スピントロニクスの基礎から応用事例と最新研究動向まで【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 深見 俊輔 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
○人工知能やIoT、量子コンピュータへの応用でも注目のスピントロニクス!
○基礎理論から、MRAMおよび人工知能や組合せ最適化問題など
新しい計算機ハードウェアの動作原理、最先端のスピントロニクスの研究動向や展望まで。
スピントロニクスの基礎から応用事例と最新研究動向まで
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
◆はじめに
電子の持つ電気と磁気の2つの性質を同時に利用するスピントロニクスはこの約30年で急速に発展しており、その応用の代表例であるMRAMの市場規模は今後数年間、年平均約85%で成長すると予測されています。またそれに伴いIoT、人工知能や量子情報処理などの様々な応用展開も開けてきています。
本講座ではこのスピントロニクスの基礎からスタートし、代表的な現象とその応用事例や最新の研究動向を紹介し、今後の展望を述べます。
◆受講後、習得できること
・スピントロニクスの基礎知識と最近の研究動向
・MRAMの動作原理、将来展望
・スピントロニクスに基づく人工知能ハードウェア、確率論的コンピュータなどの
新しい計算機ハードウェアの動作原理と今後の展望
など
◆受講対象者
・磁気工学、スピントロニクス分野の研究開発を始めたばかりの方からある程度の経験を経た方。
・人工知能ハードウェアや疑似的な量子コンピュータなど、新しいコンピュータに興味のある方。
・不揮発性スピンメモリ(MRAM)に興味のある方、携わっている方。
・スピントロニクスの最近の研究動向や新しい応用について情報を得たいと考えている方。
◆必要な予備知識など
高校レベルの力学、電磁気学、原子物理学の知識
◆ご講演中のキーワード
スピン、磁気トンネル接合、磁気抵抗効果、スピントルク磁化反転、MRAM、IoT、人工知能ハードウェア、確率論的情報処理
担当講師
東北大学 電気通信研究所 教授 深見 俊輔 先生
セミナープログラム(予定)
1.スピントロニクス物理の基礎
1)高校の復習(右ネジの法則など)
2)磁性の起源(交換相互作用)
3)様々な磁性材料とその用途
a)磁気異方性、軟磁性、硬磁性
b)磁気センサ
c)ハードディスク
d)不揮発性メモリ
2.磁気トンネル接合とMRAM
1)トンネル磁気抵抗効果
2)スピントルク磁化反転
3)熱安定性
4)MRAM
a)トグルMRAM
b)STT-MRAM
5)不揮発性論理集積回路とIoT、Society5.0への展望
3.スピントロニクスによる新しいコンピュータ
1)人工知能ハードウェア
a)非ノイマン型コンピュータ
b)メモリスタ
c)スパイキングニューラルネットワーク
d)リザバーコンピューティング
2)確率論的コンピュータ
a)組合せ最適化問題
b)機械学習
3)量子コンピュータとの関係
4.最近のスピントロニクスの研究動向
1)スピンオービトロニクス
2)反強磁性スピントロニクス
3)トポロジカルスピントロニクス
a)磁気スキルミオン
b)ノンコリニア反強磁性
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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