機能性ソフトマテリアルの基礎と応用【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2022/4/22(金)12:30-17:00 |
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担当講師 | 徳山 英昭 氏 |
開催場所 | [東京・亀戸]亀戸文化センター6階 第3研修室 |
定員 | - |
受講費 | 41,800円 |
○様々な産業で活用されている高分子ゲル/グラフトポリマーを基礎から学び研究開発に活かす!
○種類や基礎特性等の基本から作製・制御法、
吸着・貯蔵・触媒・膜材料・医療ほか様々な応用展開と開発動向まで。
機能性ソフトマテリアルの基礎と応用
≪様々な高分子ゲルおよびグラフト材料の作製・制御から化学工業・環境・エネルギー・医療等への応用≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
ゲルやグラフトポリマーは柔軟性に富むソフトマテリアルであると同時に、外界と物質やエネルギーのやりとりができる開放系のマテリアルである。高分子を基盤としたこれらのソフトマテリアルは、材料自身も、またその機能も非常に多様に設計することが可能であり、反応・分離場、貯蔵・放出場、エネルギー変換場、生体培養・生体組織構築場等まで、様々なエンジニアリングに繋がっている。アイディア次第で更なる応用展開が可能であり、本講演では、ゲルやグラフトポリマーの実際の作製方法から、これらの特性をフルに活かした分離材料、触媒材料、生体材料等々の様々な研究事例を解説する。
◆受講後、習得できること
ゲルやグラフト材料の基礎知識、作製技術、応用技術、研究開発動向をご理解いただけます
■受講者特典:
当日はゲルやグラフト材料などの実物をご紹介いたします。ご希望の方へは感温性ゲルやグラフト材料をプレゼントいたします。
◆受講対象者
ゲルやグラフト材料に興味のある方、今後の業務に活かしたい方向けに、基礎知識、作製技術、応用技術、研究開発動向などを紹介いたします。
◆必要な予備知識など
- 高校卒業レベルの化学の知識
- ゲルやグラフト材料についての予備知識はなくても結構です。
担当講師
東京農工大学 大学院 工学研究院 准教授 徳山 英昭 先生
東京農工大学 大学院 工学研究院 准教授 大橋 秀伯 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
■徳山先生ご略歴:
学歴
1996, 03 名古屋大学 工学部 分子化学工学科 卒業
1998, 03 名古屋大学 大学院工学研究科 分子化学工学専攻 修士課程 修了
2003, 03 名古屋大学 大学院工学研究科 分子化学工学専攻 博士課程 修了
職歴
1998, 04-1999, 06 三洋化成工業株式会社
2003, 04-2005, 03 広島大学 大学院工学研究科 物質化学システム専攻 助手
2005, 04-2008, 09 名古屋大学 大学院工学研究科 化学・生物工学専攻 助手
2008, 10- 東京農工大学 大学院工学府 応用化学専攻 准教授
■大橋先生ご略歴:
学歴
2003,03 東京大学 工学部 化学システム工学科 卒業
2005,03 東京大学大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻 修士課程 修了
2008,09 東京大学大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻 工学博士取得
職歴
2008,04-2016,02 東京工業大学 資源化学研究所 助教
2016,03- 東京農工大学 大学院工学府 応用化学専攻 准教授
セミナープログラム(予定)
【第1部】
1.ゲルとは
1)ゲルの定義・分類
2)身の回りのゲル
・化学ゲル(紙おむつ原料、ソフトコンタクトレンズなど)
・物理ゲル(食品関連、吸油材)
3)刺激応答性ゲル
・温度、pH、光、電場、分子などの刺激により特性変化するゲル
・感温性ポリマー・ゲルの基礎特性
4)ゲルの基礎特性(膨潤特性、物質の拡散)
2.ゲルの作製と形態制御
1)ゲルの合成
・ラジカル重合によるゲル合成(実験方法詳細)
2)ゲル粒子
・ナノ、マイクロ、ミリオーダーのゲルの作製法
3)多孔質ゲル
・貫通孔を持つ多孔質ゲル/独立孔を持つ多孔質ゲル
4)ナノファイバーシート
5)高強度ゲル
・ダブルネットワークゲル/有機無機複合ゲル/環動ゲル
3.ゲルの応用展開
1)物質貯蔵
・高吸水性樹脂(SAP)/オイルゲル化剤
2)環境浄化
・感温性ゲルを用いた脱水システム
・感温性ポリマーを用いた凝集システム
3)物質吸着
・有機物や金属イオンの分離材(温度スイング吸着)
・水晶振動子マイクロバランス(QCM)
4)触媒担体
・ゲル触媒を用いた有機合成反応
・生体触媒(酵素、酵母、微生物)固定化ゲルを用いた反応
・金属ナノ粒子複合ゲルを用いた有機合成反応
・チタニアナノ粒子複合ファイバーを用いた有機物の分解
5)医療・バイオ
・細胞培養ゲル/ドラッグデリバリーシステム(DDS)
【第2部】
1.グラフトポリマーとは
1)「グラフト」とは
2)グラフトの種類
3)表面処理としてのグラフトの特徴
2.グラフトポリマーの合成方法
1)グラフト重合法の分類
2)化学的なグラフト手法
・表面開始ATRPグラフト重合法
・多様な材料へのグラフト
3)光化学的なグラフト手法
・大気圧プラズマグラフト重合法
・生成グラフトポリマーの特徴
3.グラフトポリマーの応用展開
1)膜材料・不織布のグラフト材料
・イオン交換膜
・分子や様々な刺激を認識してゲートが開閉する膜
・電池用途の電解質膜(燃料電池から)
・高速吸着材料から酵素反応への応用まで
・分離膜のファウリング防止機能
2)材料表面へのグラフト
・細胞で組織を作る細胞シート工学
・生体適合性表面
・様々な機能性表面
3)粒子へのグラフト
・ナノ粒子の分散安定化
・正浸透用ドロー溶質
その後、質疑応答、情報交換など
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2022年4月22日(金) 12:30-17:00
開催場所
[東京・亀戸]亀戸文化センター6階 第3研修室
受講料
1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
※学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
備考
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
お申し込み方法
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