Q&A形式で学ぶ 「造粒」のトラブル事例とその対応策【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 阪本光男 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
打錠の前工程での造粒、乾燥、整粒および滑沢剤混合。
さらに、打錠および造粒工程のスケールアップの留意点など
Q&A形式で学ぶ
「造粒」のトラブル事例とその対応策
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
造粒は流動性の改善、飛散性の低減、溶解性の向上、保存性の向上と吸湿性の改善、商品付加価値の向上等の目的で行われている。
そして、造粒操作によって、微粉の発生を抑えて流動性を高める。また、遠心力によって見かけ密度の大きい、顆粒強度の高い造粒物をつくることが出来る。
本講演では、はじめに各種造粒法と造粒物の特性について解説する。そして、攪拌造粒、流動層造粒、押出し造粒、乾式造粒等に関して、造粒メカニズムとトラブル対策(缶体壁面への粉体の付着など)、それぞれの造粒法における事例も含めて説明する。また、造粒におけるスケールアップの問題点と効率的な進め方についても触れる。
さらに、造粒の前後の工程での粉砕、ふるい分け、混合、乾燥、整粒および打錠前混合(滑沢剤混合)について、また、混合に関しては、均一性の促進と偏析の防止対策、密度差のある混合における投入手順等に関して解説する。
◆受講後、習得できること
- 各種造粒法とその顆粒特性(平均粒子径、みかけ密度、顆粒硬度など)
- 原料物性と造粒法の選定(生薬・漢方エキス、吸湿・潮解性の原料など)
- 原料物性の改質方法(難溶性、油状、凝集性などの原料)
- 乳タンパク(食品素材)の流動層造粒における粗大粒子の発生を抑制する添加剤
- 撹拌、流動層、押出し、乾式造粒の基礎と操作上の留意点
- 原料、造粒物の物性に応じた適正な粉砕機、ふるい分け装置、混合機、乾燥機、
整粒機および滑沢剤混合機の選定 - 滑沢剤の混合時間と展延状態および錠剤物性への影響
- 撹拌造粒および流動層造粒のスケールアップにおける問題点とその対処法
- 撹拌造粒および流動層造粒の効率的なスケールアップの進め方
担当講師
秋山錠剤(株) 品質保証部 製剤開発課 顧問
阪本光男 先生
セミナープログラム(予定)
1.造粒法と顆粒物性、原料物性と造粒法の選定、原料物性の改質および代表的な造粒法
Q.1:各種造粒法とその顆粒特性は
(撹拌造粒、流動層造粒、乾式造粒法等の顆粒物性の比較)、食品の造粒法とその物性
Q.2:原料(原薬)物性と適正な造粒法の選定は
(生薬・漢方エキス・糖類、比重差の大きい、吸湿・潮解性の原料における造粒法)
Q.3:原料(原薬)物性の改質法は
(油状、凝集性、潮解性、難溶性の原料における改質法)
Q.4:湿式造粒における適正な結合液量は
[可塑限界(PL値)の簡易測定法と撹拌造粒・流動層造粒などの適正な結合液量]
2.粉砕工程のポイントとトラブル対策
Q.1:粉砕のメカニズムと粉砕方法の選択、そして効率的な粉砕の方策は
3.ふるい分け工程のポイントとトラブル対策
Q.1:ふるい分けにおける重要な現象は、 そして効率的なふるい分けの操作条件は
(粉体に振動を加えると小さな粒子が大きな粒子の隙間を通って網面上に集まる現象)
4.混合工程のポイントとトラブル対策
Q.1:各種混合機における混合状態は
Q.2:混合メカニズムは
Q.3:各種混合機の混合時間と混合達成度は
Q.4:混合工程における均一化と偏析は
5.造粒工程のポイントとトラブル対策
Q.1:撹拌造粒のメカニズムと操作条件と顆粒物性に与える影響は
(主羽根・解砕羽根の回転数、結合剤の添加量および結合剤添加速度の影響)
Q.2:撹拌造粒において缶内壁面への粉粒体の付着を低減するには
Q.3:撹拌造粒で顆粒の重質化抑える操作条件は
Q.4:攪拌造粒で製した顆粒の粒度毎含量分布は
Q.5:流動層造粒の操作条件と顆粒物性への影響は
Q.6:流動層造粒で造粒顆粒の粒度分布がブロードになる原因は
Q.7:流動層造粒で顆粒の見掛け比容積を小さくする造粒法は
Q.8:流動層造粒で微粉の少ない造粒法は
(仕込み量に適したノズルの高さの設定など)
Q.9:複合型造粒装置(攪拌転動流動造粒)の機能と顆粒特性は
Q.10:パルス流動層造粒装置の構造と事例
Q.11:流動層造粒で製した顆粒の粒度毎含量分布は
Q.12:撹拌造粒、流動層造粒および押出し造粒における結合剤添加法による錠剤硬度は
(結合剤の溶液、または粉末添加による顆粒中の結合剤均一性と錠剤硬度の比較)
Q.13:押出し造粒における添加水の影響は
(水分の添加量と製品の収率の関係など)
Q.14:押出し造粒で製した錠剤の含量均一性は
Q.15:乾式造粒において微粉の発生を抑えた造粒操作は
(新規賦形剤の開発、乾式造粒装置における整粒部の改良など)
6.乾燥工程におけるポイントとトラブル対策
Q.1:流動層乾燥装置は
Q.2:棚式乾燥機の構造は
Q.3:乾燥むらを防ぐ方法は
(乾燥メカニズムと乾燥速度曲線および乾燥機の選定など)
7.整粒工程のポイントとトラブル対策
Q.1:整粒条件による顆粒特性への影響は
(整粒機の羽根回転数、スクリーン目開きおよび整粒時間と顆粒特性の関係)
Q.2:整粒機の選定とその構造および維持管理
Q.3:微粉の発生を抑えた整粒機は
(円筒スクリーンでは造粒物が下部に滞留しやすい)
8.打錠前混合(滑沢剤混合)工程のポイントと滑沢剤の展延状態
Q.1:滑沢剤混合、各種混合機と錠剤硬度、滑沢剤の混合時間と展延状態は
9.造粒におけるスケールアップのポイントとトラブル対策
Q.1:撹拌造粒のスケールアップにおける最適添加水分量は
Q.2:撹拌造粒で効率的にスケールアップを進めるには
(撹拌造粒におけるスケールアップでの撹拌速度と望ましい造粒時間の設定)
Q.3:流動層造粒における効率的なスケールアップは
(流動層造粒のスケールアップにおいて噴霧液速度を一定にした場合の顆粒物性)
Q.4.:流動層造粒における噴霧液滴径の制御によるスケールアップは
Q.5:流動層造粒における局所濡れを防ぐには
Q.6:流動層造粒において含量均一性を確保するには
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
●配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
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無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
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