微細藻類研究の動向、基本的な培養設備と培養方法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 河村 耕史 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
・藻類の培養に必要な「設備」や「技術」を整理する:無菌化や光条件はどうする?
・今ホットな「大量培養」の研究動向もお伝えします
微細藻類研究の動向、基本的な培養設備と培養方法
≪大量培養を目指して≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
講師より/本セミナーのポイント
微細藻類が作るバイオ燃料は、再生可能でカーボンニュートラルな次世代燃料として期待されています。バイオ燃料は、光合成によって、大気中のCO2を原料として作られる液体燃料である点に特色があります。微細藻類はバイオ燃料の生産だけでなく、排ガス中のCO2の固定、廃液の浄化、有用物質生産など、多面的な利用可能性を持っています。
このような微細藻類によるバイオ燃料生産や有用物質生産についてこれから研究や事業化を検討されている方を対象に、微細藻類の生物学的な特性、単離培養に必要な設備と技術、有用株の選抜法、そして、大量培養法を紹介します。尚、今回は6月に開催される微細藻類の国際学会で得られた海外の最新情報もお届けする予定です。
◆受講後、習得できること
- 微細藻類の基礎知識:生物学的な定義、生息環境など
- 微細藻類の大量培養に向けた取り組みとその実現への指針
- 微細藻類の単離法・培養法:新たな遺伝資源の採取、スクリーニングに
- 微細藻類の有望株の探索方法
- 微細藻類によるバイオ燃料生産の取り組み
- 微細藻類のバイオ燃料生産以外の用途・副産物の報告事例
◆受講対象者
- 各企業の研究者・開発者や新規事業・テーマ推進担当者
- 微細藻類の情報収集をしている方、培養上の課題を知りたい方
- 微細藻類の産業利用・事業化を模索している方
- 微細藻類の大量培養を目指している方 等
担当講師
大阪工業大学 工学部 環境工学科 准教授 博士(農学) 河村 耕史 先生
2004年に京都大学大学院農学研究科にて博士(農学)の学位を取得後、(独)森林総合研究所、INRA(フランス国立農業研究所)、名古屋大学生命農学研究科で研究員を務め、2011年から現職にて微細藻類の研究を開始。専門は分子遺伝学と植物生態学。
セミナープログラム(予定)
1.微細藻類の基礎知識:バイオ燃料生産やそれ以外への展開に向けて
1.1 微細藻類を使ったバイオ燃料生産の利点と欠点
1.2 バイオ燃料化が期待される微細藻類種:それぞれの特徴
1.2.1 クロレラ
1.2.2 ユーグレナ
1.2.3 ボツリオコッカス
1.2.4 その他
1.3 微細藻類のバイオ燃料生産以外の用途や副産物
1.3.1 ヘマトコッカスによるアスタキサンチンの生産
1.3.2 珪藻を使った医療用ナノカプセル製剤の作製
1.3.3 微細藻類を使ったCO2固定、廃液処理
2.微細藻類の単離培養技術:有用株の選抜や大量培養に向けて
2.1 微細藻類の単離法
・各種単離法
・無菌化の考え方・手法、コンタミネーション対応
2.2 微細藻類の培養技術
・培地作成
・エアレーション
・光条件の考え方 など
2.3 微細藻類の有用株選抜法:新奇の有用野生株の探索、選抜法について
2.4 微細藻類の有用株育種法
・突然変異育種
・ゲノム編集技術の活用
2.5 微細藻類の大量培養法
・大型のフォトバイオリアクター
・屋外大量培養施設
3.ハワイにて6月に催される微細藻類の国際会議の概況
~International Conference on Algal Biomass, Biofuels and Bioproducts~
・本分野の国際的トレンド・実情をお伝えする予定です。
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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