フィルム製膜における延伸・配向制御,その評価と応用【提携セミナー】

フィルム製膜におけるの延伸・配向制御

フィルム製膜における延伸・配向制御,その評価と応用【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/7/27(水)10:30~17:10
担当講師

鹿島 理 氏
塚原 剛彦 氏
渡邉 賢 氏
所 千晴 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 66,000円(税込)

★テンション制御,延伸温度と速度,溶融粘度の条件最適化


★衝撃性低下,透明性低下,破断現象,肌荒れ,偏肉,

ボーイング,ネッキング,ドローレゾナンス ・・・

各種トラブルと対策

 

 

フィルム製膜における延伸・配向制御,

その評価と応用

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

・フイルム延伸における分子配向・構造発現-制御技術と応用例-
・フィルムシート成形における品質安定化技術
・Tダイの構造とフィルム押出成形技術
・赤外・ラマン分光法によるフィルム延伸・配向結晶性の解析と応用

 

 

習得できる知識

プラスチックフィルムの成膜時にかかる応力,変形挙動,厚み精度,表面構造とフィルム物性との相関性などについて学びます。

 

 

担当講師

【第1部】P&Pリサーチ 代表 石原 英昭 氏
【第2部】(株)日本製鋼所 広島製作所 技術開発部 部長 博士(工学) 富山 秀樹 氏
【第3部】アクスモールディング(株) 代表取締役 横田 新一郎 氏
【第4部】日本分光(株) 光分析ソリューション部 ソリューション技術課 係長  田村 耕平 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:30~12:30】
第1部 フイルム延伸における分子配向・構造発現-制御技術と応用例-

●講師 P&Pリサーチ 代表 石原 英昭 氏

 

【セミナープログラム】

1. はじめに

2. フイルム成形の基本技術
2.1 分子配列制御技術
2.2 表面・界面制御技術
2.3 材料設計・制御技術

3. フイルム延伸における現象~構造
3.1 2軸延伸における高次構造変化
3.2 2軸延伸におけるボーイング現象
3.3 延伸による複屈折率発現
3.4 二重配向性と分子構造
3.5 延伸発熱と高次構造
3.6 一軸延伸とフイルムの収縮率発現
3.7 延伸による表面構造の発現

4. おわりに

【質疑応答】

 

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【13:20~14:30】
第2部 フィルムシート成形における品質安定化技術

●講師 (株)日本製鋼所 広島製作所 技術開発部 部長 博士(工学) 富山 秀樹 氏

 

【講座の趣旨】

光学フィルムをはじめとするフィルムシート成形において,厳しくなる要求品質を満たすためには,各装置の特性を理解し最適な操作が必要とされる。本講演では,各成形装置による高品質化への技術と対策を紹介する。

 

【セミナープログラム】

1.フィルムシート成形技術の最近の動向

2.フィルムシート成形装置の概要
2.1 押出機
2.2 ダイ
2.3 キャスティング装置
2.4 延伸機
2.5 巻取機

3.押出機の未溶融や熱劣化防止

4.ダイの不良・不安定現象の対策

5.キャスティングのネックイン,シート厚み解析

6.延伸工程のフィルム安定化技術

【質疑応答】

 

——————–

【14:40~15:50】
第3部 Tダイの構造とフィルム押出成形技術

●講師 アクスモールディング(株) 代表取締役 横田 新一郎 氏

 

【セミナープログラム】

1.Tダイ
1.1 Tダイの種類
1.2 内部マニホールド設計
1.3 リップ調整ボルトの構造とチョークバー調整ボルトの構造
1.4 ヒータ温調の考え方 1.5 ダイの精度の考え方

2.フィードブロック
2.1 フィードブロックの利点 2.2 フィードブロックの種類
2.3 分流弁の例 2.4 フローコントロールピンの役目
2.5 3Dモデルによる流路の可視化 2.6 各種フィードブロックの特徴

3.マルチマニホールドダイ
3.1 マルチマニホールドダイの利点
3.2 マルチマニホールドダイの種類
3.3 3Dモデルによる流路の可視化
3.4 フィードブロックとマルチマニホールドダイの分類

4.特殊な金型事例 (図面を例にして,説明する)

【質疑応答】

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【16:00~17:10】
第4部 赤外・ラマン分光法によるフィルム延伸・配向結晶性の解析と応用

●講師 日本分光(株) 光分析ソリューション部 ソリューション技術課 係長  田村 耕平 氏

 

【講座の趣旨】

赤外分光・ラマン分光はいずれも分子振動を測定し,化学構造を明らか にする手法である。本講座ではまず,赤外分光法・ラマン分光法の基本的な原理お よ び 一般的な測定事例を紹介する。さらに,フィルムの評価に必要不可欠な分子配向の 評 価手法について,複数の測定法の特徴と具体的なサンプル評価例を中心に解説す る。

 

【セミナープログラム】

1.赤外(IR)分光法とラマン分光法の原理
1.1 赤外分光法の原理
1.2 ラマン分光法の原理
1.3 赤外分光法とラマン分光法の比較

2.FTIRを用いた主な測定手法・配向測定事例
2.1 偏光子による透過測定でのフィルムの配向評価
2.2 偏光ATR付属品によるフィルムの3次元的配向評価
2.3 各種アプリケーション事例
2.4 赤外顕微鏡による微小領域のフィルムの配向評価

3.ラマン分光光度計を用いた主な測定手法・配向測定事例
3.1 フィルムの深さ方向・ポリマーの結晶化度測定
3.2 ラマン測定と偏光
3.3 フィルムなどの偏光測定
3.4 フィルムの配向測定

 

【質疑応答】

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/7/27(水)10:30~17:10

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき66,000円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

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