ガラスの破壊現象と強度試験法《機械的破壊と熱的破壊》【提携セミナー】
開催日時 | 2025/9/5(金)10:30~16:30 |
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担当講師 | 荒谷 眞一 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 1名につき55,000円(税込) |
★ 難解なガラスの破壊メカニズムを整理、強度測定法を解説!
ガラスの破壊現象と強度試験法
《機械的破壊と熱的破壊》
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
ガラスは、透明で、燃えにくく、経年劣化もほとんどない上に任意の形状に切断できるという特徴をもったすばらしい素材です。その組成や構造を変えることにより、希望の特性を得ることも可能です。一方、ガラスは代表的な脆性破壊を示す材料でもあり、安全性を検討する上で強度や破壊現象の把握は極めて重要です。ガラスの破壊は、ガラス組成、強化度の違い、クラック伝播と分岐、破壊モードや負荷の違い等により大きく異なります。このため、多くのガラス強度測定法が提案されていますが、破壊やクラック伝播の状況を的確に把握するのは簡単ではありません。また、板ガラス商品として多くの商品が市場に出ていますが、それぞれの破壊現象も大きく異なります。ガラス商品の特徴を踏まえた強度評価がそれぞれ必要ですが、意外となされていないのが実情です。この原因として、ガラスの破壊や強度に関する情報は明確に整理されているとは言えず、有効な利用がなされていない点が挙げられます。
ガラスの破壊や強度に対してどのように考えるべきか、どのような強度測定を行うべきかという観点でお話します。また、ガラスに関わる多くの皆さんが悩んでいるガラス切断についても簡単にお話します。これらの情報を得ることにより、ガラスに携わっている研究者や技術者に加え、品質管理や他の関連部門の方々にも大いに役立つことを願っています。
担当講師
GMS研究所 代表 博士(工学) 荒谷 眞一 氏
(元・セントラル硝子(株)、元・帝京大学)
セミナープログラム(予定)
1.ガラスと破壊の基礎
1-1 板ガラスと破壊
1-2 主な板ガラス商品
1-3 ガラス強度とガラス組成
1-4 ガラスの破壊モード
1-5 ガラスの破壊と表面欠陥
2.機械的破壊現象(静的破壊)
2-1 ガラスの破壊
2-2 圧縮応力と引張応力
2-3 表面欠陥と雰囲気の影響
2-4 主なガラス強度試験法
3.機械的破壊現象(動的破壊)
3-1 動的負荷(Safetyレベル)
3-2 動的負荷(Securityレベル)
3-3 クラックの高速伝播
3-4 反射波の影響
4.熱的破壊現象
4-1 熱的負荷とガラス破壊
4-2 ガラスの熱的強度測定法(熱割れ試験,水中投下法)
4-3 新しい強度測定法(反力試験法)
5.板ガラス商品の破壊現象
5-1 フロートガラスの破壊現象
5-2 網入りガラスの破壊現象
5-3 合わせガラスの破壊現象
5-4 熱強化ガラスの破壊現象
5-5 化学強化ガラスの破壊現象
6.板ガラスの破壊と応力緩和
6-1 歪点と応力緩和
6-2 Quasi-static試験
6-3 室温近傍での応力緩和
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025/9/5(金)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。