凍結乾燥プロセスのメカニズム理解と適切なコントロールの実施【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 中川 究也 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★凍結乾燥時の不溶物の発生/過冷却時のコントロール法など,複雑な凍結乾燥プロセス現象を正しく理解!!
凍結乾燥プロセスのメカニズム理解と
適切なコントロールの実施
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
フリーズドライ(凍結乾燥)とは一旦凍結した試料を昇華によって脱水することを特徴とする乾燥手法です.品質の保持に最も優れた乾燥方法として知られており,抗がん剤,抗生物質,ワクチンなどの注射剤などの製造手法としてその利用はますます拡大することが見込まれています.その反面,オペレーションやコストの点で課題も多く,高度な品質の保持,プロセスの最適化が常に求められます.
そのためには乾燥原理や品質変化と関わる複雑な現象を正しく理解することが求められます.
本講座では乾燥に関わる化学工学的な理解について概説し,凍結および乾燥工程で起こる現象,品質を決定する因子などについて理解を深めていただきます.また,乾燥の進行速度がどのように決定しているかといった説明を通じ,適切な凍結乾燥操作を実施するために必須の基礎知識を習得してもらいます.
習得できる知識
・凍結乾燥プロセスの基礎
・凍結モデルについて
・上記でのシミュレーションの例
・品質安定化の考え方
・吸湿メカニズムと湿度管理
担当講師
京都大学工学研究科 化学工学専攻 分離工学分野 准教授 中川 究也 氏
セミナープログラム(予定)
1.凍結乾燥プロセスの概説
1.1 凍結乾燥とは
1.2 工程フロー
1.3 装置概要
1.4 凍結乾燥装置内での水の動き
1.5 凍結乾燥製品の性質
2.凍結乾燥過程で起こる現象
2.1 凍結過程で起こる現象
2.2 乾燥過程で起こる現象
2.3 凍結乾燥過程の温度チャート
2.4 凍結乾燥過程におけるコラプス発生
2.5 ミクロなコラプス発生の評価
3.凍結現象の基礎
3.1 過冷却現象と過冷却解除
3.2 二成分溶液の固液相平衡
3.3 氷晶のパターン形成
3.4 凍結濃縮相の緩和・オストワルドライプニング(アニーリング)
3.5 氷晶サイズの推算・分布
4.乾燥の基礎理論(熱と物質の同時移動)
4.1 伝熱方程式・拡散方程式
4.2 定常状態
4.3 境膜内伝熱係数と物質移動係数
4.4 放射伝熱
4.5 蒸発速度と湿球温度
4.6 乾燥特性曲線
4.7 定率乾燥期間と減率乾燥期間
5.凍結乾燥モデルと数学的扱い方
5.1 凍結乾燥の基礎理論
5.2 凍結乾燥の数学的取り扱い
5.3 棚板式バイアル凍結乾燥モデル
5.4 モデルの計算法
5.5 シミュレーションの実施例
6.凍結乾燥の実施と品質
6.1 製品品質の変化と関わる現象
6.2 品質安定化の考え方
6.3 品質劣化要因(凍結過程)
6.4 品質劣化要因(乾燥過程)
6.5 保護物質の役割と選定
6.6 復水性・再水和特性の保持
6.7 吸湿のメカニズムと湿度管理
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。