溶接法摩擦攪拌接合(FSW)の基礎と課題ならびに適用例【提携セミナー】

レーザ溶接・接合の メカニズムおよびトラブル発生の原因・防止策と最新技術動向セミナー

溶接法摩擦攪拌接合(FSW)の基礎と課題ならびに適用例【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

佐藤 裕 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

○接合現象などの基礎から、摩擦攪拌点接合(FSSW)や摩擦攪拌プロセッシング(FSP)などの

派生技術、鉄鋼やチタン合金への適用例まで。

 

溶接法摩擦攪拌接合(FSW)の基礎と

課題ならびに適用例

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

摩擦攪拌接合(FSW)は非消耗接合ツールの回転により被接合材を固相状態で接合する技術です。本プロセスが開発されてから20年を超え、当初は溶接が難しいアルミニウム合金への適用に向けた基礎・応用研究に注力されていましたが、現在ではアルミニウム合金に限らず銅や鉄鋼への実用化例も報告されるに至っています。

 

本講演では、まずFSWの基礎を解説します。その後、実用化例と実用化に至ったポイントや課題・問題点を紹介し、自動車ボディ製造に普及している摩擦攪拌点接合(FSSW)や摩擦攪拌を材料改質技術として利用する摩擦攪拌プロセッシング(FSP)などの派生技術の基礎と応用について解説します。さらに鉄鋼やチタン合金のFSWに関しても平易に解説し、FSWの現状と課題について理解を深めます。

 

◆受講後、習得できること

  • FSWの基礎と応用ならびに問題点
  • FSSWの基礎と応用
  • FSPを用いた材料改質法
  • 鉄鋼やチタン合金に対する最新の適用事例
  • 摩擦攪拌現象の基礎
    など

 

◆受講対象者

  • FSWに興味がある方、基礎を習得したい方
  • FSWの適用を考えている技術者・研究者の方
  • 金属材料の接合技術に携わる技術者・研究者の方

 

◆必要な予備知識など

  • 特に必要としません。
  • 金属材料に関する一般知識があると更に理解が深まります。

 

担当講師

東北大学 大学院工学研究科 教授 佐藤 裕 氏

 

1997年3月 東北大学大学院工学研究科博士前期2年の課程修了
1997年4月 東北大学大学院工学研究科 助手
2003年1月~2004年1月 米国ブリガムヤング大学  博士研究員
2007年4月 東北大学大学院工学研究科 助教(名称変更)
2008年10月 東北大学大学院工学研究科 准教授
2017年4月 東北大学大学院工学研究科 教授
現在に至る。

米国溶接学会Prof. Koichi Masubuchi Award (2009年)、日本金属学会功績賞(2015年)、青葉工学振興会賞(2010年)、溶接接合工学振興会木原賞(2008年)、溶接学会溶接技術奨励賞(2005年)、他15賞受賞

溶接学会理事、溶接学会編集委員長、日本溶接会議第2委員会委員長、日本溶接協会東北地区溶接技術検定委員会委員長、第67回全国溶接技術競技会審査委員会委員長、軽金属溶接協会FSSW-JIS原案作成委員会委員長、日本材料学会東北支部長など多数歴任

 

セミナープログラム(予定)

1.摩擦攪拌接合(FSW)の基礎
1)FSWとは
a)FSWの利点
b)適用材料
c)接合条件、入熱、欠陥発生
d)接合ツールとその形状
2)接合現象
a)得られる諸特性、材料組織
b)材料流動
c)接合メカニズム
3)実用化例
4)問題点、注意点

 

2.派生技術
1)摩擦攪拌点接合(FSSW)
a)FSSWの基礎
b)接合装置と接合条件
c)新しいFSSW技術
2)摩擦攪拌プロセッシング(FSP)
a)摩擦攪拌に伴う組織変化
b)応用事例
3)その他派生技術
a)ボビンツールFSW
b)非回転ショルダ式FSW
c)補助加熱FSW

 

3.鉄鋼やチタン合金に対する適用例
1)接合に必要な要件
2)接合ツール開発状況とツール摩耗
3)各種鉄鋼への適用例と実用化例
4)チタン合金における諸問題と解決方法

 

4.まとめ

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

 

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