リサイクル炭素繊維の品質評価、樹脂との複合化【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2023/4/14(金)10:30~16:15 |
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担当講師 | 入澤 寿平 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★ リサイクルCFの力学特性評価! 熱可塑性樹脂の含侵!
リサイクル炭素繊維の品質評価、樹脂との複合化
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
省エネルギー、新エネルギー分野において炭素繊維およびCFRPへの期待は高まるばかりである。一方で、使用することによってサステナブル社会にも大きく貢献すると言われる中で、その廃棄処理が課題となりつつある。CFRPが本当の意味でサステナブル材料になる上で、リサイクル技術の開発は急務である。本講座では、炭素繊維の基礎から、近年の関連研究の動向を説明し、リサイクルに対する必要性を説明するとともに、リサイクル業界の取り組みを紹介する。また、学術面から検討されているリサイクル炭素繊維の評価に関して、またリサイクル炭素繊維の特徴に従った適切な用途について説明する。
複合材料の一般的な説明から、リサイクル炭素繊維活用の必要性やリサイクル炭素繊維の評価技術まで説明する。
リサイクルされた炭素繊維基材から複合材料を成形する技術について、現在の技術動向をふまえて説明する。特にリサイクル炭素繊維の不織布基材に熱可塑性樹脂を含浸させてCFRTPを成形する技術研究について詳しく紹介する。
習得できる知識
- 炭素繊維の基本
- リサイクル炭素繊維を含む業界の最近の関連研究動向
- CFRPのリサイクル技術に関する研究開発動向
- リサイクル炭素繊維の評価手法
- リサイクル炭素繊維の特徴と特徴にあった用途開発
- 炭素繊維の単繊維を用いた力学特性手法、リサイクル炭素繊維の評価手法
- リサイクル炭素繊維基材を用いた複合材料の成形技術
- 炭素繊維基材への樹脂含浸の基礎理論
担当講師
1.岐阜大学 工学部 化学・生命工学科物質化学コース 准教授 博士(工学) 入澤 寿平 氏
2.(国研)産業技術総合研究所 マルチマテリアル研究部門 ポリマー複合材料材料グループ 主任研究員 博士(工学) 杉本 慶喜 氏
3.金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター 研究員 博士(工学) 石田 応輔 氏
セミナープログラム(予定)
【10:30-12:00】
1.リサイクル炭素繊維の研究開発動向と使いこなし技術開発
岐阜大学 工学部 化学・生命工学科物質化学コース 准教授 博士(工学) 入澤 寿平 氏
【習得できる知識】
- 炭素繊維の基本
- リサイクル炭素繊維を含む業界の最近の関連研究動向
- CFRPのリサイクル技術に関する研究開発動向
- リサイクル炭素繊維の評価手法
- リサイクル炭素繊維の特徴と特徴にあった用途開発
【講座の趣旨】
省エネルギー,新エネルギー分野において炭素繊維およびCFRPへの期待は高まるばかりである.一方で,使用することによってサステナブル社会にも大きく貢献すると言われる中で,その廃棄処理が課題となりつつある。CFRPが本当の意味でサステナブル材料になる上で,リサイクル技術の開発は急務である。本講座では,炭素繊維の基礎から,近年の関連研究の動向を説明し,リサイクルに対する必要性を説明するとともに,リサイクル業界の取り組みを紹介する。また,学術面から検討されているリサイクル炭素繊維の評価に関して,またリサイクル炭素繊維の特徴に従った適切な用途について説明する。
1.炭素繊維の基本
1.1 炭素繊維とは
1.2 炭素繊維,CFRPの開発動向
1.3 炭素繊維の製造方法と近年の低コスト化に対する取り組み
2.炭素繊維のリサイクル技術
2.1 リサイクル技術の現状
2.2 種々リサイクル技術の特徴とリサイクル炭素繊維の評価
2.3 リサイクル炭素繊維の再利用
3.サステナブルなCFRPの実現に向けた取り組み
3.1 炭素繊維の未来
3.2 完全循環CFRPの提案
3.3 2050年に向けた革新的技術の必要性
【質疑応答】
【13:00-14:30】
2. リサイクル炭素繊維の品質評価
(国研)産業技術総合研究所 マルチマテリアル研究部門 ポリマー複合材料材料グループ 主任研究員 博士(工学) 杉本 慶喜 氏
【専門】材料力学、炭素材料、繊維材料
【習得できる知識】
炭素繊維の単繊維を用いた力学特性手法、リサイクル炭素繊維の評価手法
【講座の趣旨】
複合材料の一般的な説明から、リサイクル炭素繊維活用の必要性やリサイクル炭素繊維の評価技術まで説明します。
1.炭素繊維・炭素繊維複合材料
1.1 炭素繊維とは
1.2 炭素繊維複合材料とは
2.炭素繊維複合材料のリサイクル
2.1 炭素繊維複合材料の需要
2.2 炭素繊維複合材料のリサイクルの必要性
2.3 炭素繊維複合材料のリサイクル方法
2.4 現在行われているリサイクル方法
3.リサイクル炭素繊維の評価方法
3.1 複合材料の物性予測に必要な繊維物性
3.2 新品の炭素繊維用に開発された評価技術
3.3 リサイクル炭素繊維の評価方法
4.今後の検討課題
4.1 今後リサイクルに必要なこと
4.2 試験手法の標準化について
【質疑応答】
【14:45-16:15】
3.リサイクル炭素繊維を用いたCFRTPの含浸成形技術
金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター 研究員 博士(工学) 石田 応輔 氏
【習得できる知識】
- リサイクル炭素繊維基材を用いた複合材料の成形技術
- 炭素繊維基材への樹脂含浸の基礎理論
【講座の趣旨】
リサイクルされた炭素繊維基材から複合材料を成形する技術について、現在の技術動向をふまえて説明する。特にリサイクル炭素繊維の不織布基材に熱可塑性樹脂を含浸させてCFRTPを成形する技術研究について詳しく紹介する。
1.リサイクル炭素繊維基材について
1.1 リサイクル炭素繊維の種類
1.2 各種の中間基材の紹介
2.リサイクル炭素繊維を用いた複合材料の成形技術
2.1 熱可塑性樹脂を用いた技術
2.2 熱硬化性樹脂を用いた技術
3.リサイクル炭素繊維の不織布を用いたCFRTP成形技術
3.1 樹脂含浸の基礎理論
3.2 不織布基材の特性
3.3 熱可塑性樹脂を用いた含浸成形技術
3.4 CFRTPシートの連続製造技術
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/4/14(金)10:30~16:15
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。