<速習セミナー>ハイブリッド材料【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 田中 一生 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
本セミナーでは、有機と無機がナノスケールで混合したハイブリッド材料において、
「混ぜ方」の思考法を説明します。
<速習セミナー>
ハイブリッド材料
≪POSS分子フィラーによるトレードオフの解決≫
≪メカノクロミック発光性ポリウレタン・イオン液体・ソフトハイブリッド材料の創出≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
「混ぜる」という技術は機能材料開発に非常に重要である。特にプラスチック開発では純物質で製品化している例はまれといっても過言ではなく、上手に「混ぜる」ことがよい機能を引き出すことにつながる。しかし、耐熱性向上についても様々な添加物が開発されてきており、どれを選択するか、もしくは化学的に混ぜ込むのか選択しなくてはならないし、それらを絨毯爆撃的に研究を行うのは効率が悪い。本講演では、有機と無機がナノスケールで混合したハイブリッド材料において、「混ぜ方」の思考法を説明する。まず、汎用的技術ということであまり大学でも教えないゾル-ゲル法について基礎をおさらいする。次に、かご型シルセスキオキサン(POSS)を用いた従来ハイブリッド化が困難であった素材の適用について説明する。講演では様々な機能材料を紹介するが、イオン液体、ポリウレタンゴム、共役系高分子などにおいて、特に物性のトレードオフの解決について焦点を当てて説明していく。
◆受講後、習得できること
- ゾルゲル法による複合材料の合成方法、同定法、機能材料例
- POSSを用いた材料設計手法、分子フィラーの設計の実例
- 熱物性とのトレードオフの両立戦略
- 屈折率材料、イオン液体、ポリウレタン、ソフトマテリアルの耐熱性向上
- 発光性ハイブリッド材料
◆受講対象者
- 樹脂材料の熱物性の向上、添加剤選定、他の材料との複合化に興味のある方
- ゾルゲル法の反応条件設定、材料の同定を基礎からおさらいしておきたい方
- 化学系・素材メーカーの研究者の方
担当講師
京都大学 大学院工学研究科・大学院地球環境学堂 教授 博士(工学) 田中 一生 先生
セミナープログラム(予定)
1.有機-無機ハイブリッドの基礎から応用
1.1 ゾル-ゲル法の条件設定
1.2 ハイブリッド材料の同定
1.3 マイクロウェーブによる迅速合成
1.4 ハイブリッドの応用
1.4.1 導電性ハイブリッド
1.4.2 発光性ハイブリッド
1.4.3 自動分解性ポリマーのハイブリッド
2.ゾル-ゲル法を使わないハイブリッド材料化技術
2.1 混合のみでハイブリッド化する分子=POSSの概説
2.2 POSSの基本物性
2.3 POSSの合成法
2.4 トレードオフの両立(低屈折率化、高屈折率化)
2.5 耐熱性メカノクロミズム発光
2.6 耐熱性白色発光材料
2.7 共役系高分子ハイブリッド
3.ハイブリッド化が困難であった物質のハイブリッド化
3.1 ポリウレタンの耐熱性向上
3.1.1 発光色変化ゴム
3.1.2 導電性変化ゴム
3.2 ハイブリッド型イオン液体
イオン液体用フィラー開発
3.3 ソフトマテリアルのハイブリッド化
MRI造影剤の高感度化
マイクロプラスチックの蛍光呈色センサー
トランス脂肪酸センサー
土壌汚染物質センサー
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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