《細胞,タンパク質,DNA,微生物,酵母,製剤粉末など》バイオ系粒子における各種測定・評価法とその進め方,応用【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2024/1/26(金)9:50~17:10 |
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担当講師 | 松尾 亮太郎 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 1名につき66,000円(税込) |
★試料の採取から ,試料にダメージを与えない実験環境や機器操作の留意点
★粉としての「ふるまい」 , 糊としての「付着性」 , 流動性や変形性の「可視化」など
≪細胞,タンパク質,DNA,微生物,酵母,製剤粉末など≫
バイオ系粒子における各種測定・評価法と
その進め方,応用
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
バイオ医薬品の製造,品質管理,安全性評価において,粒子径や分散性を測定することは重要です。 例えばナノ粒子を用いた薬物送達システムでは,粒子のサイズが薬物の拡散や組織内での動態に 影響を与えるため,これらの特性の正確な測定が必要です。 本セミナーでは様々な粒子の計測技術の種類,原理,測定事例について学びます。
習得できる知識
- DLS(動的光散乱法)/PTA(粒子トラッキング解析法)を用いた,バイオ系粒子の粒子径・個数濃度測定の原理と事例紹介
- 微細藻類由来のタンパク質のUF膜や吸着プロセスによる分離
- ~細胞,タンパク質,製剤粉末など~「バイオ系粒子」における 「付着力」・「凝集力」・「摩擦力」測定解析法とその応用
- 低吸着樹脂の製品開発と材料表面の付着性評価
- qLD(定量レーザ回折・散乱法)/DIA(動的画像解析)を用いたバイオ系粒子のサイズ・濃度・形状評価 ~タンパク凝集体,細胞塊の評価や異物検出など~
- 分光・粒子径解析技術を用いた「バイオ系粒子」の分析とその応用
担当講師
スペクトリス(株) マルバーン・パナリティカル事業部 ナノメトリクス製品担当 松尾 亮太郎 氏
佐賀大学 大学院 工学系研究科,教授 博士(工学) 川喜田 英孝 氏
(株)ナノシーズ 技術顧問 羽多野 重信 氏
(地独)大阪産業技術研究所 森ノ宮センター 博士(工学) 山内 朝夫 氏
(株)島津製作所 分析計測事業部 Solutions COE 前田 裕貴 氏
(株)堀場製作所 開発本部 オープンイノベーションLab部 Open Innovation チーム 佐藤 優穂 氏
セミナープログラム(予定)
【9:50~10:50】
第1部 DLS(動的光散乱法)/PTA(粒子トラッキング解析法)を用いた,バイオ系粒子の粒子径・個数濃度測定の原理と事例紹介
●講師 スペクトリス(株) マルバーン・パナリティカル事業部 ナノメトリクス製品担当 松尾 亮太郎 氏
1.動的光散乱法(DLS)について
1.1 動的光散乱法とは
1.2 測定原理(DLS)
1.3 DLSの注意点
2.粒子トラッキング解析法(PTA)について
2.1 粒子トラッキング解析法とは
2.2 測定原理(PTA)
2.3 PTAの注意点
3.粒子濃度測定
3.1 DLS(MADLS)による粒子濃度測定
3.2 PTAによる粒子濃度測定
3.3 DLTとPTAの比較
4.総括
4.1 本日のまとめ
【質疑応答】
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【11:00~12:00】
第2部 微細藻類由来のタンパク質のUF膜や吸着プロセスによる分離
●講師 佐賀大学 大学院 工学系研究科,教授 博士(工学) 川喜田 英孝 氏
1.微細藻類含有タンパク質について
1.1 微細藻類とは
1.2 含有する生体分子について
1.3 フィコビリプロテインについて
2.UF膜による微細藻類由来のタンパク質の精製
2.1 クロスフローによるUF膜の利用
2.2 UF膜による微細藻類中のタンパク質精製
2.3 UF膜を用いたタンパク質精製の数学モデル
3.吸着法による微細藻類由来のタンパク質の精製
3.1 吸着法によるタンパク質の精製
3.2 数学モデルによる精製挙動の記述
4.UF膜および吸着法を組み合わせたタンパク質精製
4.1 UF膜,吸着法の数学モデル
4.2 UF膜および吸着法を組み合わせた数学モデルの開発と精製の予想
【質疑応答】
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【12:50~14:00】
第3部 ~細胞,タンパク質,製剤粉末など~「バイオ系粒子」における 「付着力」・「凝集力」・「摩擦力」測定解析法とその応用
●講師 (株)ナノシーズ 技術顧問 羽多野 重信 氏
1.はじめに
1.1 粉体の特徴
1.2 粉体の一次物性と二次物性
2.粉体の付着力
2.1 付着力の定義
2.2 付着力発現の要因
2.3 単一粒子の付着力測定と評価
3.粉体の凝集力
3.1 凝集力の定義
3.2 凝集力の測定と評価
4.粉体の摩擦力
4.1 摩擦力の定義
4.2 摩擦力の測定と評価
【質疑応答】
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【14:10~15:10】
第4部 低吸着樹脂の製品開発と材料表面の付着性評価
●講師 (地独)大阪産業技術研究所 森ノ宮センター 博士(工学) 山内 朝夫 氏
1.低吸着樹脂の開発の背景
1.1 社会的背景
1.2 需要とコスト面の課題
1.3 技術と評価の課題
2.吸着評価法
2.1 タンパク質に対する吸着
2.2 DNAに対する吸着
2.3 培養細胞に対する吸着
3.低吸着樹脂の設計と評価
3.1 成型条件
3.2 成型評価
3.3 吸着性能の評価
4.試作品の評価
4.1 既存製品との比較
4.2 耐久性と用途別の比較
4.3 新たな利用途
【質疑応答】
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【15:20~16:05】
第5部 qLD(定量レーザ回折・散乱法)/DIA(動的画像解析)を用いたバイオ系粒子のサイズ・濃度・形状評価
~タンパク凝集体,細胞塊の評価や異物検出など~
●講師 (株)島津製作所 分析計測事業部 Solutions COE 前田 裕貴 氏
1.はじめに
1.1 バイオ系粒子の評価の必要性(バイオ医薬品中の不溶性微粒子評価を例に)
1.2 各種評価方法
2.定量レーザ回折・散乱法
2.1 定量レーザ回折・散乱法の測定原理
2.2 定量レーザ回折・散乱法の特徴
2.3 タンパク凝集体,エクソソームなどの評価事例
3.動的画像解析法
3.1 動的画像解析法の測定原理
3.2 動的画像解析法の特徴
3.3 細胞塊,酵母,食品中粒子などの評価事例
【質疑応答】
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【16:10~17:10】
第6部 分光・粒子径解析技術を用いた「バイオ系粒子」の分析とその応用
●講師 (株)堀場製作所 開発本部 オープンイノベーションLab部 Open Innovation チーム 佐藤 優穂 氏
1.はじめに
1.1 「光」を使った分析
1.2 粉体特性・粒子径解析技術
2.粉体の物性解析
2.1 粒子径解析
2.2 ラマン分光法を用いた評価
2.3 プロセスにおける可能性と展望
3.バイオ医薬品の凝集性評価
3.1 バイオ医薬品の凝集物検出
3.2 抗体の凝集特性の解析
4.遠心沈降法を用いた分析
4.1 測定原理概要
4.2 バイオマス材料の分散性評価
4.3 脂質ナノ粒子の分析
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024/1/26(金)9:50~17:10
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。