ポリウレタンの構成構造,材料設計,分析解析,国内外事情【提携セミナー】

ポリウレタン

ポリウレタンの構成構造,材料設計,分析解析,国内外事情【提携セミナー】

開催日時 2025/9/17(水)10:00~17:00
担当講師

桐原 修 氏
榧木 啓人 氏
関根 素馨 氏
清野 智志 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 66,000円(税込)

★ 分子設計,物性コントロール,劣化防止
★断熱・繊維・防水・塗料などの市場動向
★ 劣化や可燃性,毒性などへの対応
★植物由来素材,CO2原料素材などの活用の動き

 

ポリウレタンの構成構造,材料設計,分析解析,国内外事情

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

ポリウレタン原料の開発とその物性概要を非発泡分野に焦 点 をあてて,基礎的に説明する。特に塗料,接着剤用途などの適用分野と適用理由を説明する。今後の動向として,従来からの溶剤型と環境対応型 の水性,ハイソリッド,粉体用にも言及する。

 

 

習得できる知識

・ポリウレタンの構造・特性およびポリウレタンの国内外市場について
・CO2を用いるウレタン合成:脂肪族ポリウレタン材料への展開
・ポリウレタンの構造と物性の解析
・ポリウレタンの劣化分解メカニズムとその分析解析

 

 

担当講師

【第1部】HAEWON T&D Ltd. 顧問  桐原 修 氏
【第2部】東京科学大学 物質理工学院 助教 博士(工学) 榧木 啓人 氏
【第3部】(株)三井化学分析センター 構造解析研究部 主席研究員 博士(工学) 関根 素馨 氏
【第4部】(株)アイテス 品質技術部 取締役 統括部長 清野 智志 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:00~12:30 ※途中休憩を挟みます】
第1部 ポリウレタンの構造・特性およびポリウレタンの国内外市場について

●講師 HAEWON T&D Ltd. 顧問  桐原 修 氏

 

1.ポリウレタンの特性と概要
1.1 歴史
1.2 なぜ拡大してきたか・背景

 

2.ポリウレタンの特性とその制御

 

3.ポリオールとそのポリウレタン物性

 

4.塗料用ポリオール
4.1 一般的なポリオール
4.2 特殊ポリオール

 

5.イソシアネートとそのポリウレタン物性
5.1 イソシアネートモノマー
5.2 オリゴマー・プレポリマー・ポリマー
5.3 ブロックイソシアネート
5.4 最近のイソシアネートの動向・開発志向

 

6.ポリウレタンの劣化機構と安定性向上

 

7.ポリウレタン塗料の海外(中国など)事情・環境対応の強化

 

【質疑応答】

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【13:30~14:30】
第2部 CO2を用いるウレタン合成:脂肪族ポリウレタン材料への展開

●講師 東京科学大学 物質理工学院 助教 博士(工学) 榧木 啓人 氏

 

1.イントロダクション:CO2を用いるウレタン合成の意義
1.1 ウレタン製造と環境調和性
1.2 CO2由来のウレタン合成法

 

2.超臨界CO2を利用する選択的ウレタン合成
2.1 超臨界CO2の特徴
2.2 超臨界CO2中におけるカルバミン酸生成
2.3 超臨界CO2とアミン、末端アルキンとの触媒的三成分カップリング反応
2.4 超臨界CO2を用いるプロパルギルアミンから環状ウレタンへの変換

 

3.高効率ウレタン合成を可能にする触媒設計
3.1 金触媒によるプロパルギルアミンの環化カルボキシル化反応
3.2 環化カルボキシル化反応の触媒メカニズム
3.3 銀触媒を用いるアミノメチルアレンの環化カルボキシル化反応
3.4 有機触媒によるN-置換アジリジンの付加環化反応

 

4.CO2を原料とする脂肪族ポリウレタン合成
4.1 CO2固定化法としてのポリウレタン合成概論
4.2 超臨界CO2を用いるアジリジン類との共重合
4.3 CO2由来の脂肪族ポリウレタン共重合体の機能
4.4 CO2由来の環状ウレタンをモノマーとするポリウレタン合成

 

【質疑応答】

 

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【14:45~15:45】
第3部 ポリウレタンの構造と物性の解析

●講師 (株)三井化学分析センター 構造解析研究部 主席研究員 博士(工学) 関根 素馨 氏

 

1.ポリウレタンの構造解析手法
1.1 化学構造解析
1.2 動的粘弾性
1.3 パルスNMRによるセグメント構造評価
1.4 モルフォロジー等

 

2.ポリウレタンの高次構造と物性の関係
2.1 ハードセグメントの凝集状態
2.2 分子運動性による物性発現機構
2.3 ウレタン材料の劣化解析

 

【質疑応答】

 

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【16:00~17:00】
第4部 ポリウレタンの劣化分解メカニズムとその分析解析

●講師 (株)アイテス 品質技術部 取締役 統括部長 清野 智志 氏

 

1.ポリウレタンとは
1.1 反応生成機構と分子構造
1.2 特性
1.3 用途

 

2.ポリウレタンの劣化分解について
2.1 光分解機構
2.2 熱劣化機構
2.3 薬品劣化機構
2.4 その他劣化分解事例

 

3.分析解析手法
3.1 分析解析の流れ
3.2 分析解析装置,および原理について
3.3 各分析解析事例紹介

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2025/9/17(水)10:00~17:00

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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