クリーンルームの維持管理と静電気対策の実際
【LIVE配信】2024/4/17(水) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】4/19~4/26 (何度でも受講可能)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 清水 英範 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★できるだけお金をかけないでクリーン化を構築・実践するための、
一般にはあまり公開されていない泥臭い本当のノウハウを伝授!
★チェックリスト他、現場診断に役立つ様々な参考資料を配布致します。
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
今回のセミナーでは、クリーンルームの有無に関わらず、クリーン化の基本の理解や不足している技術を補完するとともに、できるだけお金をかけずに自社の現場に相応しいクリーン化技術を構築する機会にしていただきたいと考えています。
微小異物付着等の原因でクレームが頻発すると、取引先から製造現場をクリーンルームにすることや、現場の監査により環境改善を要求されることがあります。また、ゴミ起因で歩留まりが低下すると利益の減少にも繋がります。このため昔から“クリーン化は経営に直結する。故に企業の競争力である”と言われてきました。
このような背景から、クリーン化はものづくり企業では重要な技術であるとして長い間門外不出とされてきたので、なかなか普及、拡散していないのが現実です。最近は表面的、部分的には公開されるようになりましたが、泥臭い本当のノウハウは未だに各社とも公開していません。
私は、定年退職まで、国内、海外(東南アジア)の多くの現場を指導して来ました。
その中で培ったクリーン化に関する泥臭いノウハウに加え、人財育成や現場での事故事例なども紹介します。私の経験や思いを皆さんに伝えることで、現場体質改善・強化のお手伝いが出来れば嬉しいことです。
一部には、現場をクリーンルームにすれば歩留まりが向上すると錯覚されている方も見受けられます。そして“クリーンルームにしたけれど、お金がかかる割に歩留まりが向上しない”と言う疑問やぼやきが出て来ます。
クリーンルームにしたことだけで歩留まりが改善するのではなく、それをきちんと管理、運用する側の知識、日々の活動が一体となって初めて成し遂げられます。これらのことを理解し、クリーン化をきちんとやり続けている企業の現場体質は強いと感じます。
クリーン化技術は大きな技術が存在するというよりも、小さな技術の積み重ねです。その一つ一つに“なぜ”があります。それらを理解、標準化し、クリーンルームを適性に管理することで、投資効果が期待できます。
クリーンルームを保有している企業の経営者や管理職の方も、クリーンルームにすれば歩留まりが向上すると言った神話や思い込みでなく、投資に見合うようあるべき姿を具現化し、体質強化、基盤作りに繋げていただきたいと思います。それらの取り組みにより、作り込み品質も向上し、かつ、その活動をPRすることで、受注の増加や新規契約も期待できると考えます。
日本は未だに東南アジア諸国に対し、上から目線、単なる工数という意識が存在します。
ところがその国々の現場が、日本の企業を追い越しているとの脅威を感じることが多々ありました。こういう場面に直面するたびに、国内のものづくり現場の体質に強い危機感を感じます。それらの事例も紹介します。
日々黙々と生産活動を繰り返すだけでなく、他を知ることで自社の現場をより競争力ある体質に作り上げていきましょう。
私のたった一つの思いは、
日本のものづくり企業の体質を強くしたい、そしてその活動に関わっていたいです。
生き残りをかけ、危機意識を持って強い体質のものづくり現場をつくりましょう。そのための支援は惜しみません。可能な限りお手伝いさせていただきます。
セミナーだけに終わらず、後日でもお声掛けいただければ喜んで対応いたします。
目前の利益確保に目が向きがちですが、長い目で見た企業存続の視点では、企業は人なりと言われるように、“人財育成への投資”は将来の永続的な繁栄に繋がる重要な項目です。
クリーン化の基礎という内容の性質上、大企業の方のみならず、中小企業の方もぜひ聴講していただきたいと思います。
*セミナー出席者には、現場で実際に役立つ下記の参考資料を配布致します。
●追加資料
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
★セミナー受講者のみなさまへ 現場診断、指導にも対応いたします。
専門的かつ多面的に現場を見ることで、クリーン化や人財育成、安全等の面で日頃気がつかない部分を顕在化し、改善に繋げられるようアドバイスをさせていただきます。
これらの項目に手を打つことは、企業の経営改善に繋がります。
現場の状態は日々変化しますから、短時間では見えないことも多いです。
これを機会にクリーン化、安全、人財育成などの相談もしていただけたらと思います。
私は、現場を見る時間が長かったので、その経験から理論、理屈よりも現場そのものを見て、より具体的、効果的なアドバイスをさせていただきます。
*詳細は、別途お問い合わせ下さい。
(当日、講師のメールアドレスをご連絡させていただきます)。
清水 英範 先生
1.はじめに
(1) 最近のものづくり企業の動向
(2) クリーン化について
a. クリーン化とは
b. クリーン化の歴史
(3) クリーン化の見方、考え方
参考 米作りに例えたクリーン化
a. なぜクリーン化が必要か
2.クリーン化の目的
(1) クリーン化の4つ目的
(2) クリーン化の平面的な見方
a. クリーン化と安全と作業ミスの関係
(3) クリーン化の効果
3.クリーン化で重要なこと
(1) 成功の条件
a. TOP、管理監督者の役割
b. 目標の設定
c. 全体活動
(2) クリーン化のなぜを考える
a. なぜ更衣室があるか
b. なぜ防塵衣(クリーンスーツ)を着るのか
c. なぜ防塵衣に着脱順序があるか
参考
①クリーニングについて
②防塵衣の劣化事例
(3) クリーン化活動継続のための仕掛けがあること
a. イベント事例紹介
4.クリーン化の具体的な進め方
(1) クリーン化4原則について
a. クリーンルームでの最大の発生源は人である
b.エアシャワーの正しい浴び方と注意点
c. 感性、気づき
(2) クリーンルームとは
a. 定義、方式、クリーン度の表し方
b.クラス別パーティクル起因の比較と改善の仕方
(3) 気流について
a. 気流の可視化
b. 不具合事例
5.クリーン化活動のステップ展開
(1) クリーン化3ステップ
a. ステップ1(清掃・整理・整頓)
b. ステップ2(発生源対策・改善の実施)
c. ステップ3(標準化・定着化)
6.診断・指導について
(1) 現場診断・指導について
a.クリーンルームの外回りの確認
(2) 設備診断について
a.診断手順
①設備周囲の概略診断
②設備周囲の詳細診断
③設備内部の詳細診断
b. 設備、付帯設備の見方
c. 設備発塵、不具合事例
d. メンテナンスについて
7.安全について
(1) 事故事例
(2) 地震対策
8.清掃について
参考 掃除について 松下幸之助の掃除の話
(1) 清掃の手順
事例の紹介
(2) 3S(整理・整頓・清掃)について
事例紹介
9.人財育成について
(1) クリーン化教育のコツ
(2) 海外の事例
10.クリーン資材について
(1) クリーン資材の種類
(2) クリーン資材の選定
(3) 購入時の不具合事例
最後に:私の心に残っていることば
*追加資料の簡単な説明
<質疑応答>
未定
未定
未定
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
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