和周波発生分光法(SFG分光法)の基礎と応用【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 森田 明弘 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
SFGの原理と適切な解析のための方法を解説します!
和周波発生分光法(SFG分光法)の基礎と応用
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
和周波発生分光は界面の分子を高い選択性をもって観測する振動分光で、それにもかかわらず光学的な手法で真空等の条件を必要としないため、界面計測として類例のない特徴があり、とりわけ液体など柔らかな界面の観測に高いポテンシャルをもっています。
一方、得られたスペクトルの解釈には、通常の(界面選択的でない)赤外やラマン分光とは異なる点があり、適切な解析のための知識と手法がこの分光を使いこなす鍵と言えます。このセミナーでは和周波分光を使用するにあたって必要となる基礎を中心に解説します。
◆受講後、習得できること
* 和周波分光の特徴とその原理
* 赤外・ラマン分光との共通点、相違点
* スペクトル解析の基礎と方法
* 界面系への応用例と得られる微視的構造
担当講師
東北大学大学院 理学研究科化学専攻 教授 博士(理学) 森田 明弘 先生
1992年12月 京都大学理学部・大学院理学研究科助手
2004年1月 岡崎国立共同研究機構・自然科学研究機構 計算科学研究センター助教授
2007年4月‐現在 東北大学大学院理学研究科化学専攻教授
第29回日本化学会学術賞、第1回分子科学国際学術賞
セミナープログラム(予定)
1. SFG分光とは
1.1 界面振動分光としての特長
1.2 歴史的な発展
2. SFG分光の基礎
2.1 非線形感受率 chi2 と界面構造
2.2 測定の光学配置と偏光
3. SFGシグナルの解析方法
3.1 スペクトルのモデリング - 振幅と位相
3.2 界面の数密度と分子配向
3.3 非線形感受率 chi2 の計算
4. その他の応用
4.1 帯電した固液界面
4.2 キラルの検出
5. 界面系への応用
5.1 水溶性界面 - O-H バンドの理解とその例
水、電解質水溶液、水-油界面、単分子膜
5.2 有機分子界面 - C-Hバンドの扱い、対称性の破れ、配向解析
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
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