《自動車EV化に伴う》電費向上技術とその応用方法【提携セミナー】

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自動車/輸送電子部品/デバイス電池/エネルギー研究・開発生産技術・品質保証専門技術・ノウハウ

開催日時	未定
担当講師	原潤一郎氏山根健氏神谷有弘氏
開催場所	未定
定員	未定
受講費	未定

★急速に進む自動車の電動化！近年の電気自動車動向から課題と展望を詳解！！

★駆動用電池の温度管理の方法とは！　電費向上への車載電子製品の小型軽量化！

《自動車EV化に伴う》

電費向上技術とその応用方法

【提携セミナー】

主催：株式会社技術情報協会

講座内容

自動車EV化に伴う熱マネジメント技術と電費改善
自動車動力の電動化動向と車体軽量化による電費改善
インバータの小型軽量化実装技術と電費向上への応用

習得できる知識

自動車EV化に伴う熱マネジメント、自動車動力の電動化動向、車体軽量化による電費改善、インバータの小型軽量化実装技術と電費向上、e-Axleの動向を把握できる

担当講師

【第1部】元・カルソニックカンセイ(株)＜現マレリ＞環境技術開発グループ　シニアエキスパートエンジニア　原潤一郎氏
【第2部】山根健オフィス　代表　山根健氏
【第3部】(株)デンソー　電子PFハードウェア開発部　神谷有弘氏

セミナープログラム（予定）

（10:30～12:00）
「自動車EV化に伴う熱マネジメント技術と電費改善」
元・カルソニックカンセイ(株)＜現マレリ＞環境技術開発グループ　シニアエキスパートエンジニア　原潤一郎氏

【講演趣旨】
エンジンのような排熱源をもたないEV（電気自動車）では，暖房のためにエアコンシステムは大きく変化します。さらに大きな課題は，急速充電に対応するための電池の温度管理です。移動手段としての動力は，エンジン車より効率化するものの，これらの負荷が電費に大きく影響します。本セミナーでは，これらの技術を解説いたします。

【講演項目】
1. EV用空調装置
1.1 電気ヒータ
1.2 ヒートポンプ
1.3 冷媒と低外気温対応技術
2. 駆動用電池の温度管理
2.1 温度管理の必要性
2.2 温度管理例
2.3 種々の方式
2.4 理想的な温度管理とは
2.5 今後の電池への対応
2.6 リチウム空気電池と電池交換方式
3. 車室内断熱
4. 自動運転での断熱・遮熱
【質疑応答】

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（13:00～14:30）
「自動車動力の電動化動向と車体軽量化による電費改善」
山根健オフィス　代表　山根健氏

【講演趣旨】
カーボンニュートラルへの大きなうねりの中で、自動車の電動化が急速に進む一方で、電動化がゴールであるかのような論調も目立っている。地球規模の持続可能性、温暖化防止をあらゆる産業、人間活動で目指すことなしには実現することはできない。したがって、純電動車にこだわることなく、時代や状況にマッチした車両のコンセプト、動力システムのコンセプトを提供することが必要で、20年、30年先の交通システムを展望し、タイムリーな製品の市場投入が必要である。

【講演項目】
1.自動車を取り巻く環境
1.1 今日の自動車を取り巻く課題
1.2 自動車の係る規制（衝突安全、有害排出物規制）
1.3 燃費規制やゼロエミッション規制、軽量化
2.温暖化防止、持続可能性、カーボンニュートラルそしてライフサイクルアセスメント
2.1 気候変動枠組条約
2.2 パリ協定
2.3 カーボンニュートラル、LCAへの取り組み
3.電気自動車の現状と展望
3.1 電気自動車の歴史
3.2 近年の電気自動車動向
3.3 電気自動車の課題と展望
4.欧州を中心としたエネルギー事情とEU
4.1 EUとその活動
4.2 電力に関するEU各国の動向
4.3 ウクライナ戦争の影響
5.これからの自動車のカタチ、交通システムと自動車の所有形態（都市への人口集中など）
5.1 世界の人口動向、都市部への人口集中
5.2 今後の交通政策と自動運転
5.3 今後の自動車の所有、使用形態と対応する自動車
【質疑応答】

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（14:45～16:15）
「インバータの小型軽量化実装技術と電費向上への応用」
(株)デンソー　電子PFハードウェア開発部　神谷有弘氏

【講演趣旨】
カーボンニュートラルの政策が推進され、電動車両の重要性が高まっています。特にBEVを中心としたEV車両では、電費向上が昇進価値を高めます。燃費向上策と同様、車載の各電子製品においては、小型軽量化が必要にあります。本講座では、EVにおける各社のインバータを例に小型化のポイントを解説します。また、インバータの効率化のためのパワーデバイスの実装についても紹介いたします。

【講演項目】
1.車載電子製品は何のために存在するのか
1.1 クルマ社会を取り巻く課題
1.2 環境対応
1.3 安全（自動運転）
1.4 電子プラットフォーム設計
2.CASE時代の車載電子製品の要求
2.1 小型化要求の背景
2.2 小型化の目標
2.3 信頼性の要求
3.インバータの小型軽量化技術
3.1 Taycan用インバータ
3.2 e-Tron用インバータ
3.3 i-Pace用インバータ
3.4 Model3用インバータ
4.車載電子製品の小型実装技術
4.1 Jissoとは
4.2 小型化と熱設計
4.3 小型化実装における課題
4.4 プレスフィット接続技術
4.5 アクチュエータ制御製品の小型化技術
5.パワーデバイスの高放熱実装設計
5.1 パワーデバイスの放熱構造動向
5.2 パワーデバイスの接合材料
5.3 両面放熱パッケージにおける実装技術
5.4 樹脂封止技術
6.将来動向
6.1 インバータの効率向上
6.2 e-Axleの動向
6.3 車載電子製品の開発の進め方
【質疑応答】