞）
第67回高分子研究発表会(神戸)ヤングサイエンティスト講演賞（高分子学会関西支部）
平成29年度Polymer Journal論文賞−日本ゼオン賞（高分子学会）
平成29年度高分子研究奨励賞（高分子学会）

セミナープログラム（予定）

１．ゲルの基礎
1-1. ゲルの分類
1-2. ゲルの合成法

２．ゲルの構造制御
2-1. 架橋点の分布（均一性）について
2-2. 高強度化への試み
2-3. 特異的相互作用・結合の導入
2-4. 新規ゲル材料の応用展開
2-5. 精密重合の活用

３．ゲルの機能化
3-1. 刺激応答性
3-2. 認識機能
3-3. 自己修復機能
3-4. 振動機能
3-5. 形状記憶機能
3-6. その他の構造制御に基づく機能化

４．まとめ

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

開催場所

未定

受講料

未定

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