磁性材料の基礎からパワーエレクトロニクスへの応用と最新動向まで【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 今岡 淳 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
○カーボンニュートラルに向け、更に重要度増すパワーエレクトロニクス回路のセミナー。
○磁性材料やパワエレ回路の基礎から、高効率・高電力密度・高放熱を生みだす応用設計法、
モデリング・シミュレーションによるフロントローディングデザインまで。
磁性材料の基礎から
パワーエレクトロニクスへの応用と最新動向まで
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
カーボンニュートラルへ向けて、データセンター、電動化された移動体(自動車や航空機など)、再生可能エネルギーに向けたパワーエレクトロニクス機器の開発がより一層重要となっている。こうした中で, 近年パワーエレクトロニクス回路においては、付加価値を高めるため、磁気部品の工夫による高電力密度化・高効率化へ向けた試みが複数散見される。
そこで, 本セミナーでは電力変換回路で扱う磁性材料の基本や素子(インダクタ・トランス)、回路における応用技術について、ものづくりの入り口である磁性材料からその応用出口まで、先端的な内容を踏まえて解説をする。さらに、近年は短期間で設計が可能なフロントローディングデザインの考え方が一般的になりつつあるが、これにはシミュレーション(回路・有限要素法)の援用が必要不可欠である。本セミナーでは、これらの応用事例も交えて解説する。
◆受講後、習得できること
○カーボンニュートラルに関わるパワーエレクトロニクス分野の動向
- 再生可能エネルギー(パワーコンディショナ)について知りたい方
- 車載用電力変換器(自動車などを例として)について知りたい方
- データセンター応用について知りたい方
○磁気部品(電力変換器で活用されるインダクタやトランス)の基本とその応用
- 磁性材料の種別やその応用(フェライト・粉末・積層コア)について知りたい方
- 回路などの基本を習得されたい方
- 化合物半導体による高周波駆動と部品サイズの関係について知りたい方
- パワエレ回路の高付加価値を生む磁気部品の応用設計法(高効率・高電力密度・高放熱)について知りたい方
○フロントローディングデザインに向けたシミュレーションモデルとそのモデリング法
- 磁性材料パラメータの温度依存性モデリング(鉄損・透磁率)について知りたい方
- FEMシミュレーションの基本について把握されたい方
◆受講対象者
- 磁性材料の研究開発の方でパワーエレクトロニクス分野において応用を検討されている方。
- 磁気部品設計をされている方で材料またはパワエレ回路の知見を得たい方
- パワーエレクトロニクス回路における磁気部品の設計法などの知見を得たい方
- パワーエレクトロニクスに関してシミュレーションをベースとして開発に携わっておられる方
◆必要な予備知識など
基礎からわかるように解説致します。
担当講師
名古屋大学 未来材料・システム研究所 准教授 今岡 淳 先生
2013年 3月 島根大学大学院総合理工学研究科博士前期課程修了.
2013年 5月 株式会社パワエレアカデミー(島根大学発ベンチャー企業)の立ち上げサポートとして教育関連の事業, 受託評価 (ノイズ評価, 回路設計,磁気部品設計), 地域振興事業などに参画.
2014年 4月~2015年 9月 日本学術振興会特別研究員DC2着任.
2015年 9月 島根大学大学院総合理工学研究科電子機能システム工学専攻 修了 博士(工学).
2015年10月 九州大学大学院システム情報科学研究院電気システム工学部門の助教に着任.
2018年 4月 名古屋大学 大学院工学研究科電気工学専攻助教に着任
2021年 4月 名古屋大学 未来材料・システム研究所准教授に着任, 現在に至る。
現在の研究はパワーエレクトロニクス全般の研究(具体的には電力変換器用インダクタ・トランスの小型化・高効率化設計手法, 小型高効率化へ向けた回路技術,非線形磁性材料のモデリング, 損失解析, シミュレーション技術,スイッチング電源のノイズ解析・低減技術, 制御技術)に従事。IEEE (IAS, PELS, IE, Magnetic Society), 電気学会, 電子情報通信学会, パワーエレクトロニクス学会の各会員。
セミナープログラム(予定)
1.カーボンニュートラルに向けたパワーエレクトロニクスの最新動向
1)移動体応用システム(自動車など)
2)再生可能エネルギー応用(太陽光パワコンや蓄電システム)
3)データセンターでの電力変換システム
2.パワーエレクエレクトロニクスシステムの基本と磁気部品
1)パワーエレクトロニクス回路用磁気部品
a)パワエレ回路の基本
b)磁性材料とその応用
c)インダクタ・トランスに向けた設計基本
d)高周波動作と小型化効果(サイズ決定法の基本)
3.インダクタ・トランスのパワエレ応用技術
1)回路領域と磁気部品応用設計による高付加価値磁気設計
2)磁気部品構造の工夫による高放熱化
4.モデリング・シミュレーションによるフロントローディングデザイン
1)粒度別のシミュレーションとその棲み分け
2)磁気部品のモデリングとシミュレーション(温度依存性・発熱推定)
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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