テラヘルツ波技術の基礎と産業応用可能性【提携セミナー】
開催日時 | 【LIVE配信】2025/2/6(木) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】2/7(金)~2/14(金) (何度でも受講可能) |
---|---|
担当講師 | 川瀬 晃道 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
★講師が有しているテラヘルツ波に関する知識の殆どを半日で集中的に伝授します!
テラヘルツ波技術の基礎と産業応用可能性
《テラヘルツ光源/検出方法の開発/テラヘルツ分光/イメージングの応用》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
近年,テラヘルツ波と呼ばれる約0.3~10THz(波長1 mm~30 μm)の電磁周波数帯の光源開発とその応用開拓が急速に進んでいます.この帯域は電波と光波の中間に位置しており,電波のように紙,プラスチック,ビニール,繊維,半導体,粉体など種々の物質を透過すると共に,光波のようにレンズやミラーで空間を自在に取り回すことができます.
また,ミリ波に比べて波長が短いため,多くのイメージング用途にとって必要十分な空間分解能を有しています.さらに,ビタミンや糖,医薬品,禁止薬物などの試薬類に固有の吸収スペクトルがテラヘルツ帯で見出され,その分光応用可能性が広がりつつあります.
我々は、新型広帯域波長可変テラヘルツ光源/検出方式の開発、および、テラヘルツ分光/イメージングの応用開発を精力的に進めており、国際的に高く評価されています。それらの幅広いテラヘルツ技術と応用可能性に関して集中的に解説します。(他方、ご要望に応じて、世界的に蔓延っているテラヘルツ健康グッズの問題点についてもお答えします。)
◆習得できる知識
- テラヘルツ波技術および産業応用に関する基礎知識(川瀬が有しているテラヘルツ波に関する知識の殆どを半日で集中的に伝授します)。
◆受講対象
- あらゆる分野の方
◆必要な前提知識
- 大学1~2年生程度の知識
◆キーワード
テラヘルツ,テラヘルツ分光,テラヘルツ光源,イメージング,セミナー,講演,研修
担当講師
名古屋大学大学院 工学研究科電子工学専攻 教授 博士(工学)川瀬 晃道 氏
【ご専門】テラヘルツ波工学
【受賞歴】
FTT 2022 Terahertz Technology Prize
https://ftt2022.com/thzprize.html
セミナープログラム(予定)
1.テラヘルツ波の基礎技術
・テラヘルツイメージング例
・テラヘルツ波の特長
・THz-TDS(時間領域分光法)
・様々なテラヘルツ光源
・黒体輻射とインチキ テラヘルツ健康グッズ
・様々なテラヘルツ検出器
・テラヘルツ帯の光学素子
・メタルメッシュエタロンによる波長、線幅計測
・ワイヤーグリッドによる偏光特性計測
2.レーザー励起テラヘルツ発生/検出
2-1 テラヘルツパラメトリック光源
・光注入型テラヘルツパラメトリック発生器(is-TPG)
・μチップレーザー励起テラヘルツ光源
・新型(is-TPG)超高輝度テラヘルツ発生と検出
・CCDを用いたテラヘルツ検出
・テラヘルツ波増幅器
2-2 チェレンコフ型テラヘルツ光源
・チェレンコフ型のメリット
・差周波混合型テラヘルツ光源
・非線形光導波路型テラヘルツ光源
・導波路用Siプリズムカプラー
・導波路型非線形結晶の選択基準
3.テラヘルツ分光・イメージング
3-1 安全安心への応用展開
・液体小袋のマイクロリーク検出
・テラヘルツ波の散乱強度による粉体検出
・郵便物スクリーニング装置
・薬物の透視に最適な周波数帯
・テラヘルツ帯の分子スペクトルの特徴
・種々の試薬類の指紋スペクトル
・封筒や衣服などに隠匿された試薬の分光
・is-TPGとTHz時間領域分光の検出能力比較
・多波長発生/ワンショット分光
・リアルタイム分光の高安定化
3-2 テラヘルツ分光/イメージングシステム
・試薬類の主成分分析
・混合サンプルの識別
・TDSを用いたテラヘルツ分光イメージング
・is-TPGを用いたテラヘルツ分光イメージング
・テラヘルツ3D-CTシステム
・エンジンフィルター内のススの3D-CTイメージング
・各種製品のテラヘルツ3D-CT
3-3 テラヘルツトモグラフィによる断層画像計測
・ファイバレーザ励起小型テラヘルツトモグラフィシステム
・DAST結晶を用いた超短パルスTHz波発生
・車の塗装膜等のトモグラフィー観察例
4. 種々のテラヘルツセンシング・イメージング技術
・テラヘルツ波の干渉を用いた超高感度イメージング
・Si導波路からのエバネッセント波を用いたセンシング
・光によるテラヘルツ波変調の可能性
・レーザーTHz放射顕微鏡
・青果物の非破壊・非侵襲評価
・植物工場における潅水の最適化
・凍結解凍サイクルの最適化
・ミリ波を用いた簡易計測
・テラヘルツスキャナーによるインライン検査
公開セミナーの次回開催予定
開催日
【LIVE配信】2025/2/6(木) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】2/7(金)~2/14(金) (何度でも受講可能)
開催場所
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
- 1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
- 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。
※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
備考
- PDF配布
※紙媒体での配布はございません。
※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらかご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。